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特別編3:異世界
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──〔god side〕──
アルリーシャ様と虚空の覇者さんが話しが出来る様に念話を繋ぐ。
(初めまして、私は虚空の覇者だ)
(はじめまして。主神代理のアルリーシャです)
(早速だが、この世界を捨てて別の世界に避難しないか?)
(そんな事が出来るのですか?どれだけの生物を連れていく事が出来るのでしょう?)
(人間界にはミナ殿の分身体が大勢いる。皆で協力すればかなりの人数を運ぶ事が出来るだろう。如何かな?)
(是非お願いします!)
あっという間に決まってしまった。
『そう言うわけだからミナ殿、協力を頼むぞ』
『は、はい!』
元々人間の私がやった事が原因だし勿論手伝うよ。
「私達も手伝える?」
[《次元跳躍》が必須ですが《アルスアドラステア》、《ヴィサスエスカシャイターン》ではコピーできません]
「そうなの…それじゃミナと虚空の覇者に頑張ってもらうしかないわね」
リオさんにアウラさんが答えている。
人数がいるなら《インクリースボディ》で私が増えるよ。
どれくらい増えれば良いのかな?
取り敢えず能力が使える限界まで増えてみよう。
[限界数は17498人です]
えぇ…そんなに増やせるんだ。
「1匹見たら以下略」
「ソラちゃん匹は失礼ですよ」
ユキさんはいつも通りだ。
「限界まで増殖して手伝っておいで」
「はい!」
ルーティアさんが送り出してくれるので私は転移で人間界に移動。
早速オーバーブースト《インクリースボディ》で限界まで分身体を出す。
(虚空の覇者さん、聞こえますか?)
(ミナ殿か。…どのミナ殿か分からないが)
あー…そうだよね。
(本体です。大量に分身体を増やしました!指示をお願いします!)
(む、これは…!いや失礼。想像より遥かに多くなっていたので驚いたが、これならいけるかもしれん。アルリーシャ殿、神界から生命体の分布をこちらに教えてくれ。ミナ殿達…?にはこちら側から指示を出す)
戸惑いながらも指示をくれる虚空の覇者さん。
(分かりました!)
(お願いします!)
アルリーシャ様もこの世界の人達を少しでも多く助ける為に必死だ。
私も全力で助けるよ!
私達への細かい指示は虚空の覇者さんの部下のヴェルさんとアズさんが出してくれる。
人工居住地が健在な所は丸ごと虚空の覇者さんが用意した世界に転移させ、惑星で生き残った生命はなるべく一箇所に集めて新しい世界に。
これでどれだけの生命を助けられるのかな…?
[およそ6割です]
これだけやっても約半数は助けられないの?
私にもっと力があれば……
──〔human side〕──
セラさんの能力でオラクルから脱出する。
「お疲れ~」
神様側のソラちゃんが出迎えてくれる。
「被害は…どうなったの?」
神界側の私から情報はもらっている。世界が崩壊を始めている事も。
「今、神様側のミナがこの世界の住人を新しい世界に運んでいる所だよ。何とか半分以上は助けられそうだ」
ルーティアさんはワールドコアの様子を見ながら教えてくれる。
私のせいで大変な事になっちゃった…。
[ミナ、神界側のミナの援護に行きましょう。あなたの力は同等です]
そうか!私も《インクリースボディ》を使えば…!
「私も手伝って来ます!」
「そうだな!行ってくれ!」
すぐに転移して《インクリースボディ》を実行。オーバーブーストも忘れずに掛けて限界まで増える。
(む、ミナ殿…?人間側のミナ殿か)
人間界に移動すると虚空の覇者さんがすぐに念話で話しかけて来てくれた。
(はい!何をすればいいですか?)
(助かります。私が指示を出しますので従ってください)
(はい!)
アズさんが私達のナビをしてくれる。
神界側の私達の所に人間側の私達が加わって世界丸ごと避難を手伝う。
私は人の住んでいる惑星に住む人達の避難に向かう。
既に複数の私が飛び回って人々を強制転移させていた。
『おい、そこの!今度は何が起こっているんだ?』
声を掛けてきたのはロボットに乗った人。
「この世界はまもなく崩壊します。皆さんを安全な場所へ避難させている所です」
『了解だ。アンタ達には命を救われた。避難誘導を手伝わせてもらう』
「お願いします!」
現地の人も私の言葉をすぐに信じてくれて手伝ってくれる。
これなら…かなりの人を助けられるよ!
ーーーー
(ミナ殿、ご苦労だったな。今ので最後だ)
何回《次元跳躍》を繰り返したか分からないけど、虚空の覇者さんから念話が入る。
(まだやれます!)
(安心してくれ、今ので全員避難が完了したのだ。君も早く転移するんだ)
全員避難できた…?
(はい!)
《次元跳躍》で虚空の覇者さんの用意した世界に移動する。
神界に移動すると《インクリースボディ》を解除した神様側の私が出迎えてくれた。
笑顔で出迎えてくれたけど、すぐに真顔になって一言。
「…反省してる?」
「…はい」
まさかの自分からの説教が始まってしまった。
アルリーシャ様と虚空の覇者さんが話しが出来る様に念話を繋ぐ。
(初めまして、私は虚空の覇者だ)
(はじめまして。主神代理のアルリーシャです)
(早速だが、この世界を捨てて別の世界に避難しないか?)
(そんな事が出来るのですか?どれだけの生物を連れていく事が出来るのでしょう?)
(人間界にはミナ殿の分身体が大勢いる。皆で協力すればかなりの人数を運ぶ事が出来るだろう。如何かな?)
(是非お願いします!)
あっという間に決まってしまった。
『そう言うわけだからミナ殿、協力を頼むぞ』
『は、はい!』
元々人間の私がやった事が原因だし勿論手伝うよ。
「私達も手伝える?」
[《次元跳躍》が必須ですが《アルスアドラステア》、《ヴィサスエスカシャイターン》ではコピーできません]
「そうなの…それじゃミナと虚空の覇者に頑張ってもらうしかないわね」
リオさんにアウラさんが答えている。
人数がいるなら《インクリースボディ》で私が増えるよ。
どれくらい増えれば良いのかな?
取り敢えず能力が使える限界まで増えてみよう。
[限界数は17498人です]
えぇ…そんなに増やせるんだ。
「1匹見たら以下略」
「ソラちゃん匹は失礼ですよ」
ユキさんはいつも通りだ。
「限界まで増殖して手伝っておいで」
「はい!」
ルーティアさんが送り出してくれるので私は転移で人間界に移動。
早速オーバーブースト《インクリースボディ》で限界まで分身体を出す。
(虚空の覇者さん、聞こえますか?)
(ミナ殿か。…どのミナ殿か分からないが)
あー…そうだよね。
(本体です。大量に分身体を増やしました!指示をお願いします!)
(む、これは…!いや失礼。想像より遥かに多くなっていたので驚いたが、これならいけるかもしれん。アルリーシャ殿、神界から生命体の分布をこちらに教えてくれ。ミナ殿達…?にはこちら側から指示を出す)
戸惑いながらも指示をくれる虚空の覇者さん。
(分かりました!)
(お願いします!)
アルリーシャ様もこの世界の人達を少しでも多く助ける為に必死だ。
私も全力で助けるよ!
私達への細かい指示は虚空の覇者さんの部下のヴェルさんとアズさんが出してくれる。
人工居住地が健在な所は丸ごと虚空の覇者さんが用意した世界に転移させ、惑星で生き残った生命はなるべく一箇所に集めて新しい世界に。
これでどれだけの生命を助けられるのかな…?
[およそ6割です]
これだけやっても約半数は助けられないの?
私にもっと力があれば……
──〔human side〕──
セラさんの能力でオラクルから脱出する。
「お疲れ~」
神様側のソラちゃんが出迎えてくれる。
「被害は…どうなったの?」
神界側の私から情報はもらっている。世界が崩壊を始めている事も。
「今、神様側のミナがこの世界の住人を新しい世界に運んでいる所だよ。何とか半分以上は助けられそうだ」
ルーティアさんはワールドコアの様子を見ながら教えてくれる。
私のせいで大変な事になっちゃった…。
[ミナ、神界側のミナの援護に行きましょう。あなたの力は同等です]
そうか!私も《インクリースボディ》を使えば…!
「私も手伝って来ます!」
「そうだな!行ってくれ!」
すぐに転移して《インクリースボディ》を実行。オーバーブーストも忘れずに掛けて限界まで増える。
(む、ミナ殿…?人間側のミナ殿か)
人間界に移動すると虚空の覇者さんがすぐに念話で話しかけて来てくれた。
(はい!何をすればいいですか?)
(助かります。私が指示を出しますので従ってください)
(はい!)
アズさんが私達のナビをしてくれる。
神界側の私達の所に人間側の私達が加わって世界丸ごと避難を手伝う。
私は人の住んでいる惑星に住む人達の避難に向かう。
既に複数の私が飛び回って人々を強制転移させていた。
『おい、そこの!今度は何が起こっているんだ?』
声を掛けてきたのはロボットに乗った人。
「この世界はまもなく崩壊します。皆さんを安全な場所へ避難させている所です」
『了解だ。アンタ達には命を救われた。避難誘導を手伝わせてもらう』
「お願いします!」
現地の人も私の言葉をすぐに信じてくれて手伝ってくれる。
これなら…かなりの人を助けられるよ!
ーーーー
(ミナ殿、ご苦労だったな。今ので最後だ)
何回《次元跳躍》を繰り返したか分からないけど、虚空の覇者さんから念話が入る。
(まだやれます!)
(安心してくれ、今ので全員避難が完了したのだ。君も早く転移するんだ)
全員避難できた…?
(はい!)
《次元跳躍》で虚空の覇者さんの用意した世界に移動する。
神界に移動すると《インクリースボディ》を解除した神様側の私が出迎えてくれた。
笑顔で出迎えてくれたけど、すぐに真顔になって一言。
「…反省してる?」
「…はい」
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