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第40話
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朝、私は目が覚めた瞬間、いつもの自分の部屋じゃないから、違和感があった。
そっか、昨日から18年前の時代に来てるんだったな…。
朝起きると元の時代に帰っていることを少し期待していたけどそんなことはなかった。
やはり18年前のパパの実家だ。
時計を見ると朝8時だ。
夏休みに入ってから、ラジオ体操の無い日はいつもこの時間に起きている。
タイムスリップしてもそれは変わらないんだな。
「雪愛ちゃん、もう起きてるかな?」
その時、ドア越しにパパの声がした。
「お兄ちゃん、今起きたとこだよ!」
私は言った。
「お腹すいてたら、朝ごはんを今から食べる?」
パパが言った。
いつもこれくらいの時間に朝ごはんを食べているから、そういえばお腹が空いてるな…。
「うん!すぐに着替えて朝ごはん食べるよ!」
「じゃあ、準備できたらお店に来てね!」
「うん!分かった!」
私はすぐに着替えて、布団を畳んでから顔を洗うと、1階にあるお店へ行った。
すると、パパがお店のテーブルにお皿に盛ったハチミツトーストとゆで卵をを2人分用意して置いていた。
「雪愛ちゃん、飲み物は牛乳で良いかな?」
パパが言った。
「うん!牛乳がいい!」
私は答えた。
私は毎朝、朝食は牛乳を飲んでいる。
ほとんど普段の朝食と同じだ。
「おじさんとおばさんは?」
私は聞いた。
「父さんと母さんは、まだ寝てるよ。9時くらいに起きてそのままランチの準備をしてから10時半くらいに朝食を食べてるよ。僕は学校がある時はもっと早いから、夏休みでも今くらいの時間には起きて、朝食を食べてるよ。」
パパは答えた。
「なるほど。夜も遅くまでお店もしてるみたいだからね。」
私は言った。
「ごちそうさまでした!」
30分もしないうちに2人とも朝食を食べ終わった。
「そろそろ、父さんと母さんは起きてきてランチの準備を始める頃だとは思うけど、良かったら一緒に海の辺りを散歩しようか?」
私達が食べた朝食の片付けを一緒にしながら、パパが言った。
「うん!朝の海も見てみたい!」
私は言った。
それから、私はお店に出てきたおじいちゃんとおばちゃんに挨拶をしてから、パパと海まで散歩に行った。
やっぱり、時間によって同じ場所の海でも違って見えるのかな?
天気も良くて朝に見る海は昨日のお昼に見た時よりもきれいに見える。
てか、水が汚れていないせいか現代よりもこの時代の方が綺麗に見える。
「雪愛ちゃん、僕は少し砂浜をジョギングするから少しここで待っててくれるかな?」
パパは言った。
そういえば、パパは動きやすそうなTシャツと短パンで海に来ている。
「うん!いいよ!」
私が答えるとパパはすぐに砂浜を走って行った。
パパが走って行った後も私は砂浜に座って海を眺めていた。
すると、
「ワン!ワン!うー!うー!」
すぐ近くから、犬の鳴き声が聞こえたのでそちらを見た。
すると黒い大きな犬が私を睨んで吠えている。
首輪をしていないし、毛が汚れているから野良犬だ。
怖いな!!
逃げよう!
「ワン!ワン!」
そう思ったら、逆の方からも別の犬の声が聞こえたのでそちらを見ると同じく大きな白い犬と茶色い犬が私を睨んで吠えている!
こちらも見るからに野良犬っぽい。
なんとなくこの3匹は似ているので兄弟かな?
てか、ヤバい!
3匹の野良犬に囲まれている!
周りに人もいないし、どうしよう!?
ピンチだ!!
そっか、昨日から18年前の時代に来てるんだったな…。
朝起きると元の時代に帰っていることを少し期待していたけどそんなことはなかった。
やはり18年前のパパの実家だ。
時計を見ると朝8時だ。
夏休みに入ってから、ラジオ体操の無い日はいつもこの時間に起きている。
タイムスリップしてもそれは変わらないんだな。
「雪愛ちゃん、もう起きてるかな?」
その時、ドア越しにパパの声がした。
「お兄ちゃん、今起きたとこだよ!」
私は言った。
「お腹すいてたら、朝ごはんを今から食べる?」
パパが言った。
いつもこれくらいの時間に朝ごはんを食べているから、そういえばお腹が空いてるな…。
「うん!すぐに着替えて朝ごはん食べるよ!」
「じゃあ、準備できたらお店に来てね!」
「うん!分かった!」
私はすぐに着替えて、布団を畳んでから顔を洗うと、1階にあるお店へ行った。
すると、パパがお店のテーブルにお皿に盛ったハチミツトーストとゆで卵をを2人分用意して置いていた。
「雪愛ちゃん、飲み物は牛乳で良いかな?」
パパが言った。
「うん!牛乳がいい!」
私は答えた。
私は毎朝、朝食は牛乳を飲んでいる。
ほとんど普段の朝食と同じだ。
「おじさんとおばさんは?」
私は聞いた。
「父さんと母さんは、まだ寝てるよ。9時くらいに起きてそのままランチの準備をしてから10時半くらいに朝食を食べてるよ。僕は学校がある時はもっと早いから、夏休みでも今くらいの時間には起きて、朝食を食べてるよ。」
パパは答えた。
「なるほど。夜も遅くまでお店もしてるみたいだからね。」
私は言った。
「ごちそうさまでした!」
30分もしないうちに2人とも朝食を食べ終わった。
「そろそろ、父さんと母さんは起きてきてランチの準備を始める頃だとは思うけど、良かったら一緒に海の辺りを散歩しようか?」
私達が食べた朝食の片付けを一緒にしながら、パパが言った。
「うん!朝の海も見てみたい!」
私は言った。
それから、私はお店に出てきたおじいちゃんとおばちゃんに挨拶をしてから、パパと海まで散歩に行った。
やっぱり、時間によって同じ場所の海でも違って見えるのかな?
天気も良くて朝に見る海は昨日のお昼に見た時よりもきれいに見える。
てか、水が汚れていないせいか現代よりもこの時代の方が綺麗に見える。
「雪愛ちゃん、僕は少し砂浜をジョギングするから少しここで待っててくれるかな?」
パパは言った。
そういえば、パパは動きやすそうなTシャツと短パンで海に来ている。
「うん!いいよ!」
私が答えるとパパはすぐに砂浜を走って行った。
パパが走って行った後も私は砂浜に座って海を眺めていた。
すると、
「ワン!ワン!うー!うー!」
すぐ近くから、犬の鳴き声が聞こえたのでそちらを見た。
すると黒い大きな犬が私を睨んで吠えている。
首輪をしていないし、毛が汚れているから野良犬だ。
怖いな!!
逃げよう!
「ワン!ワン!」
そう思ったら、逆の方からも別の犬の声が聞こえたのでそちらを見ると同じく大きな白い犬と茶色い犬が私を睨んで吠えている!
こちらも見るからに野良犬っぽい。
なんとなくこの3匹は似ているので兄弟かな?
てか、ヤバい!
3匹の野良犬に囲まれている!
周りに人もいないし、どうしよう!?
ピンチだ!!
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