月宮学園

まな

文字の大きさ
上 下
1 / 1

母さんの言葉で

しおりを挟む
俺は、今大きな門の前にいる。何故、ここにいるかと言うと、昨日の母さんの言葉である。俺は、自分の部屋のベットの上にいて、急に下から母さんが呼ぶ声が聞こえたので、行ってみる。そこに、30歳だと思われない人が、椅子に座っていた。
その前に、俺は座った。そこで、ニコニコしている母さんに話しかけた。
「母さん何?」
「いや~ん、母さんじゃなくて、ママでしょう。空(あき)ちゃん」
「はぁ、わかったよ。それで、かあさじゃなくてママ」
今、俺の前にいる人が俺の母さんだ。名前は、柊空愛姫(ひいらぎあいき)である。
「ん?何かしら」
「話って」
「あ、そ~だたは、あのね、空ちゃんには、転校してもらうから。」
「へぇ~、ん?今なんて?」
「だから、て・ん・こ・うしてね!」
「はぁぁあ、転校!?」
「うん、そ~よ」
「なんで、急に?俺、まだ、高校入学したばっかりだよ」
「そうね。だからよ。しかも、ママは明仁さんに着いて行くから」
「はぁぁあ、てか、なんで父ちゃんが出てくるんだよ」
「それはね、明仁さんが、海外に行くからよ。」
「へぇ~、父ちゃん凄いじゃん。でも、俺一人で大丈夫だよ」
そう、俺は、家事全般はできるからである。
「だ~め」
「なんでだよ」
「だって、心配なんだもん」
「ホント、俺は大丈夫だってば」
「だめ、一人にはできないの」
「別に一人じゃない、俺には仲間がいるから」
そこで、かあさじゃなくママがきれてのである。
こ~みえて、ママは、何処かの族の副総長していた。
「だめってゆってるだろうが、お前は、私のいることがきけね~の?」
「いや、そ~ゆぅわけじゃないけど」
「なら行くよな?」
「はい…」
「なら、よかったわぁ、入寮は明日だからね」
「わかった。そ~えば、俺テスト受けたっけ?」
「受けたわよ。あの実力テスト」
「あぁ、まぁい~や、俺戻るね」
「うん!明日わすれないようにね~」
ってゆうわけだ、ほんと、デカイナ…ここ日本だよな
まぁ、いいや、これど~やって入るんだ?

この時は、俺はいろんなことが巻き起こるとは思いもよらなかった。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします

  *  
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃんでした。 実際に逢ってみたら、え、おじいちゃん……!? しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です! めちゃくちゃかっこいー伴侶がいますので! おじいちゃんと孫じゃないよ!

王道学園のコミュ障ニセチャラ男くん、憧れの会長と同室になったようで

伊月乃鏡
BL
俺の名は田中宗介! どこに出しても恥ずかしい隠れコミュ障だ! そんな俺だが、隠れコミュ障ゆえの初手ハイテンションでチャラ男認定されてまぁ大変! 今更コミュ障なのがバレるのもチンケなプライドが傷つくのでチャラ男のフリをしている! 友達が著しく少ない以外は平凡な日常を送っていたはずの俺だけど、何故かあの、憧れの生徒会長と同室になっちゃって……!? しかも転校生が何故か俺に懐いてきて、同じ委員会にまで入ってきて!? 懐いてきてくれてるのかなコレ!? わかんないコミュ障だから!! 後輩に懐かれた経験、“無”だから! 薄い二年間を送ってきた俺の最後の一年。 憧れの会長と急接近、とまではいかないけど友達くらいになれちゃったりするかな!? 俺一体、どうなっちゃうの〜!? ※ 副題 コミュ障と愉快な仲間たち 毎日三話以上投稿を目指します。 不慣れなため、あとからタイトルつけたりするかもしれません。

普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている

迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。 読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)  魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。  ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。  それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。  それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。  勘弁してほしい。  僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。

えっと、幼馴染が私の婚約者と朝チュンしました。ドン引きなんですけど……

百谷シカ
恋愛
カメロン侯爵家で開かれた舞踏会。 楽しい夜が明けて、うららかな朝、幼馴染モイラの部屋を訪ねたら…… 「えっ!?」 「え?」 「あ」 モイラのベッドに、私の婚約者レニー・ストックウィンが寝ていた。 ふたりとも裸で、衣服が散乱している酷い状態。 「どういう事なの!?」 楽しかった舞踏会も台無し。 しかも、モイラの部屋で泣き喚く私を、モイラとレニーが宥める始末。 「触らないで! 気持ち悪い!!」 その瞬間、私は幼馴染と婚約者を失ったのだと気づいた。 愛していたはずのふたりは、裏切り者だ。 私は部屋を飛び出した。 そして、少し頭を冷やそうと散歩に出て、美しい橋でたそがれていた時。 「待て待て待てぇッ!!」 人生を悲観し絶望のあまり人生の幕を引こうとしている……と勘違いされたらしい。 髪を振り乱し突進してくるのは、恋多き貴公子と噂の麗しいアスター伯爵だった。 「早まるな! オリヴィア・レンフィールド!!」 「!?」 私は、とりあえず猛ダッシュで逃げた。 だって、失恋したばかりの私には、刺激が強すぎる人だったから…… ♡内気な傷心令嬢とフェロモン伯爵の優しいラブストーリー♡

(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・

青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。 「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」 私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・ 異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。

え?私、悪役令嬢だったんですか?まったく知りませんでした。

ゆずこしょう
恋愛
貴族院を歩いていると最近、遠くからひそひそ話す声が聞こえる。 ーーー「あの方が、まさか教科書を隠すなんて...」 ーーー「あの方が、ドロシー様のドレスを切り裂いたそうよ。」 ーーー「あの方が、足を引っかけたんですって。」 聞こえてくる声は今日もあの方のお話。 「あの方は今日も暇なのねぇ」そう思いながら今日も勉学、執務をこなすパトリシア・ジェード(16) 自分が噂のネタになっているなんてことは全く気付かず今日もいつも通りの生活をおくる。

【完結】人形と皇子

かずえ
BL
ずっと戦争状態にあった帝国と皇国の最後の戦いの日、帝国の戦闘人形が一体、重症を負って皇国の皇子に拾われた。 戦うことしか教えられていなかった戦闘人形が、人としての名前を貰い、人として扱われて、皇子と幸せに暮らすお話。   性表現がある話には * マークを付けています。苦手な方は飛ばしてください。 第11回BL小説大賞で奨励賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。

(完結)お姉様を選んだことを今更後悔しても遅いです!

青空一夏
恋愛
私はブロッサム・ビアス。ビアス候爵家の次女で、私の婚約者はフロイド・ターナー伯爵令息だった。結婚式を一ヶ月後に控え、私は仕上がってきたドレスをお父様達に見せていた。 すると、お母様達は思いがけない言葉を口にする。 「まぁ、素敵! そのドレスはお腹周りをカバーできて良いわね。コーデリアにぴったりよ」 「まだ、コーデリアのお腹は目立たないが、それなら大丈夫だろう」 なぜ、お姉様の名前がでてくるの? なんと、お姉様は私の婚約者の子供を妊娠していると言い出して、フロイドは私に婚約破棄をつきつけたのだった。 ※タグの追加や変更あるかもしれません。 ※因果応報的ざまぁのはず。 ※作者独自の世界のゆるふわ設定。 ※過去作のリメイク版です。過去作品は非公開にしました。 ※表紙は作者作成AIイラスト。ブロッサムのイメージイラストです。

処理中です...