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第 九章 町政と商会の始動そして海賊退治。
第135話 何をするにも、まずは飯だね。
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「改めて、私がツール伯爵のショウイチ・オオガミです。遠路ご苦労様でした。細(ささ)やかですが、歓迎の用意をさせて頂きました。折角なので、こちらの皆の紹介をさせて頂きます。」
食卓に三名の行政官とその家族が左側の席に並んで座っている。右側には、私の身内がならんでいた。
「まず、こちらの彼女はソニア王女殿下です。私の許嫁です。」
王女と聞いて慌てて立ち上がろうとするのを、宥めて座らせる。食事の場なので立ち上がる必要はないと改めて伝えた。
「続いて、隣が同じく許嫁のリヒト公爵家の長女セイラ嬢。」
今度は、立ち上がることはなく、座ったまま会釈をしている。
「その隣、同じく許嫁のシーラ・ウィンドフィールド嬢。正神教の助祭をしています。隣が、シーラの兄で伯爵家騎士団団長のレナード・ウィンドフィールド騎士爵です。次は私の妹分のハイエルフのアイリスと同じく妹分の白虎人族のアルメイダです。最後に先程も紹介した、家宰兼秘書のサウルです。あちらにいるのが、この家の執事のガトーで、この家のことで分からないことは、彼に尋ねてください。ではそちらの紹介を頼みます。」
「はい、では私から紹介させて頂きます。ハザル・フォン・ダラス騎士爵です。次期コーラス子爵の弟です。独立したので元のダラス姓を名乗っています。従姉妹がそちらのセイラ嬢の母親のシュザンナ様なのでセイラ嬢の叔父に当たりますね。隣は妻のオードリーと息子のハインツです。家族共々宜しくお願いします。」
ハザルの挨拶が終わると、レオパルドが立って挨拶を始めた。
「元来口下手のため簡素な挨拶ですみません。レオパルド・フォン・サイラス騎士爵と申します。サイラス侯爵家の四男です。父はご存じの通り宰相をしております。隣は妻のセリーヌです。その隣は息子サムと娘のメリーアンです。宜しくお願いします。」
子供達は躾が行き届いているのか、きちんと二人ともお辞儀をして挨拶をした。
「私はオルソン・フォン・ターセル騎士爵です。近衛騎士団団長のバラン子爵は兄です。隣は妻のハンナと息子のニルソンです。皆さん、気さくにお付き相いしてください。」
一通りの挨拶が終わって、アルメイダの我慢が限界に近いようなので、そろそろ食べよう。
「それでは皆さんお腹がすいているでしょうから、食べましょうか。」
「「いただきます(にゃ)。」」
各自祈りを捧げてから、食事が始まる。
アルメイダを見ると、長い挨拶が終わってやっと食べられて嬉しそうだ。シッポがユラユラ元気よくゆれている。
今日の料理はメインは鶏肉の香草と白身魚のクリームシチューと、生野菜のサラダのオオガミ特製オリジナルドレッシングとパンと私と王女、アルメイダ以外の大人にはワインを出した。私は今だに基本事は生まれ変わってからは飲事ないが、サウルが領内にお金を落とす為にもある程度は地元の物を領主は買った方が良いと言われて、それなりの数のワインが家のワインセラーには置かれていた。今後家の商会で、ビールやウィスキーやブランデー、焼酎などの各種酒の醸造も考えてみるかな。ま、やっぱり飲まないけどね。
そう考えている時にハザルが質問してきた。
「伯爵様、三人の許嫁と騎士団団長は分かりますが、あの二人の幼子はどうして妹分に?」
「ああ、二人は私達が王都からツールへ向かった時、先のツール代官アシリーが、闇ギルドを使って途中にある山道で闇ギルド員や盗賊達に我々を襲撃させた事があってね。
まあ、敵は全滅させたんだけどね。その後で盗賊のアジトから助け出したのさ。
ただ、二人とも肉親がいないので、放り出すわけにもいかないし、私も天涯孤独の身でしてね。妹分として引き取ったのですよ。」
「その様なことがあったのですか。許せませんな、その代官は。」
「まあ、私も最初は行政官として宛にしていたので余計に腹が立ちましたね。ま、今は罪相応の罰をうけていますよ。」
「我々は、その宛にしていた代官の代わりなのですね。」
「いえいえ、今となってはあの者の代わりと言うより、もっと上等で大切な存在です。本当に頼りにしていますからね。」
「はい、全力で当たらせてもらいます。」
「お願いします。ああ、あと私のことは閣下と読んでください。年下に様付けはしずらいでしょう?」
「はは、では閣下宜しくお願いします。」
「こちらこそ。ハザル長官。」
「にゃ!鶏肉を、お代わりなのにゃ!」
「私はシチューをお代わりするわ。」
相変わらず、アルメイダとアイリスはマイペースだねぇ。(笑)
「さあ皆さんも、お代わりして下さい。今日はあなた方の歓迎会なのですから。良かったらワインをもっとどうぞ。」
皆には、ワインをすすめているが、私自身と王女とアルメイダは、果実水を飲んでいるが、アイリスはあの外見でも二百歳越えているからねぇ。穏やかに言えば私よりもかなりの年上なんだよねぇ。だからかワインを飲んでいるよ。ど~も違和感があるんだよねぇ、あの姿。
「ショウさん、何か今失礼な事を考えていませんか?」
「いえいえ、とんでもない。皆楽しくしているようで、良かったなーと思っていたんですよ。」
「本当かしら?・・・そういう事にしてあげます。」
(どうしてか、女性は容姿や年の事になるとこうも勘が働くのですかねぇ、霊感かな?おっと、ヤバい違うことを考えますか。
しかし、これだけの味を出しているのに、何で店を潰しますかねぇ?時間を見て話しを聞いてみますかね。うん、料理長に教えたレシピで作って貰ったドレッシングは上手くサラダに合うな。野菜が苦手なアルメイダも旨いとバリバリ食べているし。商会の商品にしてみるかな。)
「閣下、何を難しい顔をしていますか?ささ、飲みましょう。」
「いや、オルソン卿。まだ仕事があるのでね。私に気兼ねなくやってくれ。」
「じゃあ、一杯だけ。一杯だけ私が注いだワインで納得しますので、お願いしますよ閣下。」
「仕方ない。一杯だけだよ。グラスをくれ。」
ガトーから新しいグラスを渡されて、オルソンがそこに白ワインを注ぐ。
まあ、日本にいた頃は、酒は好きではないが飲めない訳ではなかったので、その時のつもりで一口飲む。
ほお、案外旨い物に感じるな。溜め息をつきながら、グラスをテーブルに置くと、いきなり目の前が暗くなり、そのまま意識を失った。
消えつつある意識の片隅でふと思った。
(あれぇ、状態異常完全無効のはずなのになぁ?フッ。)
食卓に三名の行政官とその家族が左側の席に並んで座っている。右側には、私の身内がならんでいた。
「まず、こちらの彼女はソニア王女殿下です。私の許嫁です。」
王女と聞いて慌てて立ち上がろうとするのを、宥めて座らせる。食事の場なので立ち上がる必要はないと改めて伝えた。
「続いて、隣が同じく許嫁のリヒト公爵家の長女セイラ嬢。」
今度は、立ち上がることはなく、座ったまま会釈をしている。
「その隣、同じく許嫁のシーラ・ウィンドフィールド嬢。正神教の助祭をしています。隣が、シーラの兄で伯爵家騎士団団長のレナード・ウィンドフィールド騎士爵です。次は私の妹分のハイエルフのアイリスと同じく妹分の白虎人族のアルメイダです。最後に先程も紹介した、家宰兼秘書のサウルです。あちらにいるのが、この家の執事のガトーで、この家のことで分からないことは、彼に尋ねてください。ではそちらの紹介を頼みます。」
「はい、では私から紹介させて頂きます。ハザル・フォン・ダラス騎士爵です。次期コーラス子爵の弟です。独立したので元のダラス姓を名乗っています。従姉妹がそちらのセイラ嬢の母親のシュザンナ様なのでセイラ嬢の叔父に当たりますね。隣は妻のオードリーと息子のハインツです。家族共々宜しくお願いします。」
ハザルの挨拶が終わると、レオパルドが立って挨拶を始めた。
「元来口下手のため簡素な挨拶ですみません。レオパルド・フォン・サイラス騎士爵と申します。サイラス侯爵家の四男です。父はご存じの通り宰相をしております。隣は妻のセリーヌです。その隣は息子サムと娘のメリーアンです。宜しくお願いします。」
子供達は躾が行き届いているのか、きちんと二人ともお辞儀をして挨拶をした。
「私はオルソン・フォン・ターセル騎士爵です。近衛騎士団団長のバラン子爵は兄です。隣は妻のハンナと息子のニルソンです。皆さん、気さくにお付き相いしてください。」
一通りの挨拶が終わって、アルメイダの我慢が限界に近いようなので、そろそろ食べよう。
「それでは皆さんお腹がすいているでしょうから、食べましょうか。」
「「いただきます(にゃ)。」」
各自祈りを捧げてから、食事が始まる。
アルメイダを見ると、長い挨拶が終わってやっと食べられて嬉しそうだ。シッポがユラユラ元気よくゆれている。
今日の料理はメインは鶏肉の香草と白身魚のクリームシチューと、生野菜のサラダのオオガミ特製オリジナルドレッシングとパンと私と王女、アルメイダ以外の大人にはワインを出した。私は今だに基本事は生まれ変わってからは飲事ないが、サウルが領内にお金を落とす為にもある程度は地元の物を領主は買った方が良いと言われて、それなりの数のワインが家のワインセラーには置かれていた。今後家の商会で、ビールやウィスキーやブランデー、焼酎などの各種酒の醸造も考えてみるかな。ま、やっぱり飲まないけどね。
そう考えている時にハザルが質問してきた。
「伯爵様、三人の許嫁と騎士団団長は分かりますが、あの二人の幼子はどうして妹分に?」
「ああ、二人は私達が王都からツールへ向かった時、先のツール代官アシリーが、闇ギルドを使って途中にある山道で闇ギルド員や盗賊達に我々を襲撃させた事があってね。
まあ、敵は全滅させたんだけどね。その後で盗賊のアジトから助け出したのさ。
ただ、二人とも肉親がいないので、放り出すわけにもいかないし、私も天涯孤独の身でしてね。妹分として引き取ったのですよ。」
「その様なことがあったのですか。許せませんな、その代官は。」
「まあ、私も最初は行政官として宛にしていたので余計に腹が立ちましたね。ま、今は罪相応の罰をうけていますよ。」
「我々は、その宛にしていた代官の代わりなのですね。」
「いえいえ、今となってはあの者の代わりと言うより、もっと上等で大切な存在です。本当に頼りにしていますからね。」
「はい、全力で当たらせてもらいます。」
「お願いします。ああ、あと私のことは閣下と読んでください。年下に様付けはしずらいでしょう?」
「はは、では閣下宜しくお願いします。」
「こちらこそ。ハザル長官。」
「にゃ!鶏肉を、お代わりなのにゃ!」
「私はシチューをお代わりするわ。」
相変わらず、アルメイダとアイリスはマイペースだねぇ。(笑)
「さあ皆さんも、お代わりして下さい。今日はあなた方の歓迎会なのですから。良かったらワインをもっとどうぞ。」
皆には、ワインをすすめているが、私自身と王女とアルメイダは、果実水を飲んでいるが、アイリスはあの外見でも二百歳越えているからねぇ。穏やかに言えば私よりもかなりの年上なんだよねぇ。だからかワインを飲んでいるよ。ど~も違和感があるんだよねぇ、あの姿。
「ショウさん、何か今失礼な事を考えていませんか?」
「いえいえ、とんでもない。皆楽しくしているようで、良かったなーと思っていたんですよ。」
「本当かしら?・・・そういう事にしてあげます。」
(どうしてか、女性は容姿や年の事になるとこうも勘が働くのですかねぇ、霊感かな?おっと、ヤバい違うことを考えますか。
しかし、これだけの味を出しているのに、何で店を潰しますかねぇ?時間を見て話しを聞いてみますかね。うん、料理長に教えたレシピで作って貰ったドレッシングは上手くサラダに合うな。野菜が苦手なアルメイダも旨いとバリバリ食べているし。商会の商品にしてみるかな。)
「閣下、何を難しい顔をしていますか?ささ、飲みましょう。」
「いや、オルソン卿。まだ仕事があるのでね。私に気兼ねなくやってくれ。」
「じゃあ、一杯だけ。一杯だけ私が注いだワインで納得しますので、お願いしますよ閣下。」
「仕方ない。一杯だけだよ。グラスをくれ。」
ガトーから新しいグラスを渡されて、オルソンがそこに白ワインを注ぐ。
まあ、日本にいた頃は、酒は好きではないが飲めない訳ではなかったので、その時のつもりで一口飲む。
ほお、案外旨い物に感じるな。溜め息をつきながら、グラスをテーブルに置くと、いきなり目の前が暗くなり、そのまま意識を失った。
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