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第 十章 拡大する町。始動する商会。
第158話 土木工事の次は森林伐採。貴族の仕事じゃないよね。①
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この話は、土木工事専門商会『穴堀屋』がツールの町に来た翌日の話である。
「お早うございます。旦那様。お時間でございます。お起き下さい。皆様お待ちです。」
「うーん、暑い。苦しい。」
「旦那様?旦那様?」
「苦しい。暑い。重い。」
「旦那様、失礼致します。な、なんと?旦那様、大丈夫ですか。今お助け致します。」
そう聞こえたかと思うと、急に顔の上の重みか消え、暑苦しかったのが解消した。
「ふぅー、何だったんだ?苦しかったが。」
「大丈夫でしたか?旦那様。」
「何か暑いし、もわもわするし、息苦しいし。どうなってたんだ、私は?」
相変わらずアイリスに抱き着かれていて、これも暑いし。そう言えば、お腹が重苦しくないな。
「あれ?アルメイダが居ないな。どこいった?」
「旦那様、アルメイダはここでございます。」
サウルに抱えられて丸くなって寝ている小虎がいる。
「あれ、なんでサウルが抱いているのかな?」
「旦那様、先程まで旦那様のお顔の上で丸まって寝ておりましたのを、お気付きで無かったのですか?」
「いや、真っ暗だし、息苦しいし、アイリスが抱き着いていて動けないし。そこまで考える余裕は無かったよ。少しパニックになりかけていたかな。」
「左様でございましたか。アルメイダとアイリスには、そろそろ自分の部屋のベッドで眠るように言わないといけませんね。」
「まあ、まだ幼いからね。この年で身寄りが居ないとやはり寂しいのだろうね。それより、起きないといけないのでは?」
「そうでした。皆様もうお待ちです。すぐ、お支度を。」
その後、アイリスとアルメイダを起こして、急ぎ身支度を整えて食堂に向かう。
アルメイダになんで顔の上にいたのか聞くと、寝ている内に暑くなって布団から出たら顔の上だったとのこと。次からは、せめて布団の上に寝るようにしてくれとお願いすると、夏で暑いから分かったと、言ってくれた。
アイリスにも、暑いから抱きつかない様にしてとお願いしたが、私は気にならないとはね除けられた。何故だ!
「皆お早う。遅くなって済まないね。早速始めてくれ。」
手早く挨拶をして、配膳を始めて貰う。用意して貰っている間に、伝達事項をする。
「恐らくだが、今日明日の内に『エチゴヤ』のメンバーがツールに着くと思う。この前買った店舗に寝泊まりできるように、準備をしておいてくれ。サウル頼めるかな?」
「承知しました。」
「魔法で新しく綺麗には、しておいたから。シーツ等の生活用品を揃えてやっておいてね。もし、手持ちが足らないなら、言ってくれれば渡すからね。」
「分かりました。」
「閣下は、今日は何をされますので?」
「北の『魔の森』に続く道を整備する。将来木材の確保のために行き来するにもあれじゃ、切り出した丸太を運ぶのは無理だからね。荷馬車や荷車が楽に通れるようにしないと。時間があれば、少し丸太を切り出したいと思っているよ。」
「護衛は如何しますか?」
「そうだね。・・・ソニア、セイラ、シーラ。三人予定は空いているかい?」
「はい、空いてますわ。」
「わたくしも、決まった予定はありませんが。」
「はい、急ぎの予定はありませんけど。」
「なら、狩に付き合いませんか?お嬢様方?」
「ええ、宜しくてよ。」
「承知しましたわ。」
「お共致します。」
「うん、という事で、四人で行ってくるよ。」
「騎士団からは出さなくとも宜しいのですか?」
「うん、戦うにしてもソニアのレベルアップを優先するから大丈夫だよ。そろそろ完治させたいからね。無理はしないからね。騎士団のほうは、新人の三人を特に鍛えておいて、七日に入団試験があるから、受験者に舐められない様にシゴイておいてくれ。」
「成程、承知しました。」
「では、配膳もすんだので食べましょう。いただきます。」
長話に、お腹を減らしていたアルメイダがご飯に飛び付く。
今朝のメニューは、厚切りハムステーキとスクランブルエッグだ。白パンと生野菜サラダのマヨネーズがけと野菜スープだ。
すっかりマヨネーズが定着したようだ。好評を得ているので、ビルが来たら早速量産体制を整えてもらおう。
食後に自室に戻り、七の月の決済の書類が、集まりだしたので近日中にチェックしないといけないなと、記憶の隅に予定して覚えておきながら、冒険者スタイルに着替えた。リビングに戻ると、武装した許嫁ズが先に着替えて待っていた。馬車を出してもらい拡張した北門まで送ってもらった。
さすがに、自分で整地して造った道。石を敷き詰めた様に石化しており、穏やかな座り心地で来れた。
北門で馬車から降りると、馭者に近くで待機してくれと伝える。
「〈マップ表示・オン〉。」
北門から魔の森までを拡大して映す。
「〈サーチ・北門から直線で魔の森まで幅十五メートル区域〉。」
該当の場所が白く光っており、北に向けて真っ直ぐにのびている。
「〈マップ表示・オン〉〈サーチ〉の該当区域を表示白。」
よし、白くマップに映っているな。次はと。
「〈サモン・レプラコーン〉。」
(おー、兄ちゃんか。今度は何用かな?)
「魔法で白く輝いている場所を平らにしてくれる?」
(あー、結構距離あるのぉ。これだと魔力千五百いるなぁ。やるかの?)
「やっちゃって下さい。」
その言葉と共に体から魔力が一気に抜けていく。
「ぐぅっ!」
「ショウ様、大丈夫ですか?」
僧侶のシーラが、いち早く私の様子に気が付いた様だ。
「ああ、大丈夫だ。まだ精霊魔法を上手く使いこなせていない様でね。消費魔力が大きくなってしまい、反動が少しキツいだけだ。大丈夫だから。」
心配そうに覗いてくる二人にも大丈夫だからと安心させる。
シーラと話している内に、魔法は成功したようで、目の前には真っ直ぐ北に伸びる、平らな土の道があった。
「〈マルチロック〉〈クレイトゥストーン〉。」
土の道だったのが、鈍い色の石の道に変わっていた。
「ショウ様、今のもショウ様の魔法ですの?」
今度はソニアが興味深く質問してきた。
「そうだよ。土属性魔法の石化の魔法だね。魔法だからって、何でも戦いに使わないといけないということはない。ちょっと大変だけど、土木工事に転用出来る魔法ってかなりあるんだよ。」
「成る程、確かにそうですわね。」
ソニアが頷きながら、私の言葉に納得する。
「よし、これで以前のように、お尻の痛い目に会わずに済むね、お嬢様方?」
「嫌ですわ、コーチ。」
冗談を言い合うことで、大分気分の悪さが消えていった。
「さあお嬢様方、魔の森に向かいましょう。」
待たせていた馬車に再び乗り込み、魔の森へ向かっていった。
「お早うございます。旦那様。お時間でございます。お起き下さい。皆様お待ちです。」
「うーん、暑い。苦しい。」
「旦那様?旦那様?」
「苦しい。暑い。重い。」
「旦那様、失礼致します。な、なんと?旦那様、大丈夫ですか。今お助け致します。」
そう聞こえたかと思うと、急に顔の上の重みか消え、暑苦しかったのが解消した。
「ふぅー、何だったんだ?苦しかったが。」
「大丈夫でしたか?旦那様。」
「何か暑いし、もわもわするし、息苦しいし。どうなってたんだ、私は?」
相変わらずアイリスに抱き着かれていて、これも暑いし。そう言えば、お腹が重苦しくないな。
「あれ?アルメイダが居ないな。どこいった?」
「旦那様、アルメイダはここでございます。」
サウルに抱えられて丸くなって寝ている小虎がいる。
「あれ、なんでサウルが抱いているのかな?」
「旦那様、先程まで旦那様のお顔の上で丸まって寝ておりましたのを、お気付きで無かったのですか?」
「いや、真っ暗だし、息苦しいし、アイリスが抱き着いていて動けないし。そこまで考える余裕は無かったよ。少しパニックになりかけていたかな。」
「左様でございましたか。アルメイダとアイリスには、そろそろ自分の部屋のベッドで眠るように言わないといけませんね。」
「まあ、まだ幼いからね。この年で身寄りが居ないとやはり寂しいのだろうね。それより、起きないといけないのでは?」
「そうでした。皆様もうお待ちです。すぐ、お支度を。」
その後、アイリスとアルメイダを起こして、急ぎ身支度を整えて食堂に向かう。
アルメイダになんで顔の上にいたのか聞くと、寝ている内に暑くなって布団から出たら顔の上だったとのこと。次からは、せめて布団の上に寝るようにしてくれとお願いすると、夏で暑いから分かったと、言ってくれた。
アイリスにも、暑いから抱きつかない様にしてとお願いしたが、私は気にならないとはね除けられた。何故だ!
「皆お早う。遅くなって済まないね。早速始めてくれ。」
手早く挨拶をして、配膳を始めて貰う。用意して貰っている間に、伝達事項をする。
「恐らくだが、今日明日の内に『エチゴヤ』のメンバーがツールに着くと思う。この前買った店舗に寝泊まりできるように、準備をしておいてくれ。サウル頼めるかな?」
「承知しました。」
「魔法で新しく綺麗には、しておいたから。シーツ等の生活用品を揃えてやっておいてね。もし、手持ちが足らないなら、言ってくれれば渡すからね。」
「分かりました。」
「閣下は、今日は何をされますので?」
「北の『魔の森』に続く道を整備する。将来木材の確保のために行き来するにもあれじゃ、切り出した丸太を運ぶのは無理だからね。荷馬車や荷車が楽に通れるようにしないと。時間があれば、少し丸太を切り出したいと思っているよ。」
「護衛は如何しますか?」
「そうだね。・・・ソニア、セイラ、シーラ。三人予定は空いているかい?」
「はい、空いてますわ。」
「わたくしも、決まった予定はありませんが。」
「はい、急ぎの予定はありませんけど。」
「なら、狩に付き合いませんか?お嬢様方?」
「ええ、宜しくてよ。」
「承知しましたわ。」
「お共致します。」
「うん、という事で、四人で行ってくるよ。」
「騎士団からは出さなくとも宜しいのですか?」
「うん、戦うにしてもソニアのレベルアップを優先するから大丈夫だよ。そろそろ完治させたいからね。無理はしないからね。騎士団のほうは、新人の三人を特に鍛えておいて、七日に入団試験があるから、受験者に舐められない様にシゴイておいてくれ。」
「成程、承知しました。」
「では、配膳もすんだので食べましょう。いただきます。」
長話に、お腹を減らしていたアルメイダがご飯に飛び付く。
今朝のメニューは、厚切りハムステーキとスクランブルエッグだ。白パンと生野菜サラダのマヨネーズがけと野菜スープだ。
すっかりマヨネーズが定着したようだ。好評を得ているので、ビルが来たら早速量産体制を整えてもらおう。
食後に自室に戻り、七の月の決済の書類が、集まりだしたので近日中にチェックしないといけないなと、記憶の隅に予定して覚えておきながら、冒険者スタイルに着替えた。リビングに戻ると、武装した許嫁ズが先に着替えて待っていた。馬車を出してもらい拡張した北門まで送ってもらった。
さすがに、自分で整地して造った道。石を敷き詰めた様に石化しており、穏やかな座り心地で来れた。
北門で馬車から降りると、馭者に近くで待機してくれと伝える。
「〈マップ表示・オン〉。」
北門から魔の森までを拡大して映す。
「〈サーチ・北門から直線で魔の森まで幅十五メートル区域〉。」
該当の場所が白く光っており、北に向けて真っ直ぐにのびている。
「〈マップ表示・オン〉〈サーチ〉の該当区域を表示白。」
よし、白くマップに映っているな。次はと。
「〈サモン・レプラコーン〉。」
(おー、兄ちゃんか。今度は何用かな?)
「魔法で白く輝いている場所を平らにしてくれる?」
(あー、結構距離あるのぉ。これだと魔力千五百いるなぁ。やるかの?)
「やっちゃって下さい。」
その言葉と共に体から魔力が一気に抜けていく。
「ぐぅっ!」
「ショウ様、大丈夫ですか?」
僧侶のシーラが、いち早く私の様子に気が付いた様だ。
「ああ、大丈夫だ。まだ精霊魔法を上手く使いこなせていない様でね。消費魔力が大きくなってしまい、反動が少しキツいだけだ。大丈夫だから。」
心配そうに覗いてくる二人にも大丈夫だからと安心させる。
シーラと話している内に、魔法は成功したようで、目の前には真っ直ぐ北に伸びる、平らな土の道があった。
「〈マルチロック〉〈クレイトゥストーン〉。」
土の道だったのが、鈍い色の石の道に変わっていた。
「ショウ様、今のもショウ様の魔法ですの?」
今度はソニアが興味深く質問してきた。
「そうだよ。土属性魔法の石化の魔法だね。魔法だからって、何でも戦いに使わないといけないということはない。ちょっと大変だけど、土木工事に転用出来る魔法ってかなりあるんだよ。」
「成る程、確かにそうですわね。」
ソニアが頷きながら、私の言葉に納得する。
「よし、これで以前のように、お尻の痛い目に会わずに済むね、お嬢様方?」
「嫌ですわ、コーチ。」
冗談を言い合うことで、大分気分の悪さが消えていった。
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