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第6章 前島優希
第48話 憧れ
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「コナミちゃん、一本どうだい!」
「そうだね…みんなの分も合わせて5本ちょうだい」
「あいよ、400ポイントでいいぜ!」
「ありがとー」
請求ウィンドウが表示されたステータス画面でポイントを支払って、5本の串焼きを受け取る。うん、おいしそうだ。
「はい、ユーキくん」
「ありがとう、コナミ姉ちゃん。えっと、お金は…」
「今日は私のおごりだから」
「いや、それは悪いよ。今日はお詫びで呼んだのに」
「それ言ったら、私はユーマにたびたび奢ってもらってるよ? 昨日だってリアルで」
「それは…まあいいか、また今度どこかでボクが奢れば」
といっても、400ポイントって、リアルの日本円で4円なんだけど。リアルでポイント払いすることを考えたら、一万倍の違いがあることになる。まあ、今は深く考えなくてもいいか。
「ふむ、公式の課金と還元は認められているのか…。現実の貿易などで応用できないものかな」
「あなた、仕事のことは忘れましょ」
前島さんのお父さん、投資家としての職業病かな? ああ、でもわかるんだよね。なんでもいろんなことを、普段関心のある事柄に結びつけて考えちゃうのって。私も、何かっていうとクエスト攻略に結びつけてしまうというか。こないだ授業で出てきたある国の歴史を、某ギルド領地の栄枯盛衰に照らし合わせてしまったり。いや、極端な例の場合だよ?
「それにしても、美奈子…コナミさんは、街の人に人気ね」
「そうだな。屋台の人からよく声をかけられている。それも、AI…NPCか、それではなく、ユーザアバターがほとんどだ」
「街を歩くことはそんなにないんだけど…目立つのかな、このアバター」
「え、今さら?」
「…うん、まあ」
最近気づいたのよ。こないだ、ユリシーズさんにリアルの容姿やら何やらのことを言われてね。
私としては、リアルの自分自身を偽装アバター『コナミ・サキ』に強力に結びつけることで、本来のアバター『ミリアナ・レインフォール』のユーザであることを隠しやすくするためだったんだけれども。でも、コナミはコナミでミリアナと全く違う意味で目立つのであれば、元々の目的をより果たすわけで。…棚からぼた餅のように考えておこう。
◇
中央噴水からの大通りにある店を一通り回った私達。お腹もいっぱいである。お昼食べたばかりだったけど、リアルとゲームは文字通り別腹なので全く問題はない。
「じゃあ、次はボクのおすすめの…」
ズサッ
ガシッ
「ギ~ル~マ~ス~、こんなとこで彼女と何してるんですかね~?」
「ほんっとーに、最近は油断ならないですね! 昨日、あれだけ語り尽くしたのに!」
「抜け駆け禁止! 特権撲滅! 背任必殺!」
ああ、なるほど、このアバターが目立つってことは、三人娘にもすぐ見つかるってことだよねー。べ、別に、またつけられていたわけじゃないよねー。あははは、はは。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 今日は本当に特別なんだ! ほ、ほら、このふたりはボクの両親、この子は弟の優真、キミ達もリアルで何度も会っているだろう!?」
「なお悪いわ! 既成事実作ろうって魂胆じゃない! あ、おじさまおばさま、御無沙汰しております」
「あ、ああ、その口調は君達か。いや、3日前の夕方にもウチに来てなかったかい?」
「そうね、その時もウチの食堂で夕食を一緒に食べて」
「そうでしたっけ? おほほほ」
「優真くん、こっちでもかわいいねー」
ああ、御両親が言ってたことは本当に本当だったんだ…。でも、今ここで私が問い詰めてもしかたがないよね。なにより、優真くん…ユーキくんの教育に悪い。
「とにかく、今日は優真の初ログインなんだ。だから…」
「それなら、御両親やコナミ様に任せればいいでしょ?」
「だから、ほら、ギルマスはこっちに来る!」
「洗いざらい吐いてもらう。何も出なくなるまで。ふふふ」
「えええ…」
ずるずるずる
最近見たばかりの光景がまた繰り広げられる。合掌。
「ええと…コナミさん、どうしようか?」
「優希…ユーマがどこに連れて行きたかったかわからないわねえ」
「そうですね…じゃあ、とりあえず」
社会人ユーザへのおすすめといったら、あそこしかない。ミリアナである私がオーナーだからってわけじゃないよ?
◇
「ああ、いいね…いい感じだ」
「本当、くつろげそうだわ」
「いらっしゃい。注文は?」
定番のバー『雨宿り』。御両親はここでしばらくマスターと話をして楽しめるだろう。なにしろ、マスターの本職は情報仲介なのだから。クエスト関係以外にも、ユーザ間でやりとりされる情報は少なからずある。多いとも言えないけど。社会人初心者にはちょうどいいと思う。
「それじゃあ、私はユーキくんと他のところに行ってきます。メッセージの使い方はわかりますよね?」
「ああ。すまないね、結局世話になって」
「優真…ああ、ユーキね、コナミさんの言うことをよく聞いてね」
「うん」
からんからん
「さてと、どこに行きたい? 特になければ、適当に…」
「…『ミリアナ・レインフォール』に、会いたい」
「え?」
「美奈子…コナミ姉ちゃんって、ミリアナの知り合いなんでしょ? 兄ちゃんが言ってた」
「…もしかして、アバターをエルフにしたのも」
「うん。ログインはできなかったけど、ネットで攻略映像を観て、学校でも友達とすごく話題にして、…僕も、あんな風に戦えたらなって」
「そっか…」
そっか、小学生とかの間でも話題になってるんだ、ミリアナって。セレブ的なナニかはユリシーズさんにも聞いて、なんだそれって感じだったけど、こういう、子供の憧れみたいな存在になっているのは、当事者としてもちょっと嬉しい。
「…ダメ、かな?」
「うーん…」
会ってあげたいとは思う。でも、私がいなくなって、代わりにミリアナが現れたら…怪しまれるよね、いくらなんでも。今までは『知り合いといっても結局あまり会わない』でごまかしていたし、それに、そもそもその知り合い設定さえ、一部のユーザに対しての嘘っぱちなのである。主に、拓也関係者と前島さん関係者。優真くん…ユーキくんは後者に入るわけだけど。
うーん。
うーん、うーん。
ぽーん。
「ん? メッセージ? …って、えええ!?」
「ど、どうしたの?」
「…ユリシーズさん、こないだの反省で、いきなり音声モードにしなかったのは良かったけど、でも、タイミングが悪いよ…」
はい、『緊急クエスト』が入りました! しかも、これなに。かなり急を要するよ!?
「コナミ姉ちゃん…?」
「…ねえ、ミリアナのこと、前島さん…お兄ちゃんから、どこまで聞いてる?」
「全部だよ。えっと…『現界』だっけ、そのことも。運営会社の人も話していたし」
そこまで!? ああ、そうか、ユリシーズさん、前島さんの家族には一通り話すって言ってたっけ。その家族に、優真くんも含まれていたってことか…。
…よし。
「わかった、ミリアナに会わせてあげる」
「ホント!?」
「でも、他のみんなには内緒にしてね。これはまだ、私と運営会社の人達しか知らないことだから」
「え…?」
ピッピッピッ
【現実世界の『月面都市シルバーリング上空』に転移します。よろしいですか? [はい/いいえ]】
[はい]を、押す。
優真くん…ユーキくんの手を、しっかり掴んで。
「そうだね…みんなの分も合わせて5本ちょうだい」
「あいよ、400ポイントでいいぜ!」
「ありがとー」
請求ウィンドウが表示されたステータス画面でポイントを支払って、5本の串焼きを受け取る。うん、おいしそうだ。
「はい、ユーキくん」
「ありがとう、コナミ姉ちゃん。えっと、お金は…」
「今日は私のおごりだから」
「いや、それは悪いよ。今日はお詫びで呼んだのに」
「それ言ったら、私はユーマにたびたび奢ってもらってるよ? 昨日だってリアルで」
「それは…まあいいか、また今度どこかでボクが奢れば」
といっても、400ポイントって、リアルの日本円で4円なんだけど。リアルでポイント払いすることを考えたら、一万倍の違いがあることになる。まあ、今は深く考えなくてもいいか。
「ふむ、公式の課金と還元は認められているのか…。現実の貿易などで応用できないものかな」
「あなた、仕事のことは忘れましょ」
前島さんのお父さん、投資家としての職業病かな? ああ、でもわかるんだよね。なんでもいろんなことを、普段関心のある事柄に結びつけて考えちゃうのって。私も、何かっていうとクエスト攻略に結びつけてしまうというか。こないだ授業で出てきたある国の歴史を、某ギルド領地の栄枯盛衰に照らし合わせてしまったり。いや、極端な例の場合だよ?
「それにしても、美奈子…コナミさんは、街の人に人気ね」
「そうだな。屋台の人からよく声をかけられている。それも、AI…NPCか、それではなく、ユーザアバターがほとんどだ」
「街を歩くことはそんなにないんだけど…目立つのかな、このアバター」
「え、今さら?」
「…うん、まあ」
最近気づいたのよ。こないだ、ユリシーズさんにリアルの容姿やら何やらのことを言われてね。
私としては、リアルの自分自身を偽装アバター『コナミ・サキ』に強力に結びつけることで、本来のアバター『ミリアナ・レインフォール』のユーザであることを隠しやすくするためだったんだけれども。でも、コナミはコナミでミリアナと全く違う意味で目立つのであれば、元々の目的をより果たすわけで。…棚からぼた餅のように考えておこう。
◇
中央噴水からの大通りにある店を一通り回った私達。お腹もいっぱいである。お昼食べたばかりだったけど、リアルとゲームは文字通り別腹なので全く問題はない。
「じゃあ、次はボクのおすすめの…」
ズサッ
ガシッ
「ギ~ル~マ~ス~、こんなとこで彼女と何してるんですかね~?」
「ほんっとーに、最近は油断ならないですね! 昨日、あれだけ語り尽くしたのに!」
「抜け駆け禁止! 特権撲滅! 背任必殺!」
ああ、なるほど、このアバターが目立つってことは、三人娘にもすぐ見つかるってことだよねー。べ、別に、またつけられていたわけじゃないよねー。あははは、はは。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 今日は本当に特別なんだ! ほ、ほら、このふたりはボクの両親、この子は弟の優真、キミ達もリアルで何度も会っているだろう!?」
「なお悪いわ! 既成事実作ろうって魂胆じゃない! あ、おじさまおばさま、御無沙汰しております」
「あ、ああ、その口調は君達か。いや、3日前の夕方にもウチに来てなかったかい?」
「そうね、その時もウチの食堂で夕食を一緒に食べて」
「そうでしたっけ? おほほほ」
「優真くん、こっちでもかわいいねー」
ああ、御両親が言ってたことは本当に本当だったんだ…。でも、今ここで私が問い詰めてもしかたがないよね。なにより、優真くん…ユーキくんの教育に悪い。
「とにかく、今日は優真の初ログインなんだ。だから…」
「それなら、御両親やコナミ様に任せればいいでしょ?」
「だから、ほら、ギルマスはこっちに来る!」
「洗いざらい吐いてもらう。何も出なくなるまで。ふふふ」
「えええ…」
ずるずるずる
最近見たばかりの光景がまた繰り広げられる。合掌。
「ええと…コナミさん、どうしようか?」
「優希…ユーマがどこに連れて行きたかったかわからないわねえ」
「そうですね…じゃあ、とりあえず」
社会人ユーザへのおすすめといったら、あそこしかない。ミリアナである私がオーナーだからってわけじゃないよ?
◇
「ああ、いいね…いい感じだ」
「本当、くつろげそうだわ」
「いらっしゃい。注文は?」
定番のバー『雨宿り』。御両親はここでしばらくマスターと話をして楽しめるだろう。なにしろ、マスターの本職は情報仲介なのだから。クエスト関係以外にも、ユーザ間でやりとりされる情報は少なからずある。多いとも言えないけど。社会人初心者にはちょうどいいと思う。
「それじゃあ、私はユーキくんと他のところに行ってきます。メッセージの使い方はわかりますよね?」
「ああ。すまないね、結局世話になって」
「優真…ああ、ユーキね、コナミさんの言うことをよく聞いてね」
「うん」
からんからん
「さてと、どこに行きたい? 特になければ、適当に…」
「…『ミリアナ・レインフォール』に、会いたい」
「え?」
「美奈子…コナミ姉ちゃんって、ミリアナの知り合いなんでしょ? 兄ちゃんが言ってた」
「…もしかして、アバターをエルフにしたのも」
「うん。ログインはできなかったけど、ネットで攻略映像を観て、学校でも友達とすごく話題にして、…僕も、あんな風に戦えたらなって」
「そっか…」
そっか、小学生とかの間でも話題になってるんだ、ミリアナって。セレブ的なナニかはユリシーズさんにも聞いて、なんだそれって感じだったけど、こういう、子供の憧れみたいな存在になっているのは、当事者としてもちょっと嬉しい。
「…ダメ、かな?」
「うーん…」
会ってあげたいとは思う。でも、私がいなくなって、代わりにミリアナが現れたら…怪しまれるよね、いくらなんでも。今までは『知り合いといっても結局あまり会わない』でごまかしていたし、それに、そもそもその知り合い設定さえ、一部のユーザに対しての嘘っぱちなのである。主に、拓也関係者と前島さん関係者。優真くん…ユーキくんは後者に入るわけだけど。
うーん。
うーん、うーん。
ぽーん。
「ん? メッセージ? …って、えええ!?」
「ど、どうしたの?」
「…ユリシーズさん、こないだの反省で、いきなり音声モードにしなかったのは良かったけど、でも、タイミングが悪いよ…」
はい、『緊急クエスト』が入りました! しかも、これなに。かなり急を要するよ!?
「コナミ姉ちゃん…?」
「…ねえ、ミリアナのこと、前島さん…お兄ちゃんから、どこまで聞いてる?」
「全部だよ。えっと…『現界』だっけ、そのことも。運営会社の人も話していたし」
そこまで!? ああ、そうか、ユリシーズさん、前島さんの家族には一通り話すって言ってたっけ。その家族に、優真くんも含まれていたってことか…。
…よし。
「わかった、ミリアナに会わせてあげる」
「ホント!?」
「でも、他のみんなには内緒にしてね。これはまだ、私と運営会社の人達しか知らないことだから」
「え…?」
ピッピッピッ
【現実世界の『月面都市シルバーリング上空』に転移します。よろしいですか? [はい/いいえ]】
[はい]を、押す。
優真くん…ユーキくんの手を、しっかり掴んで。
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