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2種族の栄華
変異
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「ふふ、困りましたね。」
言っている事に反してアンリさんは私を見失っても笑っていた。
まだ何か仕掛けてくる?
「本当に厄介な人です。味方なら心強いのですが…。」
アンリさんは剣を立て掲げる。刀身が光り出した。
「いきますよ。《レイブレード》」
光が部屋全体に広がっていく。眩しくて何も見えない。思わず目を左手で守る。
次の瞬間、お腹を斬られていた。
「うぐっ…」
かなりのダメージだ。ジワリと服に血が広がっていく。手で押さえながら後ろに下がる。
「当たりましたね?」
アンリさんは私の事が見えていない。どうやって斬ったの?
[《レイブレード》は最上位武技の一つ、効果範囲内の相手を斬る事ができるアーツです。]
範囲攻撃なら知覚しなくても当てられるって事ね…。
[よく考えられています。この部屋全体が《レイブレード》の有効射程内です。]
それでもまだ私には対抗手段がある。
「《ディストーションバリア》」
この防御魔法を突破する事は簡単ではない。ただの武技なら効かないはずだ。
「ミナさんの行動が手に取るように分かります。」
アンリさんは左手の銃を取り替えた。インベントリから出してきたのは…また拳銃?形状が違う。一体何を…
「あなたには弱点がある。致命的な弱点が。」
アンリさんは拳銃を上に向けて撃った。同時に剣を光らせて《レイブレード》を放つ。
《ディストーションバリア》が消滅して私はまた斬られた。出血が更に広がっていく。
何で?
[魔法を無効化されました。今持っているのは魔力銃で、《ディスペルマジック》を銃を介して発射しました。]
《ディスペルマジック》は《ディスペル》の持続バージョンらしい。暫くは魔法が使えなくなったとアウラさんが教えてくれる。
「あなたは私を殺すのを躊躇った。不意打ちをすれば私は為す術もなく殺されていたでしょう。戦闘開始の初手からステルスで身を隠しアサシネイションで攻撃していればあなたの勝ちでした。」
この人、私の能力を全部知っているの?
「まだあなたの絶対的有利は変わりませんよ。今ならまだ私を殺す事が出来ます。さあ、どうしますか?私を殺しますか?」
さて、どうしようか。アンリさんを説得するのはやめたくない。殺すのは無しなら制圧するしかない。
回復魔法が使えない以上、これ以上ダメージを負うのも良くない。
「どう制圧しようか考えているみたいですね。残念ながら時間切れです。」
そういうと両手の武器を手放した。
え?
「アーリアーデ様。やっと決心がつきました。この身体をあなたに捧げます。」
両手を広げて目を閉じるアンリさん。何が起こるの?
念の為身構えてみるものの何も起こらない。
「ミナよ。お前は我々を倒す機会を逃した。」
目を見開きこちらを見ながら言ってくるアンリさん。
ステルスが効いていない?
「我はアーリアーデ。今一度問う。我々に協力する気はないか?」
「ありません。アーリアーデ様、ウルちゃんを殺してまでこの時代の人間を導くなんて間違っています。」
「神に説教か?ただの人間の小娘が。」
神でも間違う事位あるでしょ?エンゲーラ様の時だってそうだったのだから。
それよりもアンリさんはどうなっちゃったの?
「アンリさんはどうしたんです?」
「アンリはその身を我に捧げて消滅した。この身体は我のものだ。」
アンリさん…なんでそこまで…。
「我は地上に降り立った初めての神となった。神界から見守るだけの無能共とは違う。これから我が地上の民を正しい方向に導くのだ。」
「こんな事をして他の神が黙っていないですよ。」
「何もできぬさ。神同士の争いは禁じられている。そもそもこの時間軸に来られる神はごく限られているのだ。無能な神々は我が世界を作り変えたことすら気付かないだろう。」
つまり、私が止めるしかない…と。
「神の前ではあらゆるギフトが通用しない。お前に勝ち目は無いのだよ。協力する気がないのならここで消えるのだな。」
「私はアーリアーデ様を止める為に来ました。未来は変えさせません!」
アンリさん…アーリアーデ様が右手を振るうと光の矢が無数に現れる。
魔法?
[似て非なるものです。神のみが使うことのできる技と言ったところでしょうか。大防御、範囲攻撃ダメージ減衰は貫通します。]
まだ魔法が使えない…!防御手段がない。
アーリアーデ様の放った光の矢は雨の様に降り注ぐ。
オーバーブーストを敏捷に付与して回避に専念するけど密度が濃過ぎて回避しきれない!
手や足、至る所に光の矢が掠めて傷を作る。左肩に2本、右脚に3本突き刺さった。バランスを崩して倒れてしまう。
焼ける様に痛む。
何とか致命傷になる様なダメージは避けたけど体中ボロボロだ。
生命力が危険域。次は、耐えられない。
「ほう、今のを耐えるか。だがここまでだ。」
ダメだ…圧倒的過ぎる。
アーリアーデ様は再び光の矢を出現させる。
ステルスでもオーバーブーストを敏捷に付与しても逃れられない。
「神に逆らえばこうなるのだ。所詮お前たち人間は愚かで無能。強欲で傲慢にして過ちを繰り返す怠惰な生き物。我が導かなければこの世界を食いつぶす。本当にどうしようもない生物だ。」
「…なんでそんなどうしようもない人間を導くのですか?」
「どうしようもないからだ。人間は放っておけば破滅に向かう。」
アーリアーデ様は人間に何も期待していない。正しく導くのは人間の為ではないのだろう。この方こそ傲慢だ。
「それではお別れだ。」
光の矢が私に目掛けて放たれる。
こんな所で死ぬなんて…
それも身勝手な神様に負けて…
私は…
嫌だ!
[《黒い魂》が《フェアレーター》、《シャイターン》、《ラズルシェーニェ》に変異しました。]
光の矢が私の身体を撃つ。思わず両手を前に突き出して防御の姿勢をとった。
意味のない事だって分かってはいるのだけど、何でかやってしまった。
これで私は死ぬのかな…?
あれ?痛くない…?
「な、なんだ…それは…」
驚き戸惑いの表情のまま固まっているアーリアーデ様。
なんだって…私が何って…
背中に黒い翼が生えていた。
「ふふ、ふははは…人間をやめたか!面白い。」
「なっ!?私は人間です!」
「神の力を無効化し、瞬時に傷を癒すお前は既に人間ではないだろう?」
醜悪な笑みを浮かべながら言ってくるアーリアーデ様。
私は…ニンゲンじゃ…ナイ…?
[大丈夫、ミナは人間です。迷わないで。]
アウラさん…ありがとう!
[《フェアレーター》の効果で神の力を無効化できる様になりました。今ならギフトもアーリアーデに効きます。]
それなら戦える。さあ、反撃開始だ!
言っている事に反してアンリさんは私を見失っても笑っていた。
まだ何か仕掛けてくる?
「本当に厄介な人です。味方なら心強いのですが…。」
アンリさんは剣を立て掲げる。刀身が光り出した。
「いきますよ。《レイブレード》」
光が部屋全体に広がっていく。眩しくて何も見えない。思わず目を左手で守る。
次の瞬間、お腹を斬られていた。
「うぐっ…」
かなりのダメージだ。ジワリと服に血が広がっていく。手で押さえながら後ろに下がる。
「当たりましたね?」
アンリさんは私の事が見えていない。どうやって斬ったの?
[《レイブレード》は最上位武技の一つ、効果範囲内の相手を斬る事ができるアーツです。]
範囲攻撃なら知覚しなくても当てられるって事ね…。
[よく考えられています。この部屋全体が《レイブレード》の有効射程内です。]
それでもまだ私には対抗手段がある。
「《ディストーションバリア》」
この防御魔法を突破する事は簡単ではない。ただの武技なら効かないはずだ。
「ミナさんの行動が手に取るように分かります。」
アンリさんは左手の銃を取り替えた。インベントリから出してきたのは…また拳銃?形状が違う。一体何を…
「あなたには弱点がある。致命的な弱点が。」
アンリさんは拳銃を上に向けて撃った。同時に剣を光らせて《レイブレード》を放つ。
《ディストーションバリア》が消滅して私はまた斬られた。出血が更に広がっていく。
何で?
[魔法を無効化されました。今持っているのは魔力銃で、《ディスペルマジック》を銃を介して発射しました。]
《ディスペルマジック》は《ディスペル》の持続バージョンらしい。暫くは魔法が使えなくなったとアウラさんが教えてくれる。
「あなたは私を殺すのを躊躇った。不意打ちをすれば私は為す術もなく殺されていたでしょう。戦闘開始の初手からステルスで身を隠しアサシネイションで攻撃していればあなたの勝ちでした。」
この人、私の能力を全部知っているの?
「まだあなたの絶対的有利は変わりませんよ。今ならまだ私を殺す事が出来ます。さあ、どうしますか?私を殺しますか?」
さて、どうしようか。アンリさんを説得するのはやめたくない。殺すのは無しなら制圧するしかない。
回復魔法が使えない以上、これ以上ダメージを負うのも良くない。
「どう制圧しようか考えているみたいですね。残念ながら時間切れです。」
そういうと両手の武器を手放した。
え?
「アーリアーデ様。やっと決心がつきました。この身体をあなたに捧げます。」
両手を広げて目を閉じるアンリさん。何が起こるの?
念の為身構えてみるものの何も起こらない。
「ミナよ。お前は我々を倒す機会を逃した。」
目を見開きこちらを見ながら言ってくるアンリさん。
ステルスが効いていない?
「我はアーリアーデ。今一度問う。我々に協力する気はないか?」
「ありません。アーリアーデ様、ウルちゃんを殺してまでこの時代の人間を導くなんて間違っています。」
「神に説教か?ただの人間の小娘が。」
神でも間違う事位あるでしょ?エンゲーラ様の時だってそうだったのだから。
それよりもアンリさんはどうなっちゃったの?
「アンリさんはどうしたんです?」
「アンリはその身を我に捧げて消滅した。この身体は我のものだ。」
アンリさん…なんでそこまで…。
「我は地上に降り立った初めての神となった。神界から見守るだけの無能共とは違う。これから我が地上の民を正しい方向に導くのだ。」
「こんな事をして他の神が黙っていないですよ。」
「何もできぬさ。神同士の争いは禁じられている。そもそもこの時間軸に来られる神はごく限られているのだ。無能な神々は我が世界を作り変えたことすら気付かないだろう。」
つまり、私が止めるしかない…と。
「神の前ではあらゆるギフトが通用しない。お前に勝ち目は無いのだよ。協力する気がないのならここで消えるのだな。」
「私はアーリアーデ様を止める為に来ました。未来は変えさせません!」
アンリさん…アーリアーデ様が右手を振るうと光の矢が無数に現れる。
魔法?
[似て非なるものです。神のみが使うことのできる技と言ったところでしょうか。大防御、範囲攻撃ダメージ減衰は貫通します。]
まだ魔法が使えない…!防御手段がない。
アーリアーデ様の放った光の矢は雨の様に降り注ぐ。
オーバーブーストを敏捷に付与して回避に専念するけど密度が濃過ぎて回避しきれない!
手や足、至る所に光の矢が掠めて傷を作る。左肩に2本、右脚に3本突き刺さった。バランスを崩して倒れてしまう。
焼ける様に痛む。
何とか致命傷になる様なダメージは避けたけど体中ボロボロだ。
生命力が危険域。次は、耐えられない。
「ほう、今のを耐えるか。だがここまでだ。」
ダメだ…圧倒的過ぎる。
アーリアーデ様は再び光の矢を出現させる。
ステルスでもオーバーブーストを敏捷に付与しても逃れられない。
「神に逆らえばこうなるのだ。所詮お前たち人間は愚かで無能。強欲で傲慢にして過ちを繰り返す怠惰な生き物。我が導かなければこの世界を食いつぶす。本当にどうしようもない生物だ。」
「…なんでそんなどうしようもない人間を導くのですか?」
「どうしようもないからだ。人間は放っておけば破滅に向かう。」
アーリアーデ様は人間に何も期待していない。正しく導くのは人間の為ではないのだろう。この方こそ傲慢だ。
「それではお別れだ。」
光の矢が私に目掛けて放たれる。
こんな所で死ぬなんて…
それも身勝手な神様に負けて…
私は…
嫌だ!
[《黒い魂》が《フェアレーター》、《シャイターン》、《ラズルシェーニェ》に変異しました。]
光の矢が私の身体を撃つ。思わず両手を前に突き出して防御の姿勢をとった。
意味のない事だって分かってはいるのだけど、何でかやってしまった。
これで私は死ぬのかな…?
あれ?痛くない…?
「な、なんだ…それは…」
驚き戸惑いの表情のまま固まっているアーリアーデ様。
なんだって…私が何って…
背中に黒い翼が生えていた。
「ふふ、ふははは…人間をやめたか!面白い。」
「なっ!?私は人間です!」
「神の力を無効化し、瞬時に傷を癒すお前は既に人間ではないだろう?」
醜悪な笑みを浮かべながら言ってくるアーリアーデ様。
私は…ニンゲンじゃ…ナイ…?
[大丈夫、ミナは人間です。迷わないで。]
アウラさん…ありがとう!
[《フェアレーター》の効果で神の力を無効化できる様になりました。今ならギフトもアーリアーデに効きます。]
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