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新たな異世界編

スタンピート後の対応

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 関係者からはこれ以上モンスターを出されても困りますと言われているが、今回の依頼がどんな依頼だったかを知らせないといけないのでダンジョン前にモンスターを置くのは辞めた。

 出したモンスターを国の関係者に任せて冒険者ギルドに向かう。そしてそこでも出せるだけモンスターをだす。嫌がらせをするためにここでは素材にならないゴブリンを大量にだす。

 「もうこれ以上は無理です。」

 と言ってくるギルド職員だが

 「ギルドマスターが何もいってこないのでまだ大丈夫だろ!」

 切れ気味に言い放ち続いランクの低いオークを出していく。山盛りになっていくモンスターの山、倉庫には入らなくなったので戦闘訓練を行う闘技場に移り更にコボルトを出していく。

 コボルトを出し終わったところで勘弁してやった。妥協案は必ず数を報告書にして上に上げるという事で怠らない用に契約魔法で契約した。当然ダンジョン前の関係者にも契約してある。

 権力者は特に権力にものを言わせて無いことにする奴が多いからだ。

 最後に王宮に向かい報告書するが城門まえの兵士が入場を許可しないので理由を尋ねる。

 「調査の結果があがっていないのでダメだ。なら証拠を見せろ。」

 「見せれば通してくれるのですか?しかしここで出せば素材が傷んで価値が下がります保障してくれるならだしますが、」

 「保障なら国がする。なんだここではだせないのか?虚偽の報告か?」

 契約魔法で保障すると契約したので早速だす。まずはオークをだす。どっから出したかビックリしている兵士を無視しながらどんどんだす。

 オークジュネラル、オークキング、ゴブリンジュネラル、ゴブリンキング、コボルトジュネラル、コボルトキング、リーザードマン、最後にドラゴン。

 「・・・」

 言葉がでない兵士達!

 「まだ証拠がたりませんか?出すだけ出したのであとはお願いします。報酬と素材買取の料金はギルドカードに入金してくださいね。早く処理しないと素材が悪くなりますよ。当然びた一文値下げさせませんよ。」

 ダイスケは去っていった。アイテムボックスに入っていたモンスターは数は全て把握していたので各国のギルド支部に報告していた。そこで目安の金額も出してもらっているダイスケだった。

 モンスターの山を見て兵士達はとんでもない奴に喧嘩を売っていたと思い直ぐに王宮に報告にいった。ちなみにダイスケに対応した兵士は近衛騎士団の団長だった。

 報酬の金額が確定するまで温泉宿でのんびり過ごすことにした。二日後冒険者ギルドから報酬の報告書が届いた。
 
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