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ディルロード帝国
開戦
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お昼前までにはシュヴァイエ伯爵領とレーヴェ男爵領の民間人をダンジョンに避難させることができた。
伯爵のお屋敷でご飯を頂いていたらソラちゃんとリオさんが起きてきた。
「あなた達ずっと起きていたの?」
「はい。体調はすごくいいですよ。」
「私は元々疲労しないので。」
「2人とも人間辞めてる。」
リオさんは驚き、ソラちゃんは意外と酷い事を言っていた。
2人もご飯を頂いて、装備を整えたらいよいよ帝国との戦闘だ。
私達はウルちゃんに乗って南の海上に移動する。
暫く遠くを眺めていたら辺りが暗くなって波打っていた海面の動きが止まり、水平線の向こうから凍り始めた。
「あの4人が言っていた通りね。」
「本当に海を凍らせる事が出来るなんて…。」
「そういえば水竜さん達は大丈夫かな?」
「大丈夫です。充分に警戒する様に伝えてあります。勝てそうになければ逃げる様にとも。」
オル君が対応してくれていた。因みにオル君も既に竜の姿に戻っている。
暫く南の方を見ていると、ものすごく大きな何かがこちらに向かってやって来ているのが見えた。
やってきたのは巨大な銀色の狼。
ウルちゃんよりも大きいんじゃないかな。
頭の上に人が乗っていた。
「これがアスティア最強の竜、ウルディザスターか。我が戦うに相応しい敵だ。」
「あなたがフェンリルですか。」
ウルちゃんとフェンリルが睨み合っている。
私はフェンリルの頭の上にいる人と対話を試みる。
「私はエルジュ国エリスト所属の冒険者ミナです。あなたは帝国の転生者ですか?」
「ミナ…理不尽な破壊者のミナ!?うぅっ……!」
頭の上にいたのは15~6歳の女の子。明るい茶色に碧眼、長めの髪を後ろで束ねていた。装備は軽鎧にマント。腰に細剣を下げていた。
で、さっきから後ろを向いてしゃがんでいるけど大丈夫…?
「ユイ!私の頭の上で吐くんじゃない!」
「うぅっ…だってぇ…あんなものまともに見たらぁっ……うっ…」
…あんなものって私の事?
「ええい、吐くなと言っているだろう!お前は下がっていろ。そんな状態では戦えんだろう!」
「そうする……」
飛行魔法で浮かび上がると下がっていく。
「逃すつもりはないわよ。」
「マスターを捕らえれば戦えないでしょう。」
「ん、ゲロイン生捕り。」
飛行魔法を掛けてウルちゃんの背中から飛び出していく3人。
その時高高度を無数の空飛ぶ船が北に向かって飛んで行くのが見えた。
あれが飛空艇?
私達はアレを迎撃に行く事は出来ない。ルーティアさん達や竜のみんなに任せよう。
「少しでも私が迎撃しましょう。」
オル君が上昇していきブレスで数隻を撃沈した。
私達はユイさんとフェンリルに集中だ。
『精霊達…お願い、私を護って。』
ユイさんは口元を押さえながら精霊語で呟いた。
直後、強力な精霊の気配が近くに現れる。
氷の大精霊グレイスと水の大精霊アプサラス。雷の大精霊アザト・テスラも現れた。
『ユイに害なすものは我が滅する。』
「そこを退きなさい!《レイブラスター》!」
「《ライフストライク》、《捲土重来》!」
「《ベルセルクハウル》からの~《ギガントスマッシュ》ー!」
3人の全力攻撃が大精霊を粉砕する。
文字通り瞬殺…。
「うそぉ……」
涙目で驚いているユイさん。悪いけど手加減はしていられない。
「投降してください。そうすれば危害は加えません。」
「無理無理むり…あなた私を惨たらしく殺すつもりでしょ…?うぅ…」
「そんな事しませんよ!いい加減にしてください!怒りますよ!」
「ひぃっ……!?」
空中で気を失って落ちていくユイさん。
慌てて飛んでいって受け止める。
何?まさか怒気に当てられて気絶したの…?
「何だか拍子抜けね。」
「これで第一陣は防げそうですね。」
「ユイ!」
「あなたの相手は私ですよ!」
フェンリルがこちらに向かって来ようとするけどウルちゃんが攻撃を開始する。
一羽ばたきしてフェンリルに体当たりを仕掛けて、フェンリルもそれを受け止めて噛み付き返す。
サイズがサイズだけに凄い迫力だ。
「援護しますか?」
「そうですね…」
空から2体の戦いを見下ろしていると南から大部隊が接近して来ているのに気付いた。
あれは…車?
「戦車ー。」
「凄いですね…どれくらいいるんでしょうか?」
「ただの近代装備なら大した事ないけどね。でも中世レベルの装備じゃあれには勝てないわ。それに魔工学っていう位だし、武装は魔力の併用で強化されているだろうから厄介よ。」
確か帝国の4人から聞いた話だと、戦車の動力は魔力と石油のハイブリッドで主砲は魔力砲タイプと魔法で加速させた弾頭を発射するタイプがあるらしい。
歩兵が携行する武器も過去の世界の魔力銃や魔導銃とミスリル製の振動剣を装備しているとか。
軍の装備の差は歴然だ。地上戦力はここで食い止めないと大きな被害が出てしまう。
「私達はあれを止めるのが先みたいね。」
「ん。」
話をしていたら戦車の一団が砲撃を開始した。
まだ5キロ以上あるのに、凄い射程距離だ。
リオさんが《ディストーションバリア》で攻撃を全て防いでくれる。
「取り敢えず進路を塞ぐために凍った海を割ってしまいましょうか。」
「オッケー。防御は私とユキでやるから海の方はミナ、よろしく。」
「じゃあ詫び石で牽制してる。」
ユキさんとリオさんは砲撃を防いでくれて、ソラちゃんは貯留石の投擲で戦車を数台ずつ破壊していく。
広範囲に分厚い氷を割るのにはどの魔法がいいかな…。
考えるより適当に撃ちまくってみよう。
「《ルインブレイザー》!《レイブラスター》!《プラジウムストーム》!《フローティングストライク》!《アークティカブラス》!《メガフレア》!」
対魔王戦で異世界の魔法が増えていたのでついでに撃ってみた。
氷は消滅したり蒸発したり粉々に砕けたり爆発したりとにかく辺り一帯がメチャクチャに破壊されて氷が無くなっていく。
「なかなか派手でいいじゃない!」
「ミナさん、お見事です。」
「おおー天変地異?」
これで地上戦力は侵攻出来ないよね。あとは無力化するか、撤退させれば取り敢えず私達の勝ちだ。
「な、何という力だ…化け物め…」
フェンリルが私を睨みつけながら言ってくる。
あなたに言われたくないんだけどなぁ…
伯爵のお屋敷でご飯を頂いていたらソラちゃんとリオさんが起きてきた。
「あなた達ずっと起きていたの?」
「はい。体調はすごくいいですよ。」
「私は元々疲労しないので。」
「2人とも人間辞めてる。」
リオさんは驚き、ソラちゃんは意外と酷い事を言っていた。
2人もご飯を頂いて、装備を整えたらいよいよ帝国との戦闘だ。
私達はウルちゃんに乗って南の海上に移動する。
暫く遠くを眺めていたら辺りが暗くなって波打っていた海面の動きが止まり、水平線の向こうから凍り始めた。
「あの4人が言っていた通りね。」
「本当に海を凍らせる事が出来るなんて…。」
「そういえば水竜さん達は大丈夫かな?」
「大丈夫です。充分に警戒する様に伝えてあります。勝てそうになければ逃げる様にとも。」
オル君が対応してくれていた。因みにオル君も既に竜の姿に戻っている。
暫く南の方を見ていると、ものすごく大きな何かがこちらに向かってやって来ているのが見えた。
やってきたのは巨大な銀色の狼。
ウルちゃんよりも大きいんじゃないかな。
頭の上に人が乗っていた。
「これがアスティア最強の竜、ウルディザスターか。我が戦うに相応しい敵だ。」
「あなたがフェンリルですか。」
ウルちゃんとフェンリルが睨み合っている。
私はフェンリルの頭の上にいる人と対話を試みる。
「私はエルジュ国エリスト所属の冒険者ミナです。あなたは帝国の転生者ですか?」
「ミナ…理不尽な破壊者のミナ!?うぅっ……!」
頭の上にいたのは15~6歳の女の子。明るい茶色に碧眼、長めの髪を後ろで束ねていた。装備は軽鎧にマント。腰に細剣を下げていた。
で、さっきから後ろを向いてしゃがんでいるけど大丈夫…?
「ユイ!私の頭の上で吐くんじゃない!」
「うぅっ…だってぇ…あんなものまともに見たらぁっ……うっ…」
…あんなものって私の事?
「ええい、吐くなと言っているだろう!お前は下がっていろ。そんな状態では戦えんだろう!」
「そうする……」
飛行魔法で浮かび上がると下がっていく。
「逃すつもりはないわよ。」
「マスターを捕らえれば戦えないでしょう。」
「ん、ゲロイン生捕り。」
飛行魔法を掛けてウルちゃんの背中から飛び出していく3人。
その時高高度を無数の空飛ぶ船が北に向かって飛んで行くのが見えた。
あれが飛空艇?
私達はアレを迎撃に行く事は出来ない。ルーティアさん達や竜のみんなに任せよう。
「少しでも私が迎撃しましょう。」
オル君が上昇していきブレスで数隻を撃沈した。
私達はユイさんとフェンリルに集中だ。
『精霊達…お願い、私を護って。』
ユイさんは口元を押さえながら精霊語で呟いた。
直後、強力な精霊の気配が近くに現れる。
氷の大精霊グレイスと水の大精霊アプサラス。雷の大精霊アザト・テスラも現れた。
『ユイに害なすものは我が滅する。』
「そこを退きなさい!《レイブラスター》!」
「《ライフストライク》、《捲土重来》!」
「《ベルセルクハウル》からの~《ギガントスマッシュ》ー!」
3人の全力攻撃が大精霊を粉砕する。
文字通り瞬殺…。
「うそぉ……」
涙目で驚いているユイさん。悪いけど手加減はしていられない。
「投降してください。そうすれば危害は加えません。」
「無理無理むり…あなた私を惨たらしく殺すつもりでしょ…?うぅ…」
「そんな事しませんよ!いい加減にしてください!怒りますよ!」
「ひぃっ……!?」
空中で気を失って落ちていくユイさん。
慌てて飛んでいって受け止める。
何?まさか怒気に当てられて気絶したの…?
「何だか拍子抜けね。」
「これで第一陣は防げそうですね。」
「ユイ!」
「あなたの相手は私ですよ!」
フェンリルがこちらに向かって来ようとするけどウルちゃんが攻撃を開始する。
一羽ばたきしてフェンリルに体当たりを仕掛けて、フェンリルもそれを受け止めて噛み付き返す。
サイズがサイズだけに凄い迫力だ。
「援護しますか?」
「そうですね…」
空から2体の戦いを見下ろしていると南から大部隊が接近して来ているのに気付いた。
あれは…車?
「戦車ー。」
「凄いですね…どれくらいいるんでしょうか?」
「ただの近代装備なら大した事ないけどね。でも中世レベルの装備じゃあれには勝てないわ。それに魔工学っていう位だし、武装は魔力の併用で強化されているだろうから厄介よ。」
確か帝国の4人から聞いた話だと、戦車の動力は魔力と石油のハイブリッドで主砲は魔力砲タイプと魔法で加速させた弾頭を発射するタイプがあるらしい。
歩兵が携行する武器も過去の世界の魔力銃や魔導銃とミスリル製の振動剣を装備しているとか。
軍の装備の差は歴然だ。地上戦力はここで食い止めないと大きな被害が出てしまう。
「私達はあれを止めるのが先みたいね。」
「ん。」
話をしていたら戦車の一団が砲撃を開始した。
まだ5キロ以上あるのに、凄い射程距離だ。
リオさんが《ディストーションバリア》で攻撃を全て防いでくれる。
「取り敢えず進路を塞ぐために凍った海を割ってしまいましょうか。」
「オッケー。防御は私とユキでやるから海の方はミナ、よろしく。」
「じゃあ詫び石で牽制してる。」
ユキさんとリオさんは砲撃を防いでくれて、ソラちゃんは貯留石の投擲で戦車を数台ずつ破壊していく。
広範囲に分厚い氷を割るのにはどの魔法がいいかな…。
考えるより適当に撃ちまくってみよう。
「《ルインブレイザー》!《レイブラスター》!《プラジウムストーム》!《フローティングストライク》!《アークティカブラス》!《メガフレア》!」
対魔王戦で異世界の魔法が増えていたのでついでに撃ってみた。
氷は消滅したり蒸発したり粉々に砕けたり爆発したりとにかく辺り一帯がメチャクチャに破壊されて氷が無くなっていく。
「なかなか派手でいいじゃない!」
「ミナさん、お見事です。」
「おおー天変地異?」
これで地上戦力は侵攻出来ないよね。あとは無力化するか、撤退させれば取り敢えず私達の勝ちだ。
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