異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

ダイスケイマイチ

文字の大きさ

大中小

105 / 164

地球編

駄目な国の党首

しおりを挟む

　核兵器と言う物を持つ国々の中にも色々な人物が存在するが時には駄目な人物もいる。とある国で駄目な党首が存在した。

　その党首はあろう事か核兵器を近隣の国に発射した。

　｢知ったことではない報いを受けろ。｣

　ポチッ！

　一瞬の出来事だったが、1000万人の人々が亡くなった。そのニュースをみたダイスケは自分の力を過信していたと感じた。魔法については勝手に体が感知するが、遠く離れた所で起こる事件については感知できないのだ。

　1発放たれた核兵器で世界の情勢が変わってきている。核兵器が着弾した国が報復行為を行おうとしているのだ。報復行為で撃たれた核兵器は核兵器の保管場所に撃ち込まれた。
　
　次々に誘爆していく核ミサイル、そして世界の核ミサイル保有国がさらに発射する。こうして地球は核ミサイルの放射線で汚染されていった。

　｢このままでは、住むことも不可能だ。異世界に引っ越すかな？｣

　そんな事を考えているとテレビから宣言がありました。

　｢全世界の諸君、もう地球は終わりだ。そして大国の党首の私が責任を取ります。｣

　右手にはスイッチをもっている。核ミサイルの発射スイッチである。

　ポチッ！

　核ミサイルのスイッチは押されたが発動しなかった。

　｢・・・これがジョークと言う物だよ。わははは！｣

　こんな状況下にありえない事をいっている。それを見ていた隣国の党首が核ミサイルのボタンを押した。その後は想像どおり放射能に汚染されてしまった地球だった。

　ダイスケはこんな地球に居たくはなかったので異世界に引っ越す事にした。しかも以前召喚された異世界ではなく別の異世界にだ。

　こうして駄目な党首達の面倒な行為にて新たな旅が始まった。

　

　

しおりを挟む

お気に入りに追加 392

感想 7

あなたにおすすめの小説

魔法の探求者、異世界で無双する　～美少女奴隷と共にダンジョン探索。屋敷をもらってレアアイテムをゲットして、ついでに爵位も授かっちゃうぜ～

猪木洋平@【コミカライズ連載中】

ファンタジー

　主人公【シンヤ】は日本人だ。　異世界に転移し、魔物に襲われている行商人の一行を助けた。　行商人はお礼として、奴隷を一人譲ってくれると言う。　シンヤが美少女奴隷に目移りしているとき、誰かが彼の腕を引っ張った。　それは助けた者の一人、猫獣人の奴隷【ミレア】だった。「ん？　どうしたんだ？」「……」　シンヤの問いかけに対して、彼女は熱っぽい視線を向けるだけだ。「えっと……。君が俺の仲間になりたいのか？」　シンヤはそう尋ねた。　すると、コクッと力強くうなずく。「そうなのか……。でも、どうして俺なんだ？」「赤猫族の女……。命の恩人には、絶対服従スル……」「へ？」　シンヤは思わず聞き返す。　だが、彼が思考を整理している間に、ミレアが距離を詰めてきて……。　彼女の口唇が、シンヤの頬に触れた。「え！？」　突然のことに驚くシンヤ。　その隙をついて、今度は彼の首筋に舌を這わせる。「ちょっ……！　何してんだよ！！」　慌てて飛び退くシンヤ。「強い雄の子種がほしイ……。シンヤ、あたしと子どもをつくろウ？」「いやいやいやいや！」「ダメ……？」「いや、そういう問題じゃなくてさ……。命の恩人というだけで、そこまでしなくてもいいぞ？」「ソレだけじゃない。匂いも気に入った……」「はぁ……」「それに、シンヤはすごく強い魔力を持ってイル……。あたしも魔力持ちだからワカル……」「まあ、確かにそうだけどな」「きっと役に立つ……。あたしを使ってほしイ……」　そう言うと、ミレアは再び顔を近づけてくる。「おい……。ちょっと待てって……」「シンヤ、スキ……。早く赤ちゃんつくろウ？」「いやいやいやいや！！」　迫ってくる猫娘を押しとどめようとするシンヤ。　だが、ミレアの力は強く、どんどん押し込まれていくのだった。