【R18】男しかいない世界に転生したら最初から性奴隷でしたが、優しいご主人様に買われたのでボクは幸せです【男の娘BL】

★Episode39 夜美の危機①

「さあて……その物騒なナイフを捨ててもらおうかね？　じゃないとこの子の首ポキッといちゃうよお？」

グググッ…
「うっ、かはっっ……」

「や、やめなさいっ、ゆうとにこれ以上……」

カラアーーンッ…

　夜美ちゃんはナイフを床に投げてしまった。

「へへっ……いい子だぁ……おいお前らッ、腕を押さえろッ」

「「は、はいお頭っ」」

　チンピラ二人が夜美ちゃんの両腕を片方づつ掴んだ。
　そしてそのまま後ろに絞り上げる。

「う、うぅ……」
　夜美ちゃんは両腕を後ろに絞られると胸を突き出す様な姿勢になってしまった。

「おいっ、脚も押さえろっ！」
「へ、へいっ」

　そしてまた別のチンピラが夜美ちゃんの足元にしゃがみ込み足首を掴んだ。　
　　
　が、その時

「汚らわしいっ！」
ゴツッ…
「グハァァ…」

　なんと夜美ちゃんは自分の足首を掴もうとした男の顔面を蹴りあげてしまった。

ドサッ…
「い…いでで……」

「なにやってる、ソイツは普通の娘じゃねえ、数人でいけ」

「「うおぉぉぉぉぉ」」

ガシッ、ガシッ…
「くっ……」


　しかし夜美ちゃんの抵抗も虚しく…

　まるでボールを持ったラグビー選手が多数の選手に潰される様に……

　夜美ちゃんは立った姿勢のままで両手両足の動きを封じられてしまった。
(ボクのせいで……夜美ちゃんが……)

「おいっ、こっちの銀髪押さえてろ」

　お頭と呼ばれる金髪の男はボクを子分に渡すと、ゆっくりと夜美ちゃんに近付いていった。

「夜美って言ったっけ？　気の強い男の娘は嫌いじゃ無いぜ……」

　男が夜美ちゃんに顔を近付けていく。

　しかし夜美ちゃんは……

ペッ…
(ーーーっ！)

　なんとその男の顔に唾を吐きかけてしまった！

たらぁ～～…
「くっ、て、てめえ……」

　男は頬を流れる夜美ちゃんの唾を腕で拭いながら……

　怒りの表情を浮かべる。

　しかし何故か男の穿いているズボンのフロント部分は、パッツンパッツンに膨らんでいるのが遠目から見てもよくもわかった。


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(後書き)
この作品にアルファポリスで初めて感想を頂きました。
有難う御座います。

「もう小説書くのやめちゃおうかなぁ？」
と考える程にモチベーション低かったのですが今日は少しだけ筆が進みました。

暫くは、文章が雑でも話を進める事を優先しようと思います。後日推敲作業をする時間をとって綺麗にします。