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武具大会
その後の対応
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「何にせよ触らない方がいいのは間違いないね。発動が任意じゃなかった場合が怖いか…。」
「例えば負の感情がトリガーになっていたりしたら危ないわ。」
「ミナはノーテンキだから多分大丈夫。」
ルーティアさんとリオさんが深刻な顔して話ているのにソラちゃんは…。
それからもう一つ気になることが一つ。
《黒い魂》になった筈の《????》がまだある。これはなんだろう。
[ゲイリーがミナから《????》を強奪した時に、2つに増えました。原因は不明です。]
不明って…。こんな厄介なギフトに増えられたら困るよ…。
これは後で相談しよう。
「で、覚醒前のって事は覚醒したら何かに変わるって事だろ?何になるんだよ?」
ダキアさんが聞いてくる。私にも分からないけど……。
「思い当たるものが一つ、ハナちゃんに聞いてみようかと思います。」
「やっぱりそっちになってしまうか…。」
ルーティアさんも予想はしていたみたい。
「可能性はありますから、確認しておいた方がいいですよね。」
ユキさんも賛成の様だ。
「ルーティアさん、あれからマサキさんやネネさんとも会っていないんでしたよね?いい機会ですし一緒に行きませんか?」
「いい機会っていうのはこういう時に使うもんじゃ無いと思うが……一緒に行こう。」
「俺達もついて行っていいか?」
「クロウ、すまないが君達はエリストに戻ってギルドの手伝いをしてくれ。」
「分かった。」
マサキさんは死んだ事になっているからね。あまり知り合いを増やすのは良くないんだろう。
「おお!目が覚めたんだな!」
一際大きな声がして扉の方を見るとグレードンさんが来ていた。
「ご迷惑をお掛けしました。取り敢えず大丈夫です。」
「そうか!それは何よりだな!これからも何かあれば手を貸すから遠慮なく言うんだぞ。」
「ありがとうございます。」
「ジジイあまり無理するなよ?」
「お前もなチビ助。」
「腹が減っただろう?飯を用意したから今からみんなで食うぞ!」
「あい。安心したらお腹が減った。」
「ソラ、この3日全然食べてなかったのよ。」
「ん。だから3日分たべる。」
それは無理があるからね。
かなり遅めの夕食をいただいて、完全に目が覚めるかと思ったらまたすぐに眠たくなって寝てしまった。
ーーーー
翌日。
朝にはちゃんと起きる事ができて、体調もほぼ元通り。朝食をいただいてグレードンさんにお礼を言うと、お城から出る事にした。
「またいつでも来いよ。坊主は次に会うまでもっと鍛えておけよ?」
「おう!今度は勝つ!」
テュケ君も元気で良かったよ。
属性竜王達とダンジョンマスターのみんなには帰ってもらって、私達はゼルグランから出国することにする。
一応門から出て、人目につかない所まで移動してから《テレポート》する事にした。
近くの森の方に行ってみたら一つが居た。小柄な人影、ティターニアかと思ったけどよく見たら違った。
真っ白な簡素なローブを着た女の子だった。7~8歳だろうか、腰まである金髪と真っ赤な眼が印象的だ。
「こんな所でどうしたの?」
「アナタに会いに来た。」
全員が戦闘態勢に入る。ウルちゃんとオル君は竜の姿に戻ろうとしている。
ちょっと待って!
「あなたは何者?」
「私はウィキッドネス。ゼルグランのダンジョンマスター。お礼を言いに来た。」
「敵では無いようだな。」
全員警戒は解かないけどゆっくりと武器を納めていく。
「これ、あげる。」
そう言ってアイテムボックスから液体入りの瓶を大量に出してきた。
「リソースを貰ったお礼。欲しがってたから沢山持ってきた。」
これ…毛生え薬だ。
「ありがとう。」
「役に立つ?」
「え、うん。助かるよ。」
「良かった。」
「こんな所に出てきて大丈夫?」
「うん平気。私は強いから。」
そう言って微笑むと「またね」と言って消えてしまった。
「こんなに毛生え薬を貰っても…。」
「きっとどこかで使えますよ。」
「そうだね。しまっておこう。」
インベントリに毛生え薬を収納して……120本もあるんだけど、またどこかで必要としている人がいるかも知れないからね。
ダンジョンマスターってホント変わった人が多いよね。今度お礼をしに行こうかな。
「じゃあ一度エリストに行くわよ。《テレポート》!」
リオさんが全員を転移させてくれて、ダキアさん達とはここで別れる事になった。
「テュケ、お前もエリストに残るんだぞ。」
「何でだよ?オレ優勝したんだぜ?」
「ただ運が良かっただけじゃねぇか。」
「それにミナの能力が使えるなら技術面の指導が必要だ。だから今から特訓をする。」
「今回の成績はまぐれだったって再確認させてあげるよー。」
テュケ君はダキアさん達に引き摺られて行った。
「すぐに迎えに行くからね!」
「分かった!特訓しながら待ってる!」
意外と聞き分けがいいね。
「よし、じゃあもう一度転移をするわよ。《テレポート》!」
今度はマサキさんの家の側に転移する。
まだ朝だし家にいるかな?
「おーい!」
畑の方から声がする。見るとマサキさん、ネネさん、ハナちゃんと、3人一緒に畑仕事をしていたみたい。
ハナちゃんも大きく手を振ってくれていた。
元気そうで良かったよ。
作業をやめて3人で戻って来てくれた。
「おー!ルーじゃないか!元気にしてたか?」
「ルーちゃんお久し振りね。」
「2人も変わりないみたいで安心したよ。」
「初めまして、娘のハナという。」
「ミナから聞いているよ。宜しく、ハナ。」
「今日はルーを連れてきてくれたのかい?」
「いえ、お聞きしたい事がありまして…。」
「母屋に行こう。お茶でも飲みながら話そうじゃないか。」
そうマサキさんに言われてみんなでお邪魔する事になった。
ーーーー
《????》が《黒い魂》というギフトに変異した事。その時の状況をなるべく詳しく説明する。
「成る程な。ここにそれを話に来たって事は、それが魔王の因子じゃないかって心配してるって事でいいかい?」
「はい。」
マサキさんに確認をされて頷き返事をする。
「残念ながら前世の私が《黒い魂》を持っていたかは分からない。私がいた村には《鑑定》を有しているものがいなかったのだ。」
ハナちゃんが答えてくれた。
「魔王と戦闘になった時に鑑定をしなかったの?」
「私達にそんな余裕は無かったな。あと、魔王の能力で一定レベル以下の能力は全てキャンセルされていたらしい。」
リオさんの質問にはルーティアさんが答えてくれる。
ウルちゃんの《情報撹乱》みたいなギフトかな?
「ただハッキリ言える事は、そのギフトは異質だ。気を付けた方がいい。変異して本当に魔王になってしまったら私の二の舞いだ。そうなったら取り返しがつかない。」
「そうですね。もしも私が魔王になってしまったら…マサキさん達に討伐して貰おうかな。」
「無茶を言わないでくれ。呪いで普通に戦うのもままならないんだよ。」
「呪い、解いてみましょうか。」
やれるだけやってみようと思う。
「例えば負の感情がトリガーになっていたりしたら危ないわ。」
「ミナはノーテンキだから多分大丈夫。」
ルーティアさんとリオさんが深刻な顔して話ているのにソラちゃんは…。
それからもう一つ気になることが一つ。
《黒い魂》になった筈の《????》がまだある。これはなんだろう。
[ゲイリーがミナから《????》を強奪した時に、2つに増えました。原因は不明です。]
不明って…。こんな厄介なギフトに増えられたら困るよ…。
これは後で相談しよう。
「で、覚醒前のって事は覚醒したら何かに変わるって事だろ?何になるんだよ?」
ダキアさんが聞いてくる。私にも分からないけど……。
「思い当たるものが一つ、ハナちゃんに聞いてみようかと思います。」
「やっぱりそっちになってしまうか…。」
ルーティアさんも予想はしていたみたい。
「可能性はありますから、確認しておいた方がいいですよね。」
ユキさんも賛成の様だ。
「ルーティアさん、あれからマサキさんやネネさんとも会っていないんでしたよね?いい機会ですし一緒に行きませんか?」
「いい機会っていうのはこういう時に使うもんじゃ無いと思うが……一緒に行こう。」
「俺達もついて行っていいか?」
「クロウ、すまないが君達はエリストに戻ってギルドの手伝いをしてくれ。」
「分かった。」
マサキさんは死んだ事になっているからね。あまり知り合いを増やすのは良くないんだろう。
「おお!目が覚めたんだな!」
一際大きな声がして扉の方を見るとグレードンさんが来ていた。
「ご迷惑をお掛けしました。取り敢えず大丈夫です。」
「そうか!それは何よりだな!これからも何かあれば手を貸すから遠慮なく言うんだぞ。」
「ありがとうございます。」
「ジジイあまり無理するなよ?」
「お前もなチビ助。」
「腹が減っただろう?飯を用意したから今からみんなで食うぞ!」
「あい。安心したらお腹が減った。」
「ソラ、この3日全然食べてなかったのよ。」
「ん。だから3日分たべる。」
それは無理があるからね。
かなり遅めの夕食をいただいて、完全に目が覚めるかと思ったらまたすぐに眠たくなって寝てしまった。
ーーーー
翌日。
朝にはちゃんと起きる事ができて、体調もほぼ元通り。朝食をいただいてグレードンさんにお礼を言うと、お城から出る事にした。
「またいつでも来いよ。坊主は次に会うまでもっと鍛えておけよ?」
「おう!今度は勝つ!」
テュケ君も元気で良かったよ。
属性竜王達とダンジョンマスターのみんなには帰ってもらって、私達はゼルグランから出国することにする。
一応門から出て、人目につかない所まで移動してから《テレポート》する事にした。
近くの森の方に行ってみたら一つが居た。小柄な人影、ティターニアかと思ったけどよく見たら違った。
真っ白な簡素なローブを着た女の子だった。7~8歳だろうか、腰まである金髪と真っ赤な眼が印象的だ。
「こんな所でどうしたの?」
「アナタに会いに来た。」
全員が戦闘態勢に入る。ウルちゃんとオル君は竜の姿に戻ろうとしている。
ちょっと待って!
「あなたは何者?」
「私はウィキッドネス。ゼルグランのダンジョンマスター。お礼を言いに来た。」
「敵では無いようだな。」
全員警戒は解かないけどゆっくりと武器を納めていく。
「これ、あげる。」
そう言ってアイテムボックスから液体入りの瓶を大量に出してきた。
「リソースを貰ったお礼。欲しがってたから沢山持ってきた。」
これ…毛生え薬だ。
「ありがとう。」
「役に立つ?」
「え、うん。助かるよ。」
「良かった。」
「こんな所に出てきて大丈夫?」
「うん平気。私は強いから。」
そう言って微笑むと「またね」と言って消えてしまった。
「こんなに毛生え薬を貰っても…。」
「きっとどこかで使えますよ。」
「そうだね。しまっておこう。」
インベントリに毛生え薬を収納して……120本もあるんだけど、またどこかで必要としている人がいるかも知れないからね。
ダンジョンマスターってホント変わった人が多いよね。今度お礼をしに行こうかな。
「じゃあ一度エリストに行くわよ。《テレポート》!」
リオさんが全員を転移させてくれて、ダキアさん達とはここで別れる事になった。
「テュケ、お前もエリストに残るんだぞ。」
「何でだよ?オレ優勝したんだぜ?」
「ただ運が良かっただけじゃねぇか。」
「それにミナの能力が使えるなら技術面の指導が必要だ。だから今から特訓をする。」
「今回の成績はまぐれだったって再確認させてあげるよー。」
テュケ君はダキアさん達に引き摺られて行った。
「すぐに迎えに行くからね!」
「分かった!特訓しながら待ってる!」
意外と聞き分けがいいね。
「よし、じゃあもう一度転移をするわよ。《テレポート》!」
今度はマサキさんの家の側に転移する。
まだ朝だし家にいるかな?
「おーい!」
畑の方から声がする。見るとマサキさん、ネネさん、ハナちゃんと、3人一緒に畑仕事をしていたみたい。
ハナちゃんも大きく手を振ってくれていた。
元気そうで良かったよ。
作業をやめて3人で戻って来てくれた。
「おー!ルーじゃないか!元気にしてたか?」
「ルーちゃんお久し振りね。」
「2人も変わりないみたいで安心したよ。」
「初めまして、娘のハナという。」
「ミナから聞いているよ。宜しく、ハナ。」
「今日はルーを連れてきてくれたのかい?」
「いえ、お聞きしたい事がありまして…。」
「母屋に行こう。お茶でも飲みながら話そうじゃないか。」
そうマサキさんに言われてみんなでお邪魔する事になった。
ーーーー
《????》が《黒い魂》というギフトに変異した事。その時の状況をなるべく詳しく説明する。
「成る程な。ここにそれを話に来たって事は、それが魔王の因子じゃないかって心配してるって事でいいかい?」
「はい。」
マサキさんに確認をされて頷き返事をする。
「残念ながら前世の私が《黒い魂》を持っていたかは分からない。私がいた村には《鑑定》を有しているものがいなかったのだ。」
ハナちゃんが答えてくれた。
「魔王と戦闘になった時に鑑定をしなかったの?」
「私達にそんな余裕は無かったな。あと、魔王の能力で一定レベル以下の能力は全てキャンセルされていたらしい。」
リオさんの質問にはルーティアさんが答えてくれる。
ウルちゃんの《情報撹乱》みたいなギフトかな?
「ただハッキリ言える事は、そのギフトは異質だ。気を付けた方がいい。変異して本当に魔王になってしまったら私の二の舞いだ。そうなったら取り返しがつかない。」
「そうですね。もしも私が魔王になってしまったら…マサキさん達に討伐して貰おうかな。」
「無茶を言わないでくれ。呪いで普通に戦うのもままならないんだよ。」
「呪い、解いてみましょうか。」
やれるだけやってみようと思う。
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