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第 二章 冒険者ギルドとやっぱりのお約束

第 23話 魔法の力と気の力①

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    「〈ステータス・オープン〉。」

    ステータス
氏名        ショウイチ・オオガミ   (大神    将一 )
年齢    十五歳
職業    メイン    剣士Lv  9
            サ    ブ     魔法使い  Lv  8    (僧侶Lv1)
称号    界を渡りし者   不幸を極めし者    バウティハンター    神の観察対象

身体レベル    Lv11

能力値
    生命力    1100/1100
    魔    力      690/700
    力            750
    体    力    600
    素早さ    500
    器用さ    500
    精神力    600
    運            10000(Max)

ユニークスキル
        武技の極み
        魔導の極み
        インベントリィ
        状態異常完全無効
        世界の理
スキル
        ガイアワールド共通語    Lv  5(Max)
       剣術(神刀流)Lv  1 
       投擲    Lv  1
       見切りLv  1
       忍び足Lv  1
       魔力感知    Lv  6
       魔力操作    Lv  6
       魔法創造    
       マップ表示 (改)
       盾技    Lv  8    
       体力回復(小)    
       魔力回復  Lv  2   
       操気術    Lv  1 
       瞑想
技・魔法リスト
    〈技〉    
        強打
        二段斬り        
    〈魔法〉
        火属性(Lv1)    ファイヤーアロー        
        風属性(Lv1)    エアシックル
        水属性(Lv1)    ウォーターニードル
        土属性(Lv1)    ロックパレット
        光属性(Lv1)    ヒール    フラッシュ    
                    (Lv2)ピュリフィケーション    キュア
        闇属性(Lv1)    ダークネス    ウィークネス
        時空間属性(Lv1)    クイック    シェルター
        無属性(Lv1)    鑑定     シールド    サーチ    コピー  
                    (Lv2) 身体強化  
        生活魔法  
        ファイア
        ウォーター
        クリーン  

    うん、少しずつ成長しているな。今日は依頼をこなして稼がないとね。
ま、夜は読書して魔法の勉強だけど。
    さあ準備して朝飯食べにいくか。実は昨日の夜、食べ損ねたせいで腹が減って仕方ないのだよ。
    
    装備を着て階下に降りる。
鍵を預けながら外出することを伝える。

    「いらっしゃい。」
「モーニングと果実水を頼むよ。」
「お父さん、モーニング一丁。」
「あいよぉ。」
「しめて銀貨一枚です。」
銀貨一枚と籠をわたした。
「また、サンドイッチたのむよ。」
「追加で銅貨五十枚よ。」
「わかった。」

お金を払い。いつものテーブルに座る。
    モーニングをトレイに乗せカイラがくる。今日も良い香りをさせているな。

    「いただきます。」

    今日のメニューは、具沢山のスープ、ポトフの様にゴロゴロ大きく切った野菜や太いソーセージがまるごと入っていたりした。野菜やソーセージから美味いダシが出ているな。相変わらず味付けは塩だけだが、うーん固形ダシの素がほしいな。検索で調べたらわかるかな?また調べておうとするか。
空きっ腹に染みる旨さを味わい完食する。

    「オオガミのお兄ちゃん。これお昼ね。」

そう言って籠に入ったサンドイッチを渡される。礼を言い受け取り、冒険者ギルドに向かう。

    相変わらず、朝は混雑している中で依頼ボードを見て良さそうな依頼をさがす。

    「ゴブリンは安いしな。お、最近増えているオークの討伐か。肉売ればそれなりになるかな。これにするか。」

    依頼票を剥がし受付に並ぶ。油断していた訳ではないが後ろに気配を感じて振り向く、

(ピロ~ン♪『武技の極み』により、〈気配察知Lv1〉を覚えた。)

    「おい、ガキ。どうせお使いか薬草採集なんだろ。こっちは急いでんだ。そこをどけ。」

    (キター!ここで来るか、お約束が!)

    「申し訳ないが、こちらも討伐で急いでいる。大人しく待っていれば順番はくるよ。待てないなら他に並びな。」
「なんだと。テメー、ガキのクセに生意気なことをいいやがって。生意気なガキはこうしてやる。」

    断ったら、やはりお約束通り殴りかかってきた。意外とスローモーションだな。手のひらに『気』を纏いパンチを受け止めた。

    (ピロ~ン♪『武技の極み』により、〈格闘Lv1〉を覚えました。)

周りは巻き込まれない様に引いて人の輪ができる。

    「ギルド会館内は私闘禁止のはずだが?」
「何だと、俺のパンチ止めやがった。クソ生意気な、このっ!」

更に殴り掛かってこようとしので、転がした。

「騒がしいぞ。ギルド内で何を揉めている。」

    以前、戦闘訓練でしごかれたギルドマスターが奥からでてきた。

    「おう、お前は先日訓練したオオガミじゃないか。どうした?」
「いや、並んでいたら急に後ろからこの男が邪魔だ退けというので、お断りしたら生意気だと言って殴りかかってきたと言ったところだ。」
「なんだと、おいお前確かDランクのバドだったな。そんなに暴れたいなら俺が付き合ってやる。こっちに来な。」
「いや、暴れたい訳じゃない、ただこいつが生意気な事いうので、懲らしめてやろうと、つい手が出てしまっただけだ。」
「ほう、ついね。なら俺もつい練習したくなって、お前を相手にするだけだ。先輩風吹かす程力が余ってるなら、四の五の言わず相手しな。いいから来い。」

    男の首根っこを掴み引きずって行く。そしてバドの耳元に呟く。

    (危なかったな。お前が絡んだあいつ、先日の新人冒険者の戦闘訓練で俺とまともにやり合って平気な顔をしていた奴だぞ。あのままケンカしていたら、お前必ずのされてたな。いや運が良かったな?お前。)

    まあ、運が良かったのかな。いくらテンプレとはいえ、朝から絡まれるのも面倒だ。なんかこっちを見て驚いた顔をしているが、ギルドマスターあいつに何かいったのかな?まあ良いや。俺の受付の順番がきた。

    「こんにちは。ご用件は何ですか?」
「依頼の受付けを頼むよ。」

流石、ギルドの受付嬢。何もなかったかの対応だ。依頼票とギルドカードを渡した。

「少しお待ち下さい。」

といい、受付を開始する。

「こちらの依頼は五日以内に五匹討伐して下さい。討伐証明部位は右耳になります。達成報酬は銀貨五枚です。宜しいですか?」
「了解だ。最近オークを見かける場所はどの辺りかな?」
「街を東にでて、約半日行った北側の森林地帯辺りで確認情報がはいってます。」

(半日東か、俺が転生した辺りだな。)

    さぁて、早速向かいますかね。

















 







    
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