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幼少期
さらば教会、さらば街
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15歳になりいよいよ旅立つ時がきた。当然シスターは文句をいっているが、これ以上文句を言うと違う街の教会に異動になるので言わないみたいだ。
「今までありがとうございました。たまには顔をだしますが、運営は関係者で行って下さいね。」
「「「寂しくなるね。」」」
関係者に見送られ俺は旅にでた。冒険者ギルドとはかなり昔から揉めていたので商人や教会の身分証明書を使って街の出入りをする予定である。
数年経った冒険者ギルドの権力はかなり低下しているらしい。理由は冒険者になっても仕事が無いためだ、また各地の領主自らがモンスター討伐を行っているため冒険者ギルドに予算が行かないようだ。ただし、国の首都などのギルドは力をまだ維持しているみたいだった。
街から出て周辺の村や街によって特産や観光名所を堪能する予定である。一人で旅にでるわけだが、安全面はスキルがある為困ることは無い。奴隷を買った方がいいと思う異世界人がいると思うが面倒事の要因なのでやらない。
街を求めて歩いていると、前方にモンスターがいるのがわかった。しかも数人の冒険者と戦っていた。面倒だったので無視して歩いていると戦っていた冒険者達が俺の方に逃げてやって来ている。
「助けてくれ~。」
「断る。」
そう言い放つと猛スピードでその場を離れた。
その後冒険者達はモンスターにやられて死んでいた。なぜ知っているのかと言うとその現場に戻り、冒険者達が死ぬと頃を隠れて見ていたからだ。
その後、モンスターを倒して素材のはぎ取りをおこなった。ついでに屍になっている冒険者達からもはぎ取りを行った。俺にモンスターを押しつけようとした慰謝料だ。
駆け出しの冒険者だったのかたいした物は身につけていなかった。屍をそのままにするとアンテッドになったり病気の素になるので燃やして処理した。
それから歩いていりると騎士団に護衛されている豪華な馬車と盗賊達が戦闘していたが、異世界テンプレを回避する為、スキルで気配を消して様子を伺う事にした。
盗賊が勝つのがテンプレだが、騎士団が普通に勝っていた。
「盗賊達は生きている者は捕虜として奴隷商人に売り払う。また、街まで警戒を怠るなよ。」
「「「はい。」」」
隊長らしき男が指揮をとる。部下達はハキハキとしていて素早く命令を実行していた。盗賊達を鑑定してみると称号に元冒険者となっていた。冒険者では生計がたてれないので盗賊になったのだろう。取りあえず街まで案内してもらう。馬車には乗らず後方を走ってついていく。誰一人気づかないので騎士団のレベルは人外には行ってないみたいだ。暫くすると街が見えてきた。
「今までありがとうございました。たまには顔をだしますが、運営は関係者で行って下さいね。」
「「「寂しくなるね。」」」
関係者に見送られ俺は旅にでた。冒険者ギルドとはかなり昔から揉めていたので商人や教会の身分証明書を使って街の出入りをする予定である。
数年経った冒険者ギルドの権力はかなり低下しているらしい。理由は冒険者になっても仕事が無いためだ、また各地の領主自らがモンスター討伐を行っているため冒険者ギルドに予算が行かないようだ。ただし、国の首都などのギルドは力をまだ維持しているみたいだった。
街から出て周辺の村や街によって特産や観光名所を堪能する予定である。一人で旅にでるわけだが、安全面はスキルがある為困ることは無い。奴隷を買った方がいいと思う異世界人がいると思うが面倒事の要因なのでやらない。
街を求めて歩いていると、前方にモンスターがいるのがわかった。しかも数人の冒険者と戦っていた。面倒だったので無視して歩いていると戦っていた冒険者達が俺の方に逃げてやって来ている。
「助けてくれ~。」
「断る。」
そう言い放つと猛スピードでその場を離れた。
その後冒険者達はモンスターにやられて死んでいた。なぜ知っているのかと言うとその現場に戻り、冒険者達が死ぬと頃を隠れて見ていたからだ。
その後、モンスターを倒して素材のはぎ取りをおこなった。ついでに屍になっている冒険者達からもはぎ取りを行った。俺にモンスターを押しつけようとした慰謝料だ。
駆け出しの冒険者だったのかたいした物は身につけていなかった。屍をそのままにするとアンテッドになったり病気の素になるので燃やして処理した。
それから歩いていりると騎士団に護衛されている豪華な馬車と盗賊達が戦闘していたが、異世界テンプレを回避する為、スキルで気配を消して様子を伺う事にした。
盗賊が勝つのがテンプレだが、騎士団が普通に勝っていた。
「盗賊達は生きている者は捕虜として奴隷商人に売り払う。また、街まで警戒を怠るなよ。」
「「「はい。」」」
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