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第 九章 町政と商会の始動そして海賊退治。
第149話 さ〜て、海もお掃除お掃除。
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二日前に雇用契約書を交わした、『パーシモン商会』の船に、私と許嫁ズとレナード率いる騎士団が『シードラゴン号』の船上にいる。
何故船上にいるのかと言えば、航路の安全のために邪魔な海賊をアジトごと潰すためである。また、捕まえた船乗りを使えそうな奴は『エチゴヤ』の水夫として、再利用しようと思ってもいた。
普通に雇ったのでは、脱走や犯罪を再び犯す可能性が高いので、犯罪奴隷として、行動を制限するつもりだ。死罪か奴隷として働くかは本人に決めて貰う。嘘をついたら、その場で処刑だがね。その為〈リペア〉で補修した海賊船を捕虜用に一隻連れてきたのだ。
私は、心配そうにしているドレイクにあえて呑気そうに話しかけた。
「キャプテン、大丈夫かい?顔が青いよ。まさか船酔いじゃないよね?」
「閣下、冗談はよしてくだせぃ。昨日俺らの船を魔法で直してくれたことは、有りがたかったですが、翌日にいきなり海賊のアジトに攻め込むなんて、正気ですかい?」
「キャプテン私はね、冗談は好きだが嘘は嫌いなんだよ。言うのも言われるのもね。大丈夫、出来ないならやらないから。勝てない戦をするほど、暇でも金持ちでもないよ、私はね。」
私の言葉に不信感を顔に浮かべたままだった。
「前方五キロに目標を確認!」
望遠鏡を覗いていた水夫がマストの上の監視台から叫んだ。
その声を聞くと私は何時ものごとく魔法を唱える。
「〈マップ表示・オン〉。」
アジトの島が全部収まるぐらいに縮尺を合わせる。
「〈サーチ・赤鯱海賊団〉。」
(おーおー、いるいる。この動きだと、まだ気づいてないか。なら先手だな。)
「キャプテン、赤鯱のアジトにそのまま行ってくれ。」
「本当に大丈夫なんでしょね。赤鯱と言えば、水夫を含め戦闘員二百以上はいるんですぜ。この人数では勝てないじゃないですかい?」
「安心しろキャプテン。戦いになる事はないさ。いいから向かってくれ。」
「閣下、危なそうなら、すぐに逃げますからね。おい、このまま前進だ。」
あと、アジトに二キロと言う所で赤鯱側も此方に気付いたらしく、アジトの中を光点が忙しく動き始めた。
「閣下、あと二キロ程です。大丈夫なんですよね?向こうも、我々に気が付いたようですぜ。」
「じゃあ、そろそろやるかね。〈マルチロック〉〈赤鯱海賊団〉〈スタン〉、〈マルチロック〉〈赤鯱海賊団〉〈パラライズ〉。〈サーチ・赤鯱海賊団の頭領〉表示青。」
あと、一キロと言う所で望遠鏡を覗いていた監視夫が叫ぶ。
「目標地点に、動く人影がありません。」
「何、どう言うことだ。」
「詳しくは分かりませんが、倒れている人が多く見受けられます。」
「閣下、何をしたのです?」
「なに、先程彼らに魔法を使っただけですよ。」
「こんなに距離があるのに?」
「世界は広いのですよ。出来る人間がいたとして、おかしくないでしょう?」
「それはそうなんですが・・・。」
「キャプテン、無駄です。コレが閣下なのです。我々がお仕えする、ツール伯爵と言う方なのです。」
「レナード卿、それ誉めてます?」
「勿論です。心から尊敬しております。」
「・・・もう、いいです。キャプテン、そのまま船をアジトにつけて下さい。」
「は、了解です。」
小島の港に船を接岸すると渡し板を下ろして岸壁に降りた。岸壁の奥のアジトに繋がる道の上に何人か倒れている者がいた。
「はーい皆さん、倒れている者は全て縄で捕縛してね。人数がいるから、皆で手分けしてテキパキやってください。後はレナードとキャプテン頼むよ。」
「閣下は?」
レナードの問いかけに私は当然のように答えた。
「私はここの頭領に会いに行ってくるよ。縛り上げたものは、纏めて一ヶ所においてね。」
「は、了解です。」
念のために、自分に〈シールド〉〈エアカーテン〉をかけ、〈気配察知〉に気を付けながら、頭領の反応がある場所に向かった。
動ける者はなく、皆倒れたまま呻いていた。アジトの奥にある立派な建物の中に入ると中には何故か動ける女性が五人程いて、どうして良いのか分からずに、かたまって座り込んでいた。
「お姉さん達、もしかして海賊に捕まっていた人なのかな。」
「はい、下働きの奴隷として最近さらわれてきました。皆同じ村の者です。」
「そうか、大変だったね。もう大丈夫だよ。こいつらは皆捕まえるから。」
「あのー、貴方はどなたですか?」
「ああ、私はツール伯爵だ。ウチの町の商船を襲う海賊を捕まえに来たのさ。それで海賊の頭領はどこか知っているかな?」
「頭領なら、奥の自室だと思います。」
「ありがとう。あ、お姉さん達も助けるから岸壁に向かいな。」
「え、でも隷属魔法で勝手に動けないのです。」
「酷いことするなぁ。〈マルチロック〉・・・〈ディスペル〉。うん、もう隷属魔法は解呪したから、港に向かいな。」
「ああ!奴隷紋が消えているわ。あ、ありがとうございます。」
「ああ、礼は良いから、港に向かいなさい。」
「はい、本当にありがとうございます。」
扉から出ていくのを見送ると、再び奥に向かって進んだ。
扉を開けると、大きな机に突っ伏している大男がいた。麻痺して動けないのを、動こうと身をよじっている。
「やあ、こんにちは。」
「て、めえ、は、誰だ?」
「私かい?私はツールの町の領主でオオガミだよ。急に暴れられても困るからね。縛り上げさせて貰うよ。」
インベントリィから縄を取り出して、後ろ手に縛り上げた。足も縛り、動けないのを確認してから、〈キュア〉をかけた。
麻痺が解けたのが分かったのか、途端に喚き始めた。
「テメエ、覚えていろ。仲間がオメエをただじゃ済まさねぇからな。」
「仲間って誰の事だい?」
「このアジトに俺達、赤鯱海賊団二百五十人の仲間だ。」
「あのさぁ、君頭悪い?」
「なんだとテメエ!」
「なんで麻痺しているのが自分だけだと思うのかな?そのんな訳ないだろう。海賊団の者は例外無く全て麻痺しているさ。お陰て縛り上げて纏めるのか大変でね。いま私の部下が総出でやっているよ。」
「な、なんだと。本当なのか?」
「君相手に嘘を言っても、何の得もないよ。君もすぐに連れていくから、本当かどうか、すぐに分かるさ。」
話し込んでいると、扉からルーナとメッサーラが入ってきて私が居るのに驚いていた。
「閣下、どうしてここに?」
「いや、海賊団の頭領を捕まえにね。それと、隣の部屋の海賊は?」
「アイツらなら縛り上げた後に水夫によって港へ連行されてますよ。」
「そ、じゃあコイツも連れていってくれるかな。」
「了解です。」
メッサーラとルーナで引き起こして連れていった。
「さて、お宝は有るのかな?
〈サーチ・隠してある財宝〉。
おや、何かここから遠い場所に隠してあるようですね。」
現在位置から離れた所に反応がある。粗方の海賊の反応が港に集まって来た頃に港に戻ることにした。
(さて、これからまた一仕事だな。使えるやつがいれば良いのだがな。)
上手く行くことを願いつつ、皆のいる所に向かって歩いていく。
何故船上にいるのかと言えば、航路の安全のために邪魔な海賊をアジトごと潰すためである。また、捕まえた船乗りを使えそうな奴は『エチゴヤ』の水夫として、再利用しようと思ってもいた。
普通に雇ったのでは、脱走や犯罪を再び犯す可能性が高いので、犯罪奴隷として、行動を制限するつもりだ。死罪か奴隷として働くかは本人に決めて貰う。嘘をついたら、その場で処刑だがね。その為〈リペア〉で補修した海賊船を捕虜用に一隻連れてきたのだ。
私は、心配そうにしているドレイクにあえて呑気そうに話しかけた。
「キャプテン、大丈夫かい?顔が青いよ。まさか船酔いじゃないよね?」
「閣下、冗談はよしてくだせぃ。昨日俺らの船を魔法で直してくれたことは、有りがたかったですが、翌日にいきなり海賊のアジトに攻め込むなんて、正気ですかい?」
「キャプテン私はね、冗談は好きだが嘘は嫌いなんだよ。言うのも言われるのもね。大丈夫、出来ないならやらないから。勝てない戦をするほど、暇でも金持ちでもないよ、私はね。」
私の言葉に不信感を顔に浮かべたままだった。
「前方五キロに目標を確認!」
望遠鏡を覗いていた水夫がマストの上の監視台から叫んだ。
その声を聞くと私は何時ものごとく魔法を唱える。
「〈マップ表示・オン〉。」
アジトの島が全部収まるぐらいに縮尺を合わせる。
「〈サーチ・赤鯱海賊団〉。」
(おーおー、いるいる。この動きだと、まだ気づいてないか。なら先手だな。)
「キャプテン、赤鯱のアジトにそのまま行ってくれ。」
「本当に大丈夫なんでしょね。赤鯱と言えば、水夫を含め戦闘員二百以上はいるんですぜ。この人数では勝てないじゃないですかい?」
「安心しろキャプテン。戦いになる事はないさ。いいから向かってくれ。」
「閣下、危なそうなら、すぐに逃げますからね。おい、このまま前進だ。」
あと、アジトに二キロと言う所で赤鯱側も此方に気付いたらしく、アジトの中を光点が忙しく動き始めた。
「閣下、あと二キロ程です。大丈夫なんですよね?向こうも、我々に気が付いたようですぜ。」
「じゃあ、そろそろやるかね。〈マルチロック〉〈赤鯱海賊団〉〈スタン〉、〈マルチロック〉〈赤鯱海賊団〉〈パラライズ〉。〈サーチ・赤鯱海賊団の頭領〉表示青。」
あと、一キロと言う所で望遠鏡を覗いていた監視夫が叫ぶ。
「目標地点に、動く人影がありません。」
「何、どう言うことだ。」
「詳しくは分かりませんが、倒れている人が多く見受けられます。」
「閣下、何をしたのです?」
「なに、先程彼らに魔法を使っただけですよ。」
「こんなに距離があるのに?」
「世界は広いのですよ。出来る人間がいたとして、おかしくないでしょう?」
「それはそうなんですが・・・。」
「キャプテン、無駄です。コレが閣下なのです。我々がお仕えする、ツール伯爵と言う方なのです。」
「レナード卿、それ誉めてます?」
「勿論です。心から尊敬しております。」
「・・・もう、いいです。キャプテン、そのまま船をアジトにつけて下さい。」
「は、了解です。」
小島の港に船を接岸すると渡し板を下ろして岸壁に降りた。岸壁の奥のアジトに繋がる道の上に何人か倒れている者がいた。
「はーい皆さん、倒れている者は全て縄で捕縛してね。人数がいるから、皆で手分けしてテキパキやってください。後はレナードとキャプテン頼むよ。」
「閣下は?」
レナードの問いかけに私は当然のように答えた。
「私はここの頭領に会いに行ってくるよ。縛り上げたものは、纏めて一ヶ所においてね。」
「は、了解です。」
念のために、自分に〈シールド〉〈エアカーテン〉をかけ、〈気配察知〉に気を付けながら、頭領の反応がある場所に向かった。
動ける者はなく、皆倒れたまま呻いていた。アジトの奥にある立派な建物の中に入ると中には何故か動ける女性が五人程いて、どうして良いのか分からずに、かたまって座り込んでいた。
「お姉さん達、もしかして海賊に捕まっていた人なのかな。」
「はい、下働きの奴隷として最近さらわれてきました。皆同じ村の者です。」
「そうか、大変だったね。もう大丈夫だよ。こいつらは皆捕まえるから。」
「あのー、貴方はどなたですか?」
「ああ、私はツール伯爵だ。ウチの町の商船を襲う海賊を捕まえに来たのさ。それで海賊の頭領はどこか知っているかな?」
「頭領なら、奥の自室だと思います。」
「ありがとう。あ、お姉さん達も助けるから岸壁に向かいな。」
「え、でも隷属魔法で勝手に動けないのです。」
「酷いことするなぁ。〈マルチロック〉・・・〈ディスペル〉。うん、もう隷属魔法は解呪したから、港に向かいな。」
「ああ!奴隷紋が消えているわ。あ、ありがとうございます。」
「ああ、礼は良いから、港に向かいなさい。」
「はい、本当にありがとうございます。」
扉から出ていくのを見送ると、再び奥に向かって進んだ。
扉を開けると、大きな机に突っ伏している大男がいた。麻痺して動けないのを、動こうと身をよじっている。
「やあ、こんにちは。」
「て、めえ、は、誰だ?」
「私かい?私はツールの町の領主でオオガミだよ。急に暴れられても困るからね。縛り上げさせて貰うよ。」
インベントリィから縄を取り出して、後ろ手に縛り上げた。足も縛り、動けないのを確認してから、〈キュア〉をかけた。
麻痺が解けたのが分かったのか、途端に喚き始めた。
「テメエ、覚えていろ。仲間がオメエをただじゃ済まさねぇからな。」
「仲間って誰の事だい?」
「このアジトに俺達、赤鯱海賊団二百五十人の仲間だ。」
「あのさぁ、君頭悪い?」
「なんだとテメエ!」
「なんで麻痺しているのが自分だけだと思うのかな?そのんな訳ないだろう。海賊団の者は例外無く全て麻痺しているさ。お陰て縛り上げて纏めるのか大変でね。いま私の部下が総出でやっているよ。」
「な、なんだと。本当なのか?」
「君相手に嘘を言っても、何の得もないよ。君もすぐに連れていくから、本当かどうか、すぐに分かるさ。」
話し込んでいると、扉からルーナとメッサーラが入ってきて私が居るのに驚いていた。
「閣下、どうしてここに?」
「いや、海賊団の頭領を捕まえにね。それと、隣の部屋の海賊は?」
「アイツらなら縛り上げた後に水夫によって港へ連行されてますよ。」
「そ、じゃあコイツも連れていってくれるかな。」
「了解です。」
メッサーラとルーナで引き起こして連れていった。
「さて、お宝は有るのかな?
〈サーチ・隠してある財宝〉。
おや、何かここから遠い場所に隠してあるようですね。」
現在位置から離れた所に反応がある。粗方の海賊の反応が港に集まって来た頃に港に戻ることにした。
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