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魔王国編
ノコノコやって来た代表
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解放された軍部の上層部のお馬鹿ちゃんは慌てて城にいる代表の元にかけだしていった。
残った兵士達は木に吊り下げて大人しくしておくようにいった。俺はと言うと兵士の前で飯を食べる事にした。飯といっても簡単なスープと柔らかいパンだ。しかし、兵士達からするとかなり豪華な料理になるらしくヨダレやお腹の音をならせてこちらを見ている。命を狙われた相手に食べ物を分ける事はしたくないのでそのまま食べつづけた。
「なんか良い匂いがするが、ここであっているのか?軍部長?」
どうやらお目当ての代表がやって来たようだ。どんな容姿が気になったが期待は外れた。普通の年配の男性だった。
「あなたが代表ですか?あなたの部下達が襲ってきたので返り討ちにしているのですが、部下の教育がなっていませんね。あと責任はどうとるつもりでしょうか?お答え下さい。」
「どういう事だ軍部長、話が違うが。」
どうやらキチンと説明していなくて連れてきたみたいだ。今までの事を分かるように丁寧に説明した。その結果、
「申し訳ない。部下がご迷惑をかけたな、分かった責任は各自にとらせる事にする。よって兵士達は解雇してそなたの配下にする。この兵士達は強硬派の息がかかっているから強硬派の力を削ぐ意味もある。個人の資産もそなたのものだ。」
「いらないから、代表に売る。いらないなら奴隷として売る。キチンと責任はとれ代表。」
使えない奴が増えても意味がない。この代表はダメだな。それが俺の第1印象だった。
「なら、代表を辞する。それでいいか?」
「簡単に責任を逃れようとするなよ。強硬派が急激に強くなるがいいのか?」
「強硬派は私の娘がやっておるからな。別にかまわん。」
問題発言が出た。親子で派閥争いをしているのかこの魔王国は、住民が可愛そうになってきた。取りあえず兵士を奴隷として売りさばいて代表からお金を貰う事にした。
「代表よ。あんたも苦労していると思うが他国に問題を起こさないようにしてくれ、紹介が送れたが俺は人族のダイスケだ。それなりに各国にはパイプを持っているからすぐ分かるからな。娘は何処に居るんだ?場合によっては多少懲らしめないといけないからな。」
「なるほど、娘は城にいる。あって行かれるか?」
「会うのはまた今度だ。いろいろやることがある。」
そういって魔王都から去ることにした。途中にハジメに連絡をしたがご苦労様と言われて、切られてしまった。
「調べまてくれと言われたが、報酬が少ないようだ。ハジメの奴は何で俺に頼んだんだよ。」
ため息と共にテンションが下がった。近々、代表の娘に会って文句をいったりしてやろう。
残った兵士達は木に吊り下げて大人しくしておくようにいった。俺はと言うと兵士の前で飯を食べる事にした。飯といっても簡単なスープと柔らかいパンだ。しかし、兵士達からするとかなり豪華な料理になるらしくヨダレやお腹の音をならせてこちらを見ている。命を狙われた相手に食べ物を分ける事はしたくないのでそのまま食べつづけた。
「なんか良い匂いがするが、ここであっているのか?軍部長?」
どうやらお目当ての代表がやって来たようだ。どんな容姿が気になったが期待は外れた。普通の年配の男性だった。
「あなたが代表ですか?あなたの部下達が襲ってきたので返り討ちにしているのですが、部下の教育がなっていませんね。あと責任はどうとるつもりでしょうか?お答え下さい。」
「どういう事だ軍部長、話が違うが。」
どうやらキチンと説明していなくて連れてきたみたいだ。今までの事を分かるように丁寧に説明した。その結果、
「申し訳ない。部下がご迷惑をかけたな、分かった責任は各自にとらせる事にする。よって兵士達は解雇してそなたの配下にする。この兵士達は強硬派の息がかかっているから強硬派の力を削ぐ意味もある。個人の資産もそなたのものだ。」
「いらないから、代表に売る。いらないなら奴隷として売る。キチンと責任はとれ代表。」
使えない奴が増えても意味がない。この代表はダメだな。それが俺の第1印象だった。
「なら、代表を辞する。それでいいか?」
「簡単に責任を逃れようとするなよ。強硬派が急激に強くなるがいいのか?」
「強硬派は私の娘がやっておるからな。別にかまわん。」
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「調べまてくれと言われたが、報酬が少ないようだ。ハジメの奴は何で俺に頼んだんだよ。」
ため息と共にテンションが下がった。近々、代表の娘に会って文句をいったりしてやろう。
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