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地球
ドーピング
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ユキさんを連れて美咲お姉さんの車の所へ行く。
「ユキさんと合流出来ました!ありがとうございます!」
「初めまして、ユキです」
「私は美奈ちゃんの従姉妹の湊川美咲」
「俺は矢島慎吾。協力者だよ。宜しくね」
ユキさんも車に乗ってもらって美咲お姉さんの家に戻る。
ユキさんは、ここよりもかなり西側の山奥に転移していたらしく、一度見知らぬ転生者に襲われて倒しているそう。
「あの人、明らかにおかしかったんです。言動が変というか、支離滅裂で…しかもかなり強くて…」
技能が無くなっているのは何となく理解したので、慎重に防御と反撃を繰り返して倒す事が出来たと、表情を曇らせながら話していた。
1人で心細かったんだろうなぁ。
「もう大丈夫だからね」
「はい…。そうだ、他の皆さんは一緒ではないのですか?」
「うん、目撃情報は幾つかあるんだけど会えてないよ」
借りているスマホでマサキさんの動画とルーティアさん達の動画を見せる。
「良かった…無事みたいですね」
ユキさんは安心した様に頷いていた。
「リオさん、ソラちゃん、ネネさん、ハナちゃんはまだ見つかってないんだよ。あと私が転移させられるまで無事だったテュケ君、ウルちゃん、オル君は分からないよ」
「集合場所を知っている皆さんは会えると思いますけど、ルーティアさん達は知らない上に言葉が通じないと思うので難しいですね」
ユキさんは1番の問題点をすぐに言い当てた。
「ていうか今、ユキ…さんを襲っていた連中って全員知らない奴なの?」
矢島さんが聞いてくる。美人過ぎてちゃん付けし難かったのかな。
「はい。見たことのない人達でした。日本語を喋っていたので転生者で間違いないと思いますけど」
「帝国の転生者じゃないかな?私も1人に襲われたよ」
帝国が敗戦して、転生者の排除を始めた事で、今までの暮らしが出来なくなってしまった人達がいたのは事実だ。
私達はその人達に恨みを買ってしまっている。
「そうなると、敵が何人いるか分からないですね」
「うん。今は気を付けておくしかないよね」
「まずは服を買いましょうか。その格好じゃ目立ち過ぎるし」
「うげ…またかよ…」
矢島さんにはごめんなさいとしか言えない。
「でも私、少ししかお金持ってません」
おや?ユキさんお金持ってるんだ?
「その…公園で休んでいたら写真を撮らせて欲しいと言う人が来て、嫌々だったんですけど協力しました。そのお礼と言って…」
ポケットから折りたたまれた千円札を取り出すユキさん。
その人のお陰でユキさんと合流出来たんだし感謝だね。
「まあ、貰っておけばいいんじゃない?あと、お金の事は大丈夫よ。美奈ちゃんが稼いでくれたから」
笑いながら言う美咲お姉さん。
稼ぐってちょっと違うような…。
帰り道にあった服屋さんに立ち寄って、ユキさんの服を購入。
黒のスキニージーンズに白のニットシャツ。やっぱり動きやすさは大事だよね。
脱いだ鎧はトランクへ。
「ってか重っ!ユキさんこんなの着てたの?」
「そうですか?全然重くないと思うんですけど」
鎧にスリーブにグリーブ、大盾と短槍、予備武器の長剣を全部抱えながら言う矢島さん。
やっぱり基礎能力が全然違うみたいだね。
ユキさんもお腹空いているだろうし、テイクアウト専門のお弁当屋さんでご飯を買って、アパートに帰って食べながら今後の相談をする。
「気になった事があります」
ユキさんが話を切り出す。
「初めに戦ったハルバード使いの男性ですが、幾つか気になる事を言っていたんです」
「どんな事?」
「ええと、『コイツは凄え』とか『ケチらずにもっと寄越せよ』とか私と接触する前に誰かに何かを受け取っていたのだと思います」
思い出しながら話してくれるユキさん。
「その言い方だと、薬物的な印象を受けるわね。アスティアにはこっちの違法薬物的な物はあった?」
「多分沢山あると思います。私もそれっぽい薬を盛られた事があって…」
あまり思い出したくないね。
「私がその人と戦って受けた印象は、一時的に身体能力を強化している感じでした」
ユキさんの推測が正しければ、技能が無いハンデに加えて能力の底上げまでしてるって事だよね。
それは相当厄介そうだ。
昨日戦ったヨシオさん位なら強化しても倒せそうだけど、ショウ君みたいな強い人が強化されたら…もしかしてアレって強化されていたのかな?
何かいつもと様子が違った気がするし。
リュウさんなら教えてくれ…ないか。『次に会ったら殺す』って言ってたし。
今はなるべく遭遇しないようにして、みんなと合流をした方がいいよね。
明日からの行動方針も今日までとほぼ同じ。午前中はお城の公園で待機、午後からは動画やSNSを頼りに移動して探してみる事に。
明日は美咲お姉さんはアルバイトが入っているので1日居ないそう。
矢島さんは明日も手伝ってくれるそう。
でも今日は流石に帰ると言っていた。
「俺、ここにいちゃいけないよな」
「なーに?ユキちゃんが来たら遠慮するってどういう事?」
「違うよ!昨日も帰ろうとしたじゃないか!」
お姉さんが矢島さんを揶揄っている。
確かに何日も帰らないのは良くないよね。矢島さんには沢山迷惑を掛けちゃってる。
「気にしないで。普通じゃ体験できない事を出来て楽しいよ。また明日!」
矢島さんはそう言って、そそくさと帰ってしまった。
ーーーー
次の日。
私とユキさんはお城の公園に行って誰か来ないか待っていた。
矢島さんはバイクで街中を探し回ってくれている。
「美咲お姉さんが言うには寄り道していなければマサキさんが到着してそうって話なんだよね」
「ネネさんやハナちゃんを探しているのかもしれないですよ」
「なるほど」
結局今日も会えなかった。
矢島さんと合流して北方向に移動してルーティアさん達を探してみる事に。
電車とバスを乗り継いで隣の市に行ってみる。
電車の中で『忍者』の動画のコメント欄に[明日到着 リオ]と書き込みを見つけた。
「リオさん、無事だったみたいですね」
「私達がいる事を伝えようか?」
「それはやめておいた方がいいかも知れないよ。本当にリオって子という確証は無いし、本物だったとしてもコメントは誰でも見れるから敵側に行動を知られる可能性がある」
矢島さんがアドバイスをしてくれて、コメントはしない事になった。
リオさんは明日来るみたいだし、今日中にルーティアさん達に会えないかな?
「ユキさんと合流出来ました!ありがとうございます!」
「初めまして、ユキです」
「私は美奈ちゃんの従姉妹の湊川美咲」
「俺は矢島慎吾。協力者だよ。宜しくね」
ユキさんも車に乗ってもらって美咲お姉さんの家に戻る。
ユキさんは、ここよりもかなり西側の山奥に転移していたらしく、一度見知らぬ転生者に襲われて倒しているそう。
「あの人、明らかにおかしかったんです。言動が変というか、支離滅裂で…しかもかなり強くて…」
技能が無くなっているのは何となく理解したので、慎重に防御と反撃を繰り返して倒す事が出来たと、表情を曇らせながら話していた。
1人で心細かったんだろうなぁ。
「もう大丈夫だからね」
「はい…。そうだ、他の皆さんは一緒ではないのですか?」
「うん、目撃情報は幾つかあるんだけど会えてないよ」
借りているスマホでマサキさんの動画とルーティアさん達の動画を見せる。
「良かった…無事みたいですね」
ユキさんは安心した様に頷いていた。
「リオさん、ソラちゃん、ネネさん、ハナちゃんはまだ見つかってないんだよ。あと私が転移させられるまで無事だったテュケ君、ウルちゃん、オル君は分からないよ」
「集合場所を知っている皆さんは会えると思いますけど、ルーティアさん達は知らない上に言葉が通じないと思うので難しいですね」
ユキさんは1番の問題点をすぐに言い当てた。
「ていうか今、ユキ…さんを襲っていた連中って全員知らない奴なの?」
矢島さんが聞いてくる。美人過ぎてちゃん付けし難かったのかな。
「はい。見たことのない人達でした。日本語を喋っていたので転生者で間違いないと思いますけど」
「帝国の転生者じゃないかな?私も1人に襲われたよ」
帝国が敗戦して、転生者の排除を始めた事で、今までの暮らしが出来なくなってしまった人達がいたのは事実だ。
私達はその人達に恨みを買ってしまっている。
「そうなると、敵が何人いるか分からないですね」
「うん。今は気を付けておくしかないよね」
「まずは服を買いましょうか。その格好じゃ目立ち過ぎるし」
「うげ…またかよ…」
矢島さんにはごめんなさいとしか言えない。
「でも私、少ししかお金持ってません」
おや?ユキさんお金持ってるんだ?
「その…公園で休んでいたら写真を撮らせて欲しいと言う人が来て、嫌々だったんですけど協力しました。そのお礼と言って…」
ポケットから折りたたまれた千円札を取り出すユキさん。
その人のお陰でユキさんと合流出来たんだし感謝だね。
「まあ、貰っておけばいいんじゃない?あと、お金の事は大丈夫よ。美奈ちゃんが稼いでくれたから」
笑いながら言う美咲お姉さん。
稼ぐってちょっと違うような…。
帰り道にあった服屋さんに立ち寄って、ユキさんの服を購入。
黒のスキニージーンズに白のニットシャツ。やっぱり動きやすさは大事だよね。
脱いだ鎧はトランクへ。
「ってか重っ!ユキさんこんなの着てたの?」
「そうですか?全然重くないと思うんですけど」
鎧にスリーブにグリーブ、大盾と短槍、予備武器の長剣を全部抱えながら言う矢島さん。
やっぱり基礎能力が全然違うみたいだね。
ユキさんもお腹空いているだろうし、テイクアウト専門のお弁当屋さんでご飯を買って、アパートに帰って食べながら今後の相談をする。
「気になった事があります」
ユキさんが話を切り出す。
「初めに戦ったハルバード使いの男性ですが、幾つか気になる事を言っていたんです」
「どんな事?」
「ええと、『コイツは凄え』とか『ケチらずにもっと寄越せよ』とか私と接触する前に誰かに何かを受け取っていたのだと思います」
思い出しながら話してくれるユキさん。
「その言い方だと、薬物的な印象を受けるわね。アスティアにはこっちの違法薬物的な物はあった?」
「多分沢山あると思います。私もそれっぽい薬を盛られた事があって…」
あまり思い出したくないね。
「私がその人と戦って受けた印象は、一時的に身体能力を強化している感じでした」
ユキさんの推測が正しければ、技能が無いハンデに加えて能力の底上げまでしてるって事だよね。
それは相当厄介そうだ。
昨日戦ったヨシオさん位なら強化しても倒せそうだけど、ショウ君みたいな強い人が強化されたら…もしかしてアレって強化されていたのかな?
何かいつもと様子が違った気がするし。
リュウさんなら教えてくれ…ないか。『次に会ったら殺す』って言ってたし。
今はなるべく遭遇しないようにして、みんなと合流をした方がいいよね。
明日からの行動方針も今日までとほぼ同じ。午前中はお城の公園で待機、午後からは動画やSNSを頼りに移動して探してみる事に。
明日は美咲お姉さんはアルバイトが入っているので1日居ないそう。
矢島さんは明日も手伝ってくれるそう。
でも今日は流石に帰ると言っていた。
「俺、ここにいちゃいけないよな」
「なーに?ユキちゃんが来たら遠慮するってどういう事?」
「違うよ!昨日も帰ろうとしたじゃないか!」
お姉さんが矢島さんを揶揄っている。
確かに何日も帰らないのは良くないよね。矢島さんには沢山迷惑を掛けちゃってる。
「気にしないで。普通じゃ体験できない事を出来て楽しいよ。また明日!」
矢島さんはそう言って、そそくさと帰ってしまった。
ーーーー
次の日。
私とユキさんはお城の公園に行って誰か来ないか待っていた。
矢島さんはバイクで街中を探し回ってくれている。
「美咲お姉さんが言うには寄り道していなければマサキさんが到着してそうって話なんだよね」
「ネネさんやハナちゃんを探しているのかもしれないですよ」
「なるほど」
結局今日も会えなかった。
矢島さんと合流して北方向に移動してルーティアさん達を探してみる事に。
電車とバスを乗り継いで隣の市に行ってみる。
電車の中で『忍者』の動画のコメント欄に[明日到着 リオ]と書き込みを見つけた。
「リオさん、無事だったみたいですね」
「私達がいる事を伝えようか?」
「それはやめておいた方がいいかも知れないよ。本当にリオって子という確証は無いし、本物だったとしてもコメントは誰でも見れるから敵側に行動を知られる可能性がある」
矢島さんがアドバイスをしてくれて、コメントはしない事になった。
リオさんは明日来るみたいだし、今日中にルーティアさん達に会えないかな?
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