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第三節 混迷の暁に騒乱はいずる8
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フレドリック・ルード連合王国との国境に程近い町タールファは、暁の最中、不意に現れた闇の黒炎によって、みるみるうちに覆い尽くされていった。
寝込みを襲われた形になり、人々は悲鳴と怒号を上げて逃げ惑い、本来は賑やかであるはずの国境の町は、一瞬にして混迷と混乱の極みに立たされたのである。
揺らめき立つ黒き炎の波は、家屋も人も容赦なくその手中に飲み込んで、町全体を舐めるようにして進んでいく。
「嵐の次は魔物ですか!!?」
黒き炎に覆われた街中で騎馬の手綱を取りながら、緊張感もなくそんなことを叫んだのは、ロータスの大魔法使いの弟子にして見習い魔法使いのウィルタール・グレイであった。
そんな彼の眼前には二頭の騎馬が走っており、その馬上では、アーシェ一族最後の魔法剣士たる青年と、リタ・メタリカの勇敢で秀麗な姫君が手綱を取っていた。
暗黒の業火の中、逃げ惑う人々は皆町の外へと逃げ出していくが、この三騎の騎影は、それと逆行するようにどんどん町の中心部へと疾走していく。
燃え盛る業火に焼かれた家屋が、轟音を上げて次々と崩れ行くと、舞い立つ火の粉が、まるで天を覆う闇が如く虚空へと吹き上がったのである。
「ウィルタール、おまえ、封魔の術は使えるか?」
背中に負った鞘から金色の大剣を抜き払いながら、アーシェの魔法剣士ジェスター・ディグは、燃え盛る炎の如き鮮やかな緑玉の瞳で、広い肩ごしに背後を振り返ったのだった。
すらりと引き締まったその身に纏われる濃紺の衣。
長い裾が業火の中に翻り、その若獅子の鬣のような栗色の髪が、騎馬の蹄が地面を蹴る度に軽やかに虚空に跳ね上がっていた。
ウォルタールは、僅かばかり戸惑いながらも、明るい茶色の髪を揺らし、強く頷いて見せたのである。
「は、はい!」
「よし・・・・じゃあ、おまえは、このままジャハバル神殿に行け」
凛々しい唇で小さく微笑すると、ジェスターは、どこか余裕有り気な表情をしながら言葉を続けた。
「この騒動の元凶を絶つ。その間、おまえは神殿の鐘に封魔の術を施して、いいと言うまで鳴らし続けろ、わかったな?」
「な、何故ですか?」
「わからないのか?この炎は魔物の術だ、こいつを防がないとこの町はこのまま壊滅する。水じゃ消えない魔物の火を消すには、封魔の術しかないだろう?」
「それはわかりますが・・・なんで鐘を?」
「おまえは本当にスターレットの弟子か?おまえの力だけで鎮められるなら、神殿の力なんぞ借りずに済むが?」
怪訝そうな顔つきをするウィルタールに、ジェスターは、どこか呆れ返ったような口調でそう答えて言った。
「あ・・・!」
その時、ぶっきらぼうな彼の言葉の奥に秘められたその意図に、ふと気が付いて、ウィルタールはハッと華奢な肩を揺らしたのである。
黒い業火に覆われた町の中にあって、唯一その影響を受けていないのは、今、眼前に迫ってきているあのジャハバル神殿だけだ。
神殿は神聖な場所。
建造された際に、恐らく特殊な術が施されたはずだ。
ウィルタールの今の力量だけでは、この町全体に侵攻する闇の炎を全て消すことは出来ない、だから、神殿に施されたその力を借りて封魔の術を高め、鐘の音と共にそれを町中に広げろと、つまりそう言うことなのである。
それを把握した瞬間、ウィルタールは、まるで水を得た魚のような顔つきになって、その大きな青い瞳を輝かせると、いきなり、手綱を取る騎馬の腹を蹴ったのだった。
「僕!頑張ってみます!!姫、ジェスター様、どうかご無事で!!」
やっと、こんな未熟な自分でも役に立つことができる・・・!そんなことを思ったウィルタールの行動は、驚くほどに早かった・・・。
彼の騎馬は一気に眼前の二頭を追い抜いて、黒い火の粉が舞い飛ぶ最中を、一目散にジャハバル神殿へと向かって疾走していく。
「随分とたくましくなりましたね?ウィルトも?」
そんなウィルタールの後姿を見送ると、この騒乱と業火の最中にあって、臆した様子も戸惑う様子も見せずに、リタ・メタリカの美しく勇敢な姫君リーヤティアは、晴れ渡る空を映したような紺碧色の瞳を丸くして、どこか感心したようにそう言ったのだった。
瞳の色と同じ紺碧色をした艶やかな長い巻き髪が、緋色のマントを羽織る肩で緩やかに弾んでいる。
「ロータスの大魔法使いの弟子が、いつまでも腑抜けじゃどうしようもないだろ?」
ジェスターはそう答えると、その凛々しい唇だけでどこか愉快そうに笑った。
そんな彼をちらりと横目で見て、リーヤは、不意に、その秀麗な顔を凛とした強い表情に変えたのである。
「それで、私達はどうするのです?」
「言ったろう?元凶を絶つと・・・・・・まぁ、ほっといてもあっちから来るだろうが・・・」
彼が、そう言い終えるか終えないかの内であった、暗黒の炎に焼かれ、轟音と共に崩れ落ちる家屋から、更なる業火が揺らめき立つと、そこから鋭く響く無気味な唸り声が、幾つも幾つも周囲に上がり始めたのである。
「ほらな・・・・?」
揺れる見事な栗毛の前髪の下で、ジェスターの鮮やかな緑玉の瞳が、実に愉快そうに、しかし、刃の如く研ぎ澄まされた鋭い輝きを宿して、僅かに細められた。
刹那、暗黒の炎の最中から踊り出た無数の黒き獅子が、音も立てずに一斉に宙を舞うと、黒く鋭い牙を剥き出しにして、燃え立つ黒炎を虚空に撒き散らしながら、そんな二人の元へと襲いかかってきたのである。
「どうやら、そのようですね・・・」
強風の中に凛と立つ花のような出で立ちで、リタ・メタリカの美しき姫君が、細く引き締まった腰に差した短剣【無の三日月(マハ・ディーティア)】を瞬時に抜き払う。
その朱い刃が虚空に伸び上がり、透明な光の刃を作り上げると、短剣であるはずのその剣は、三日月型のレイピアへと成り果てたのだった。
眼前に迫る魔物の鋭い牙が、黒炎の舞う虚空で唸りを上げる。
艶やかな紺碧色の巻き髪を揺らし、リーヤが、しなやかな手首を迅速で翻すと、空を迸る朱の刃は周囲を熱く振動させて、黒き獅子の首を虚空へと撥ね飛ばしたのだった。
白い灰に成り果てる魔物をよそに、利き手に【無の三日月(マハ・ディーティア)】を構えたまま、緋色のマントをひらりと翻し、彼女は、機敏な仕草で馬上から石畳の地面へと降り立った。
「来るなら来なさい!いくらでも相手になります!!」
リタ・メタリカの勇敢な姫は、高貴で秀麗なその顔を厳しく歪めると、とんだ豪語を吐きながら、間髪入れずに、脈打つように熱く振動する朱き刃を一閃させたのである。
とたん、舞うように虚空から迫った黒き獅子の胴が、一瞬にして真っ二つに両断されてしまう。
その時、弾け飛ぶ白い灰の向こう側から、もう一頭、湾曲した鋭く黒い爪をかざした闇の獅子が迫り来た。
臆しもせずに、その紺碧色の瞳を鋭く細めると、リーヤは、【無の三日月(マハ・ディーティア)】の朱き刃を頭上に振りかざし、それをそのまま、黒き魔獣に向かって一気に振り下ろす。
フレドリック・ルード連合王国との国境に程近い町タールファは、暁の最中、不意に現れた闇の黒炎によって、みるみるうちに覆い尽くされていった。
寝込みを襲われた形になり、人々は悲鳴と怒号を上げて逃げ惑い、本来は賑やかであるはずの国境の町は、一瞬にして混迷と混乱の極みに立たされたのである。
揺らめき立つ黒き炎の波は、家屋も人も容赦なくその手中に飲み込んで、町全体を舐めるようにして進んでいく。
「嵐の次は魔物ですか!!?」
黒き炎に覆われた街中で騎馬の手綱を取りながら、緊張感もなくそんなことを叫んだのは、ロータスの大魔法使いの弟子にして見習い魔法使いのウィルタール・グレイであった。
そんな彼の眼前には二頭の騎馬が走っており、その馬上では、アーシェ一族最後の魔法剣士たる青年と、リタ・メタリカの勇敢で秀麗な姫君が手綱を取っていた。
暗黒の業火の中、逃げ惑う人々は皆町の外へと逃げ出していくが、この三騎の騎影は、それと逆行するようにどんどん町の中心部へと疾走していく。
燃え盛る業火に焼かれた家屋が、轟音を上げて次々と崩れ行くと、舞い立つ火の粉が、まるで天を覆う闇が如く虚空へと吹き上がったのである。
「ウィルタール、おまえ、封魔の術は使えるか?」
背中に負った鞘から金色の大剣を抜き払いながら、アーシェの魔法剣士ジェスター・ディグは、燃え盛る炎の如き鮮やかな緑玉の瞳で、広い肩ごしに背後を振り返ったのだった。
すらりと引き締まったその身に纏われる濃紺の衣。
長い裾が業火の中に翻り、その若獅子の鬣のような栗色の髪が、騎馬の蹄が地面を蹴る度に軽やかに虚空に跳ね上がっていた。
ウォルタールは、僅かばかり戸惑いながらも、明るい茶色の髪を揺らし、強く頷いて見せたのである。
「は、はい!」
「よし・・・・じゃあ、おまえは、このままジャハバル神殿に行け」
凛々しい唇で小さく微笑すると、ジェスターは、どこか余裕有り気な表情をしながら言葉を続けた。
「この騒動の元凶を絶つ。その間、おまえは神殿の鐘に封魔の術を施して、いいと言うまで鳴らし続けろ、わかったな?」
「な、何故ですか?」
「わからないのか?この炎は魔物の術だ、こいつを防がないとこの町はこのまま壊滅する。水じゃ消えない魔物の火を消すには、封魔の術しかないだろう?」
「それはわかりますが・・・なんで鐘を?」
「おまえは本当にスターレットの弟子か?おまえの力だけで鎮められるなら、神殿の力なんぞ借りずに済むが?」
怪訝そうな顔つきをするウィルタールに、ジェスターは、どこか呆れ返ったような口調でそう答えて言った。
「あ・・・!」
その時、ぶっきらぼうな彼の言葉の奥に秘められたその意図に、ふと気が付いて、ウィルタールはハッと華奢な肩を揺らしたのである。
黒い業火に覆われた町の中にあって、唯一その影響を受けていないのは、今、眼前に迫ってきているあのジャハバル神殿だけだ。
神殿は神聖な場所。
建造された際に、恐らく特殊な術が施されたはずだ。
ウィルタールの今の力量だけでは、この町全体に侵攻する闇の炎を全て消すことは出来ない、だから、神殿に施されたその力を借りて封魔の術を高め、鐘の音と共にそれを町中に広げろと、つまりそう言うことなのである。
それを把握した瞬間、ウィルタールは、まるで水を得た魚のような顔つきになって、その大きな青い瞳を輝かせると、いきなり、手綱を取る騎馬の腹を蹴ったのだった。
「僕!頑張ってみます!!姫、ジェスター様、どうかご無事で!!」
やっと、こんな未熟な自分でも役に立つことができる・・・!そんなことを思ったウィルタールの行動は、驚くほどに早かった・・・。
彼の騎馬は一気に眼前の二頭を追い抜いて、黒い火の粉が舞い飛ぶ最中を、一目散にジャハバル神殿へと向かって疾走していく。
「随分とたくましくなりましたね?ウィルトも?」
そんなウィルタールの後姿を見送ると、この騒乱と業火の最中にあって、臆した様子も戸惑う様子も見せずに、リタ・メタリカの美しく勇敢な姫君リーヤティアは、晴れ渡る空を映したような紺碧色の瞳を丸くして、どこか感心したようにそう言ったのだった。
瞳の色と同じ紺碧色をした艶やかな長い巻き髪が、緋色のマントを羽織る肩で緩やかに弾んでいる。
「ロータスの大魔法使いの弟子が、いつまでも腑抜けじゃどうしようもないだろ?」
ジェスターはそう答えると、その凛々しい唇だけでどこか愉快そうに笑った。
そんな彼をちらりと横目で見て、リーヤは、不意に、その秀麗な顔を凛とした強い表情に変えたのである。
「それで、私達はどうするのです?」
「言ったろう?元凶を絶つと・・・・・・まぁ、ほっといてもあっちから来るだろうが・・・」
彼が、そう言い終えるか終えないかの内であった、暗黒の炎に焼かれ、轟音と共に崩れ落ちる家屋から、更なる業火が揺らめき立つと、そこから鋭く響く無気味な唸り声が、幾つも幾つも周囲に上がり始めたのである。
「ほらな・・・・?」
揺れる見事な栗毛の前髪の下で、ジェスターの鮮やかな緑玉の瞳が、実に愉快そうに、しかし、刃の如く研ぎ澄まされた鋭い輝きを宿して、僅かに細められた。
刹那、暗黒の炎の最中から踊り出た無数の黒き獅子が、音も立てずに一斉に宙を舞うと、黒く鋭い牙を剥き出しにして、燃え立つ黒炎を虚空に撒き散らしながら、そんな二人の元へと襲いかかってきたのである。
「どうやら、そのようですね・・・」
強風の中に凛と立つ花のような出で立ちで、リタ・メタリカの美しき姫君が、細く引き締まった腰に差した短剣【無の三日月(マハ・ディーティア)】を瞬時に抜き払う。
その朱い刃が虚空に伸び上がり、透明な光の刃を作り上げると、短剣であるはずのその剣は、三日月型のレイピアへと成り果てたのだった。
眼前に迫る魔物の鋭い牙が、黒炎の舞う虚空で唸りを上げる。
艶やかな紺碧色の巻き髪を揺らし、リーヤが、しなやかな手首を迅速で翻すと、空を迸る朱の刃は周囲を熱く振動させて、黒き獅子の首を虚空へと撥ね飛ばしたのだった。
白い灰に成り果てる魔物をよそに、利き手に【無の三日月(マハ・ディーティア)】を構えたまま、緋色のマントをひらりと翻し、彼女は、機敏な仕草で馬上から石畳の地面へと降り立った。
「来るなら来なさい!いくらでも相手になります!!」
リタ・メタリカの勇敢な姫は、高貴で秀麗なその顔を厳しく歪めると、とんだ豪語を吐きながら、間髪入れずに、脈打つように熱く振動する朱き刃を一閃させたのである。
とたん、舞うように虚空から迫った黒き獅子の胴が、一瞬にして真っ二つに両断されてしまう。
その時、弾け飛ぶ白い灰の向こう側から、もう一頭、湾曲した鋭く黒い爪をかざした闇の獅子が迫り来た。
臆しもせずに、その紺碧色の瞳を鋭く細めると、リーヤは、【無の三日月(マハ・ディーティア)】の朱き刃を頭上に振りかざし、それをそのまま、黒き魔獣に向かって一気に振り下ろす。
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