上 下
19 / 36
暴走編

フィルランドの道のり

しおりを挟む
 フィーの里帰りを行うためにエルフの国エルフィランドにむかっている。人口は約2000人くらいで王都の周りに5つの街があるとのことだ。面倒だか、王都に入るにはそれぞれの街を通らないといけない見たいだ。観光もするのもいいのだろう、今まで観光という観光はしていなかったからな。

 ロックも々いけないエルフの国に行けると思って興奮している。たしかにロックも盛んな年頃だろう二人で夜の街に行ってもいいだろう。



 「ロックは筆おろしはおわったのか?」



 「なにを言ってるっすか?ご主人」



 「いや、気になったからな。」



 「まだっすよ。」



 「なら今度いいところに行こうか。フィーには秘密だ。」



 「はいっす。」



「さっきから、ご主人はロックとなにを話ているのですか?」



 「男の夜事情だよ。」



 「えっ、」



 顔が赤くなるフィー、俺はオープンスケベなので堂々とするのだ、ついでにエルフの国では娼館があるかしいてみたが、フィーはしらないみたいだ。街についたら聞いてみよう。



 「フィーは好きな人とないないのか?」



 「昔は居ましたが今はいません。ご主人に好かれるまで頑張ります。」



 別に頑張らなくてもいいが、つまり俺はねらっているのかな?まぁ、難しいとおもうけどニーナみたいになったら売るよ。最低だと思われようが面倒臭いやつはいらない。フィーもいい年だから国で解放してあるのも考えておこう。



 「フィーは兄弟はいないのか?」



 「エルフは中々子供が出来にくいので一人っ子です。」



 「そうか、なると両親もフィーといっしょにいたいだろう。解放を考えるフィーはどう思っている?」



 「家族ご一緒にいたいのですが、ご主人と離れるのもさびしいです。」



 「まだ、決められないと言うことだな?」



 「はい。」



 「エルフの国から出るときに考えておいてくれ。この話は終わりだ。」



 「今日はこの辺で野営をしよう。そして、明日はエルフの国に入ろう。特になければ、どんどん住んでいくぞ。贅沢をいえば家事ができる奴隷がほしいくらいかな。たまには他人がつくる料理を食べるのも、悪くないからな。」





 こっちの世界では、本当に料理がおいしくないのだ、スキルレベルを持っていてもたいしたことないのだ。最低でも5レベルの調理レベルが欲しいところである。フィーも手伝いをしてレベルが上がって上手くなっているが、俺の味に近いためどうしようもない。ロックにいたっては、男の料理といって丸焼きがメインになっている。エルフの国に期待だな可愛いメイドがいるといいな。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)

SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。 しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。 相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。 そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。 無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!

異世界で黒猫君とマッタリ行きたい

こみあ
ファンタジー
始発電車で運命の恋が始まるかと思ったら、なぜか異世界に飛ばされました。 世界は甘くないし、状況は行き詰ってるし。自分自身も結構酷いことになってるんですけど。 それでも人生、生きてさえいればなんとかなる、らしい。 マッタリ行きたいのに行けない私と黒猫君の、ほぼ底辺からの異世界サバイバル・ライフ。 注)途中から黒猫君視点が増えます。 ----- 不定期更新中。 登場人物等はフッターから行けるブログページに収まっています。 100話程度、きりのいい場所ごとに「*」で始まるまとめ話を追加しました。 それではどうぞよろしくお願いいたします。

【完結】異世界で小料理屋さんを自由気ままに営業する〜おっかなびっくり魔物ジビエ料理の数々〜

櫛田こころ
ファンタジー
料理人の人生を絶たれた。 和食料理人である女性の秋吉宏香(あきよしひろか)は、ひき逃げ事故に遭ったのだ。 命には関わらなかったが、生き甲斐となっていた料理人にとって大事な利き腕の神経が切れてしまい、不随までの重傷を負う。 さすがに勤め先を続けるわけにもいかず、辞めて公園で途方に暮れていると……女神に請われ、異世界転移をすることに。 腕の障害をリセットされたため、新たな料理人としての人生をスタートさせようとした時に、尾が二又に別れた猫が……ジビエに似た魔物を狩っていたところに遭遇。 料理人としての再スタートの機会を得た女性と、猟りの腕前はプロ級の猫又ぽい魔物との飯テロスローライフが始まる!! おっかなびっくり料理の小料理屋さんの料理を召し上がれ?

いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!

町島航太
ファンタジー
 ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。  ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。

虐げられた令嬢、ペネロペの場合

キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。 幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。 父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。 まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。 可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。 1話完結のショートショートです。 虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい…… という願望から生まれたお話です。 ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。 R15は念のため。

冷宮の人形姫

りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。 幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。 ※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。 ※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので) そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

処理中です...