熊さんちのすずらん姫

21、えっちが過ぎる※

ベッドの上のベルはとにかく凄かった。
全然萎えないし、すんごくエロい。
もう三回も出ししたのに、全然腰が止まらないのだ。

「あッあッアッアッ！だめ、ベル、ぁんッ！一回止まってぇ！」
「無理だ！レンファの中が気持ち良すぎて…ッ！はぁ、すげぇイイ…！」

四つん這いにされ後ろから覆い被さられ、小刻みに尻を打ち付けられる。
抜き差しされる度結合部からピチャピチャと白濁が飛び散ると更に卑猥な音を奏で、僕達は夢中で腰を押し付け合った。

あぁ、すんごい気持ちいい。
あの王子との閨とは大違いだ！
お尻ん中が気持ち良すぎて止まんない…！
どうしよう、僕実は凄く淫乱なのかも…！

後ろを振り向けばすぐに貪られるようなキスを贈られ、更に深く奥を突き上げ捏ねられる。

そのまま奥にドプドプ精液を注がれ、僕のお尻は気持ち良さそうに内壁を蠢かせた。

「ぁん…ベルぅ…」
「レンファ、レンファ、俺の宝物、俺の最愛。すっかり雌の顔になったな。可愛いよ。」

話しながらもう次の種付に向け体位を背面座位に変えるベルに、僕のお尻がきゅっと締まる。
しかしすでに何時間も経っているにも関わらず肝心の話し合いは出来ていない。

どうやらこれで番ったっぽいけど、果たして僕の自由はどうなったのか。

「ァッあッ。ベルぅ、ぼくお外出れる…？」
「んー？そうだなぁ…ちょっと今忙しいから待って？」

ぶちゅっぶちゅっと下から突き上げられながら聞いてみるも、サラリと流された。

それにしたってベルがこんなに閨が上手だったなんて。
ねちっこいしいつまでも終わりが見えないのに、全然嫌にならない。
むしろもっとしてってなっちゃう。

これはさぞかしヤりまくってたんだろうなぁ…と思うと、僕はちょっとムッとした。

「ベル、今までいっぱい閨したの？」
「いや。竜は番としかしないから、これが初めてだ。どうした？」
「えっ、初めてなのにこんな上手なの…？他の人といっぱい閨してたらやだなぁって思ったの…」
「ふふ、嫉妬か？可愛いな。俺はレンファとしかしないし勃たないから安心しろ。」

くちゅんくちゅんと僕を揺らしながら耳元で囁かれ、僕はぽっと頬が熱くなる。

僕だけ…僕だけにしか勃たないの？
そ、そんなの最高じゃないか…！

「ぁん…、ベル、あの、キスも、僕だけ…？」
「当然。レンファ以外に触れるなんて考えられない。レンファだけだ。」
「ぼ、ぼくだけ…。うれし…！はぁ、ベル、すきぃ…！」
「…くっ！可愛すぎる…！あぁ、レンファ、今からもっともっと気持ち良くしてやるからな？俺の愛を全身で感じさせてやる。」

ベルに唇を吸われ、胸を弄られながら腰を揺すられればとろりと瞼が落ちる。
自分の今の顔、すっごく蕩けてそうだなぁ…なんて思いながら自分でも腰をくねらせると、吐息混じりに「可愛いよ。」なんて言われて陰茎をキュッと締め付けてしまった。

「ぁう、んん、はぁ…べるぅ、気持ちよくて溶けちゃう…」
「溶けたら一つになれるな。そしたら一時も離れなくて済む。レンファも俺と離れたくないだろ？」
「ぅん、離れるのやぁ…！」
「うんうん。だよな。俺も離れたくない。屋敷に大事に大事にしまっとかないと、盗られそうで心配なんだ。レンファも俺以外と閨したくないよな？」
「ん、やぁ！」
「よしよし。なら、屋敷で大人しくしてような？辞表は俺が出しとくから、俺が仕事中屋敷で待ってられるか？こまめに様子見に帰ってくるから。」
「ぅん、まってるぅ。」
「レンファはいい子だなぁ。ほら、もっと閨しよう。レンファは俺の事だけ考えてればいいからな？」
「ん。」

…ん、アレ？
今なんか丸め込まれた…？