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ダンジョン編

元ダンジョンマスター

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 ゴブリンとコボルトと互角の実力の元ダンジョンマスターは現在笑顔で寝転んですやすやと寝ているが、置かれている現状はダンジョンが崩壊して今後どうやってすごすのだろうか。俺は面倒を見る気にはなれない。とりあえず放置していく事にした。ダンジョンの攻略もおわり帰り支度もある程度終わりを迎えた頃、元ダンジョンマスターが話しかけてきた。



 「妾のダンジョンがなくなったから責任をとってくれ、御飯は一日3回よろしく。」



 勝ってな事を言ってきたので首トンして気絶させてからクビ下まで埋めてやった。その光景は砂浜でやられたら嫌なイジメ的な行動だ。口が届く距離に美味しくないパンを三個置いておく、パンの効果はモンスターも食べたがらないパンのだ。どこかの料理音痴が作ったものだ。



 なぜ生かさないかと言うと知識と能力を頂いているからただの邪魔な存在なだけだからだ。今まで多くの人族を罠で殺した報いを受けて貰う。パンの三個目には食べると食べた物を全て吐き出す効果があるので欲張って一気に三個食べるとゲロまみれになり後悔する事になる。ダンジョンマスターは惨めな思いをしたことがない奴が多いので良い薬となるだろう。とにかくダンジョンマスターは死ぬときまっているのだ。トドメは通りかかったモンスターが処理するだろう。





 妾は罠のダンジョンのダンジョンマスターだ。もう数百年も攻略されていないダンジョンなのだが、それもこの3日の間になくなった。とある人族によって妾の罠は無効化され容易に最下層まで侵入されてしまった。自慢の罠にダンジョンポイントを使用しすぎてモンスターを低ランクしか配置していなかったからだ。今までの人族なら大体30階層で諦めて帰って行くのだが、ちがった。自慢の罠を粉々にしていきとうとうダンジョンコアも能力か何かで破壊しダンジョンを攻略&破壊してしまった。これからどうすごそうか考えた結果、この人族の厄介になると決めた。しかし。上手くいかずに地面に埋められてしまった。救いなのかパンが三個だけ目の前にあった。ダンジョンの中では食べなくても良かったがダンジョンからでると食べなくてはいけない。久しぶりの食事で興奮した妾は三個のパンを一気に食べてしまい、その直後に意識がなくなった。次に気づいた時には妾の目玉は野良の狼に食べられて今にも死にそうな勢いだった。そして、数分間地獄の思いをして、妾は死に至った。





 ダンジョンを攻略した事で、異世界のダンジョンマスター達に少しだが俺達の存在がいると云うことがバレてしまった。今回のダンジョン攻略にて色々な情報を知ったのでいろいろ試そうとしているエロダイスケだった。
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