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5.砂を収納する日々
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翌朝からサトルはダムから出て砂漠の砂をアイテムボックスに収納する事にした。
前回の改善点を考慮しながら収納する。まず広範囲に収納する部分のを広げて下方を収納していく。穴が深くなるに連れて崩落の危険があるが落ちてくり砂を収納すればいいので簡単な事だった。
しかし、サトルだからやれる方法だった。
それを毎日コツコツやっているサトルだった。
幼女女神からも貰った資金も段々つきていき生活がきつくなってきているがサトルは砂をドンドン収納している。
サトルの食生活はかなり偏食である。4種類かないカップ麺をローテーションで食べていくのだが少し違う。まずしょうゆ味から始まり次もしょうゆ、次しょうゆ、次しょうゆとしょうゆ味があきるまでとことん食べる。
飽きたらとんこつ味にしてそれを飽きるまで食べる。とんこつに飽きたらシーフード味、シーフード味に飽きたら最後にカレーを食べる。カレーが飽きたらしょうゆ味に戻るといったものだった。
砂をアイテムボックスに収納しだして1カ月後固い岩盤が出てきた。
岩盤は流石に収納できなかったので岩盤に沿って砂を収納する。
砂を収納する事でサトルのアイテムボックスの使い方も早くなり最初の頃の4倍のスピードで収納する事に成功していた。
収納を繰り返して行くうちに砂漠の範囲が狭まって来ていた。サトルが異世界にきて2ヶ月が過ぎようとしていた。
この日も砂を収納していると突如人らしき人物が荷物と一緒に落ちてきた。
「きゃぁあああ!!」
受け止めようかと思ったが避けるサトル。
ドーン。
「いててててぇ、何でこんな所に穴があるのよ。ついてないわね。擦り剥いてるぅ。」
そんなことを言っている少女は日本の体育で使うジャージを着ていた。なぜ?理由は3年7組橋本と書いてあったからだ。異世界に召喚された日本人みたいだった。
「どうしよう上れるかな?」
橋本と呼ばれる少女はサトルが居ることを認識していなかった。背後に立ち話し掛ける。
「橋本さんちっといいかい?」
「はいっ!!」
びっくりして返事をする橋本さんでした。
「あなたは誰ですか?」
「田中サトル異世界召喚に巻き込まれた日本人さぁー。」
「あなたも?私は橋本マナミ巻き込まれた日本人です。高校三年生です。」
「疑問なんだがなんで橋本さんはここに居るんだい?ここは砂漠だよ!」
素朴な質問をぶつけると黙り込んだ橋本さんだった。
「・・にげて・ぃの!」
「ん~なんだって?」
「異世界が怖くて逃げてきたの!わかった?」
なんか訳ありのようだった。
前回の改善点を考慮しながら収納する。まず広範囲に収納する部分のを広げて下方を収納していく。穴が深くなるに連れて崩落の危険があるが落ちてくり砂を収納すればいいので簡単な事だった。
しかし、サトルだからやれる方法だった。
それを毎日コツコツやっているサトルだった。
幼女女神からも貰った資金も段々つきていき生活がきつくなってきているがサトルは砂をドンドン収納している。
サトルの食生活はかなり偏食である。4種類かないカップ麺をローテーションで食べていくのだが少し違う。まずしょうゆ味から始まり次もしょうゆ、次しょうゆ、次しょうゆとしょうゆ味があきるまでとことん食べる。
飽きたらとんこつ味にしてそれを飽きるまで食べる。とんこつに飽きたらシーフード味、シーフード味に飽きたら最後にカレーを食べる。カレーが飽きたらしょうゆ味に戻るといったものだった。
砂をアイテムボックスに収納しだして1カ月後固い岩盤が出てきた。
岩盤は流石に収納できなかったので岩盤に沿って砂を収納する。
砂を収納する事でサトルのアイテムボックスの使い方も早くなり最初の頃の4倍のスピードで収納する事に成功していた。
収納を繰り返して行くうちに砂漠の範囲が狭まって来ていた。サトルが異世界にきて2ヶ月が過ぎようとしていた。
この日も砂を収納していると突如人らしき人物が荷物と一緒に落ちてきた。
「きゃぁあああ!!」
受け止めようかと思ったが避けるサトル。
ドーン。
「いててててぇ、何でこんな所に穴があるのよ。ついてないわね。擦り剥いてるぅ。」
そんなことを言っている少女は日本の体育で使うジャージを着ていた。なぜ?理由は3年7組橋本と書いてあったからだ。異世界に召喚された日本人みたいだった。
「どうしよう上れるかな?」
橋本と呼ばれる少女はサトルが居ることを認識していなかった。背後に立ち話し掛ける。
「橋本さんちっといいかい?」
「はいっ!!」
びっくりして返事をする橋本さんでした。
「あなたは誰ですか?」
「田中サトル異世界召喚に巻き込まれた日本人さぁー。」
「あなたも?私は橋本マナミ巻き込まれた日本人です。高校三年生です。」
「疑問なんだがなんで橋本さんはここに居るんだい?ここは砂漠だよ!」
素朴な質問をぶつけると黙り込んだ橋本さんだった。
「・・にげて・ぃの!」
「ん~なんだって?」
「異世界が怖くて逃げてきたの!わかった?」
なんか訳ありのようだった。
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