背中越しの恋人

雨宮 瑞樹

文字の大きさ
上 下
19 / 57

すれ違い6

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

背中越しの恋

雨宮 瑞樹
恋愛
高校二年生の水島唯と宮川亮。 二人は幼稚園の頃からの幼なじみで、高校2年生になっても変わらずいつも一緒にいる二人。 二人は共に惹かれ合っているが、なかなか言い出せずにこれまで過ごしてきた。 亮は、有名映画監督の息子。 その上、スポーツ万能、頭脳明晰、ものづくりも得意という多才な持ち主。 持ち前の明るさで、自然と人を惹き付ける魅力溢れる男の子。 一方の唯は、ごく普通の女の子。 唯自身は平凡な人間が亮の隣にいるべきではないと、思っていた。 小さい頃は、何も考えず二人一緒にいても許されたはずなのに。 成長すればするほど、息苦しくなっていく。 幼馴染みという関係は、お互いの温もりを感じるほど近いのに、恋というものに最も遠い。 近づく勇気が持てない二人。 悩みながら。 苦しみながら。 答えを導き出してゆく。

この度、結婚していました

雨宮 瑞樹
恋愛
 マンションの隣同士に住んでいる二人は、幼馴染み西澤陽斗と高島彩芽。  母親同士が、ともかく昔から仲がよく、酒が大好きで、いつもどちらかの部屋で飲んでいて「子供が二十四歳までに、結婚していなかったら結婚させよう」という話題で盛り上がる毎日。酔っぱらいの戯言だと気にも留めていなかった二人。  しかし、とうとう二人が二十四歳を迎えると……  勝手に婚姻届けを出されていた事実が発覚!

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

夫は私を愛してくれない

はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」 「…ああ。ご苦労様」 彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。 二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。

背中越しの恋人 before

雨宮 瑞樹
恋愛
以前連載していた『背中越しの恋人』の亮と唯の煮え切らない二人のお話です。 (単発で読めます) 友人三人が、あまりに煮え切らない二人にイライラしてくっつける計画を立てて……。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました

結城芙由奈@12/27電子書籍配信
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】 今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。 「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」 そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。 そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。 けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。 その真意を知った時、私は―。 ※暫く鬱展開が続きます ※他サイトでも投稿中

私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜

月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。 だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。 「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。 私は心を捨てたのに。 あなたはいきなり許しを乞うてきた。 そして優しくしてくるようになった。 ーー私が想いを捨てた後で。 どうして今更なのですかーー。 *この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

処理中です...