上 下
34 / 164
ダンジョン編

ギルドをバンする。

しおりを挟む
 次の日、俺はワクワクしながらギルドに行っている。

ダンジョンが無くなったんだからどんな顔でいるん

だろうかな?ギルドにはいるとギルド内は騒がしか

った。





 「ダンジョンがなくなったー」



 「「まじか?」」





 「誰が攻略したんだ?」



 バタバタ人かいきかっていたが俺は無視して受付

にいってお金を下ろす事にした。

金額は金貨100000枚である普通のギルドの年間取引

額を越える金額である。

1000億ケンつまり日本円で1000億円というとてつも

ない金額である。

なぜこんな金額があるかと言うと《錬金術》で金を

大量に生産してそれを《等価交換》で金貨に変えて

他のギルドの支店に少しづつ預けていたのだ。

ギルドに預けてある金貨は20万枚ほどあるので普通

は俺を敵に回すことはないのだが馬鹿な職員がいた

ため大変な騒動になる。



 「すまないが現金をおろすんでよろしく頼む。」



 そいいってギルドカードを渡す。



 「ダンジョン騒動で忙しいのですが面倒ですね。」



 その言葉でイラッとした俺は答える。



 「では、全額金貨20万枚下ろす。準備しろ」



 「「「金貨20万枚」」」



 近くにいた職員も大きな声をあげた。



 「いいから、さっさとしてくれよ大金が必要なんだよね。信じていないようだけどきちんとそのカードに登録されているからな、急いでくれよ。」



 「そんなはずはない。」



 職員が慌てて確認するが残高は金貨40万枚あった。



 「・・・うそだぁ~、本当にある。」



 その言葉でギルド内が静まりかえる。



 「そんな大金準備できません。ギルドマスターを呼んできます。」



 慌てて職員がギルドマスターを呼びにいく。

最初に俺の担当した馬鹿な職員は顔が青くなって震

えている。

どんな奴を敵にまわしたかわかったのだろうか。

暫くするとクソギルドのマスターがやってきた。



 「君がダイスケか?金貨20万枚だって?」



 「そうだが、ギルドの規則ではドコの支店でも下ろせるといってたから下ろすのだが問題でもあるのか?」



 「確かに下ろせるが金額が金額なんですぐには無理だ。」



 「ならいつまでに用意できる?全額だ」



 「はっ全額だって?40万枚??それは無理だ。」



 「どうしてなんだ?俺はギルドに預けているのだがなぜだ?おかしい話だな!それとこんな話をこんな所で話しやがってここのギルドは馬鹿ばっかしだな?ギルド職員は冒険者に情報もあたえずに自分の言うことを聞く奴だけに情報を与えて職権乱用だよね。最初に担当者したモズクという女職員?先週絡んできた冒険者もあんたの差し金だよね?」



 「どういうことだ?」



 叫ぶギルドマスター、うずくまる女職員モズク。



 「あなたがきちんと管理しないから職員が職権乱用でいいように冒険者をつかって甘い汁をすすっているんですよ。いいから金下さいよ。ダンジョンのなくなった街に用はないですから」



 「待ってくれ、なぜダンジョンの事を知っているんだ?」



 「そりゃ、攻略したからに決まっているでしょう。馬鹿な職員がよそ者は勝手にダンジョンにいって攻略すればいいでしょっていって情報売らなかったから、言われた通りすがり勝手に攻略しただけですよ。降ろせないならかえります。当然のもうダンジョンの恩恵はもらえませんのでいる意味がないので次の街にいきます。あとギルド本部のマスターには伝えてありますのであなた方がどうなるかは自分で考えてくださいね。女職員は打ち首らしいよ。笑」



 こうしてドラグールの待ちから冒険者ギルドはな

くなった、形はあるのだが信用はズタボロで利用者

をはじめ商人は違う街に移り去ったらしい。

ギルドマスターは責任をとらされて個人資産の没収

されてギルドにこき使われている。

女職員はギルド本部で余罪を追及され資産没収され

てギルド前で打ち首の刑になりました。

俺はヘルマン王国に嫌気がさしたので、違う国に行

くことにした。

次行くのは隣の国のイスカルゴン帝国にした。

特に理由がないがギルド本部があるから謝罪とお金

を下ろすことにしよう。

あと俺にケンカを売ると怖いと言うことを教えてや

ることにした。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界に迷い込んだ盾職おっさんは『使えない』といわれ町ぐるみで追放されましたが、現在女の子の保護者になってます。

古嶺こいし
ファンタジー
異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険者資格も剥奪され、しかも家まで壊されて居場所を完全に失ってしまった。 頼りもない孤独な主人公はこれからどうしようと海辺で黄昏ていると、海に女の子が浮かんでいるのを発見する。 「うおおおおお!!??」 慌てて救助したことによって、北城辰也の物語が幕を開けたのだった。 基本出来上がり投稿となります!

魔法の探求者、異世界で無双する ~美少女奴隷と共にダンジョン探索。屋敷をもらってレアアイテムをゲットして、ついでに爵位も授かっちゃうぜ~

猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ファンタジー
 主人公【シンヤ】は日本人だ。  異世界に転移し、魔物に襲われている行商人の一行を助けた。  行商人はお礼として、奴隷を一人譲ってくれると言う。  シンヤが美少女奴隷に目移りしているとき、誰かが彼の腕を引っ張った。  それは助けた者の一人、猫獣人の奴隷【ミレア】だった。 「ん? どうしたんだ?」 「……」  シンヤの問いかけに対して、彼女は熱っぽい視線を向けるだけだ。 「えっと……。君が俺の仲間になりたいのか?」  シンヤはそう尋ねた。  すると、コクッと力強くうなずく。 「そうなのか……。でも、どうして俺なんだ?」 「赤猫族の女……。命の恩人には、絶対服従スル……」 「へ?」  シンヤは思わず聞き返す。  だが、彼が思考を整理している間に、ミレアが距離を詰めてきて……。  彼女の口唇が、シンヤの頬に触れた。 「え!?」  突然のことに驚くシンヤ。  その隙をついて、今度は彼の首筋に舌を這わせる。 「ちょっ……! 何してんだよ!!」  慌てて飛び退くシンヤ。 「強い雄の子種がほしイ……。シンヤ、あたしと子どもをつくろウ?」 「いやいやいやいや!」 「ダメ……?」 「いや、そういう問題じゃなくてさ……。命の恩人というだけで、そこまでしなくてもいいぞ?」 「ソレだけじゃない。匂いも気に入った……」 「はぁ……」 「それに、シンヤはすごく強い魔力を持ってイル……。あたしも魔力持ちだからワカル……」 「まあ、確かにそうだけどな」 「きっと役に立つ……。あたしを使ってほしイ……」  そう言うと、ミレアは再び顔を近づけてくる。 「おい……。ちょっと待てって……」 「シンヤ、スキ……。早く赤ちゃんつくろウ?」 「いやいやいやいや!!」  迫ってくる猫娘を押しとどめようとするシンヤ。  だが、ミレアの力は強く、どんどん押し込まれていくのだった。

平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。 平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。 果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか…… ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️ ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。  嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる! 転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。 新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか?? 更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。

けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。 日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。 あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの? ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。 感想などお待ちしております。

キャンピングカーで往く異世界徒然紀行

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが… ※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜 ※カクヨム様でも投稿をしております

バランスブレイカー〜ガチャで手に入れたブッ壊れ装備には美少女が宿ってました〜

ふるっかわ
ファンタジー
ガチャで手に入れたアイテムには美少女達が宿っていた!? 主人公のユイトは大人気VRMMO「ナイト&アルケミー」に実装されたぶっ壊れ装備を手に入れた瞬間見た事も無い世界に突如転送される。 転送されたユイトは唯一手元に残った刀に宿った少女サクヤと無くした装備を探す旅に出るがやがて世界を巻き込んだ大事件に巻き込まれて行く… ※感想などいただけると励みになります、稚作ではありますが楽しんでいただければ嬉しいです。 ※こちらの作品は小説家になろう様にも掲載しております。

処理中です...