50 / 105
せ、せ、せ、宣伝とかじゃないよ……
しおりを挟む
ニンジンのようなもの、玉ねぎのようなもの、ピーマンのようなもの、セロリのようなもの、じゃがいものようなもの……野菜類はとにかく皮をむいて食べやすい大きさに切っておけばいいでしょうか。
特製ダレはすでに用意されています。あとは何をすればいいのかな。調味料として、ダタズさんが何か持ってきています。匂いを嗅ぐと胡椒みたいなもの。マスタードみたいなもの。塩。
あとはニンニク。油と小麦粉とパン。
シチューと言っていたけれど、油と小麦粉を使うんですよね。何のシチューでしょう。牛乳系はないし、トマト系もないし……。
「ああ、野菜を切るなら、僕がやりますよ。こう見えても、ナイフさばきは得意なので……!」
と、手元からバーヌにナイフを取り上げられてしまいました。
わ、私だって、料理はそこそこしてたんだからね!ただ、包丁じゃなくてナイフだから、ちょっと、使いにくかったから、その、危なっかしいように見えたかもしれないですけど……。
うううう。
得意と言うだけあって、バーヌは手際よく皮をむいていくきます。
ああ、そういえば、皮むきは日本じゃほぼピーラーでしたから、仕方がないです。
切るのなら得意って、邪魔ですよね。まな板他にありませんもんね。
ナイフはもう一つ見つけたので、肉でも……あ!
いいことを考えました。
油、揚げ物もフライパンでひたひた程度の油で揚げ焼きにするくらいはあります。小麦粉あります。パンがあるからパン粉もでます。ニンニクがあるし塩もあるのです。作りますか!
捨てるなんてもったいないです。
ホルモンは、臭みを取るために大量の水で丁寧に洗って下茹でしてと結構手間がかかるので、今回はあきらめます。ホルモンの焼肉もおいしいのになあ……。
そういえば、食べ方が確立されたのって戦後だって話でしたっけ?それまでは日本でも捨ててたんですよね、ホルモン。
というわけで、ホルモンは諦めますが、レバーを使って簡単に1品作ります。
「猫竜王とくいしんぼう巫女」という本に出てきたレバー料理です。
レバーのフライです。薄く切って、塩振ってニンニク細かく刻んだのちょいと乗せて、水で溶いた小麦粉塗ってパンでつくったパン粉つけて、フライパンで揚げ焼き。じゅわわー。
できました。いただきます。
うんまっ。
牛レバーよりさらに食べやすいです。臭みが少ない。口の中のバサバサ感も少なめ。薄くしたので衣のサクサク感のが勝ってますよ。
「バーヌ、試食お願いしてもいい?」
「これは、変わった食べ物ですね?パン?」
パン粉でフライって文化はないのでしょうか?
「毒見なら僕の仕事ですから、お願いなんてしゃぢゃdd」
「試食。毒見じゃないです。すでにボクが食べました」
もちろんほっぺたびろーんの刑!をしたいのですが、片手はお皿を持っているので、片側だけびろーん。
って、また嬉しそうな顔を。マゾですか?大丈夫か、バーヌっ!
========
なんか、本のタイトル入ってます。せ、宣伝じゃないんだからね!
ただ、同じ料理が出てくるから、「またか!」って思われるよりは「うんうん、あっちにもあったね!」と自爆しといた方が……。
ん?何の話かて?
WEBで検索してみて。
特製ダレはすでに用意されています。あとは何をすればいいのかな。調味料として、ダタズさんが何か持ってきています。匂いを嗅ぐと胡椒みたいなもの。マスタードみたいなもの。塩。
あとはニンニク。油と小麦粉とパン。
シチューと言っていたけれど、油と小麦粉を使うんですよね。何のシチューでしょう。牛乳系はないし、トマト系もないし……。
「ああ、野菜を切るなら、僕がやりますよ。こう見えても、ナイフさばきは得意なので……!」
と、手元からバーヌにナイフを取り上げられてしまいました。
わ、私だって、料理はそこそこしてたんだからね!ただ、包丁じゃなくてナイフだから、ちょっと、使いにくかったから、その、危なっかしいように見えたかもしれないですけど……。
うううう。
得意と言うだけあって、バーヌは手際よく皮をむいていくきます。
ああ、そういえば、皮むきは日本じゃほぼピーラーでしたから、仕方がないです。
切るのなら得意って、邪魔ですよね。まな板他にありませんもんね。
ナイフはもう一つ見つけたので、肉でも……あ!
いいことを考えました。
油、揚げ物もフライパンでひたひた程度の油で揚げ焼きにするくらいはあります。小麦粉あります。パンがあるからパン粉もでます。ニンニクがあるし塩もあるのです。作りますか!
捨てるなんてもったいないです。
ホルモンは、臭みを取るために大量の水で丁寧に洗って下茹でしてと結構手間がかかるので、今回はあきらめます。ホルモンの焼肉もおいしいのになあ……。
そういえば、食べ方が確立されたのって戦後だって話でしたっけ?それまでは日本でも捨ててたんですよね、ホルモン。
というわけで、ホルモンは諦めますが、レバーを使って簡単に1品作ります。
「猫竜王とくいしんぼう巫女」という本に出てきたレバー料理です。
レバーのフライです。薄く切って、塩振ってニンニク細かく刻んだのちょいと乗せて、水で溶いた小麦粉塗ってパンでつくったパン粉つけて、フライパンで揚げ焼き。じゅわわー。
できました。いただきます。
うんまっ。
牛レバーよりさらに食べやすいです。臭みが少ない。口の中のバサバサ感も少なめ。薄くしたので衣のサクサク感のが勝ってますよ。
「バーヌ、試食お願いしてもいい?」
「これは、変わった食べ物ですね?パン?」
パン粉でフライって文化はないのでしょうか?
「毒見なら僕の仕事ですから、お願いなんてしゃぢゃdd」
「試食。毒見じゃないです。すでにボクが食べました」
もちろんほっぺたびろーんの刑!をしたいのですが、片手はお皿を持っているので、片側だけびろーん。
って、また嬉しそうな顔を。マゾですか?大丈夫か、バーヌっ!
========
なんか、本のタイトル入ってます。せ、宣伝じゃないんだからね!
ただ、同じ料理が出てくるから、「またか!」って思われるよりは「うんうん、あっちにもあったね!」と自爆しといた方が……。
ん?何の話かて?
WEBで検索してみて。
1
お気に入りに追加
2,849
あなたにおすすめの小説
闇の錬金術師と三毛猫 ~全種類のポーションが製造可能になったので猫と共にお店でスローライフします~
桜井正宗
ファンタジー
Cランクの平凡な錬金術師・カイリは、宮廷錬金術師に憧れていた。
技術を磨くために大手ギルドに所属。
半年経つとギルドマスターから追放を言い渡された。
理由は、ポーションがまずくて回復力がないからだった。
孤独になったカイリは絶望の中で三毛猫・ヴァルハラと出会う。人語を話す不思議な猫だった。力を与えられ闇の錬金術師に生まれ変わった。
全種類のポーションが製造可能になってしまったのだ。
その力を活かしてお店を開くと、最高のポーションだと国中に広まった。ポーションは飛ぶように売れ、いつの間にかお金持ちに……!
その噂を聞きつけた元ギルドも、もう一度やり直さないかとやって来るが――もう遅かった。
カイリは様々なポーションを製造して成り上がっていくのだった。
三毛猫と共に人生の勝ち組へ...!
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
チートスキルで無自覚無双 ~ゴミスキルばかり入手したと思ってましたが実は最強でした~
Tamaki Yoshigae
ファンタジー
北野悠人は世界に突如現れたスキルガチャを引いたが、外れスキルしか手に入らなかった……と思っていた。
が、実は彼が引いていたのは世界最強のスキルばかりだった。
災厄級魔物の討伐、その素材を用いてチートアイテムを作る錬金術、アイテムを更に規格外なものに昇華させる付与術。
何でも全て自分でできてしまう彼は、自分でも気づかないうちに圧倒的存在に成り上がってしまう。
※小説家になろうでも連載してます(最高ジャンル別1位)
異世界転移したので、のんびり楽しみます。
ゆーふー
ファンタジー
信号無視した車に轢かれ、命を落としたことをきっかけに異世界に転移することに。異世界で長生きするために主人公が望んだのは、「のんびり過ごせる力」
主人公は神様に貰った力でのんびり平和に長生きできるのか。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる