125 / 763
リアード王国
族長の村
しおりを挟む
全員を殺さずに捕らえることができた。
村で臨時に代表を務めている獣人族の人に身柄を引き渡す。この人は虎人族の戦士の暴走を止めようとしたけど、彼らに暴行を受け、大怪我をしていたので治療魔法を掛けておいた。
「我等がすぐに彼等を解放するとは考えないのですか?」
「その考えを持っている人は村の代表になったりしないんじゃないかと思いますけど、どうですか?」
「確かにその通りです。怒りに身を任せて突き進むなら村を治めようとは思いません。私が目指すのは元の平穏です。彼等と分り合うのは時間が掛かりますが、必ず武力なしで説き伏せましょう。」
理性的な人がいて良かったよ。
「村の治安維持に何体か竜を置いていきます。何かあれば彼らに伝えてください。」
アルフィミアさんに言ってあとの事は任せる。
私達は各部族長がいる村に行ってみる事にした。
獣人族は6の部族からなっていて、狐人族、猫人族、虎人族、獅子人族、狼人族、兎人族というらしい。
どの部族も取分け仲が悪いという事は無く、族長達は仲のいい部族同士で集まって村を形成していた。
狐人、猫人、兎人の村と虎人、獅子人、狼人の村に分かれているのだとか。
エルさん達を送り届ける事もあるので先に狐人の族長がいる村に行く事になった。
オル君に乗って数分、山間にあるその村にはすぐに到着した。
「おお!エルファリエ!レミーシア!よくぞ無事で戻って来た!」
オル君から降りてきたエルさんとレミさんに駆け寄ってくる老人。この人が族長だろうか。
「お爺様!ご無事で何よりです。」
エルさんは連れて行かれてからの話と私達と出会って助けられた事、道中で同胞と合流する事ができた事を説明する。
「そうかそうか!ファルク達も無事で何よりだ。これで立て直しができる。皆様、同胞を救って頂き本当にありがとうございました。」
深々と頭を下げてお礼を言う狐人の族長。族長さんが言うには、リアードの兵士達が来て略奪行為が行われた時、エルさんとレミさんがわざと捕まる事で他の2部族の子供達を逃すことが出来たのだと言う。
「猫人族の後取りは逃げ足だけは超一流だからきっと兎人族のお嬢さん達を上手く逃している筈だ。混乱が治れば帰ってくるだろう。」
逃げ足だけって…褒めてるんだよね?
その後各族長と話をしたけどこの村では大きな混乱は無かった。リアード国に対しての怒りもあるのには違いないけど、今はとにかくバラバラになった同胞を集めて自分達の生活の立て直しをする事を最優先にすると言っていた。
「もしも我が子達を見つけたら帰ってきて大丈夫だと伝えてください。」
「分かりました。」
猫人族の後取り息子と兎人族の娘さん達の特徴を聞いておいた。
さて次はもう一つの族長達が集まる村だ。虎人族の戦士達の様子からしてこちらは揉めるかも知れない。荒ごとになる可能性が高いので気をつけていかないと。
「私達は引き続きお供します。獣人族同士の方が話を聞いてくれるかも知れませんから。」
「エルさん、レミさんありがとうございます。」
ファルクさん達とはここで別れてオル君に乗って移動する。
次の村は大きな森の端にあった。平原に着地して徒歩で村を目指す。
「誰か来たぞー!!」
見張りだろうか、入り口にいた人が声を上げながら村の中に逃げていく。
思いっきり警戒されてる…。
「いきなり戦闘なんて事もあり得るわね。気をつけなさい。」
武器は抜かないにしてもいつでも抜ける様に手だけは掛けておく。
門をくぐると大勢の村の人達がじっと私達を睨んでいた。狼やライオン、虎の半獣人が混じっている。
「私達は話をしに来ました。村の代表の方達とお話をさせてください。」
私の呼び掛けに反応はない。あの虎人族の戦士の様に怒りに身を任せて襲って来るのだろうか。
「女だ。」
誰かがポツリと呟く。
「おおお!女ばかりだ!」
「1人小汚いオッサンが混ざってるぞ!」
「知るか、ほっとけ!」
「小汚いは余計だぜ…。」
えぇ…何?
「なんか別の意味で襲い掛かってきそうね。」
「皆さん気をつけて。」
リオさんが少し下がるとユキさんが盾を構えて前に出る。
「お嬢さん!俺の子を産んでくれないか?」
1人の半獣人の青年がユキさんの前に飛び出して来た。直球過ぎ…。
「嫌です!」
盾で殴られて飛んでいく青年。
「抜け駆けするなよ!お姉さん、俺ならどうかな?必ず幸せにしてあげっ……!」
言い終わる前に盾に跳ね飛ばされて飛んでいった。
「な、何!?何なんですかこの人達は?」
ユキさんは困惑している。
「君、可愛いね。僕とお付き合いしてくれないかな?」
「そんな事言われても困ります!」
わ、私の所にも来た。断ってもお構いなしに肩を掴んできたので片腕を取って投げてしまった。
「お嬢ちゃん、おじさんのお嫁さんにならないか?」
「それは犯罪だから!《ウインドブラスト》!」
ソラちゃんに言い寄っている中年の男の人を無詠唱魔法で吹き飛ばすリオさん。
「助かった。あまりのキモさに殺してしまう所だった。」
「君もいいじゃない!俺と結婚してよ!」
「イヤよ!《ウインドブラスト》!」
次々と迫って来る村人達。エルさんとレミさんの所にも大勢が詰め寄っている。
何とか術で対処しているけどこのままだとマズいかもしれない。
「不届き者共を制圧します。」
ウルちゃんとオル君が飛び掛かっていく。
「こりゃまた随分と情熱的な村じゃないか。選びたい放題だけど、どうする?」
「馬鹿言ってないで助けなさいよ!」
「へいへい。」
ウェスターさんはリオさんとソラちゃんの所に迫る男達を素手で対処している。
「オッサンズルイぞ!女の子を独り占めか!1人くらい寄越せよ!」
「残念だけど俺のじゃないんだ。本当に残念だけど!」
次々と迫る男達を倒していくウェスターさん。
なんかもうメチャクチャだよ……!!
村で臨時に代表を務めている獣人族の人に身柄を引き渡す。この人は虎人族の戦士の暴走を止めようとしたけど、彼らに暴行を受け、大怪我をしていたので治療魔法を掛けておいた。
「我等がすぐに彼等を解放するとは考えないのですか?」
「その考えを持っている人は村の代表になったりしないんじゃないかと思いますけど、どうですか?」
「確かにその通りです。怒りに身を任せて突き進むなら村を治めようとは思いません。私が目指すのは元の平穏です。彼等と分り合うのは時間が掛かりますが、必ず武力なしで説き伏せましょう。」
理性的な人がいて良かったよ。
「村の治安維持に何体か竜を置いていきます。何かあれば彼らに伝えてください。」
アルフィミアさんに言ってあとの事は任せる。
私達は各部族長がいる村に行ってみる事にした。
獣人族は6の部族からなっていて、狐人族、猫人族、虎人族、獅子人族、狼人族、兎人族というらしい。
どの部族も取分け仲が悪いという事は無く、族長達は仲のいい部族同士で集まって村を形成していた。
狐人、猫人、兎人の村と虎人、獅子人、狼人の村に分かれているのだとか。
エルさん達を送り届ける事もあるので先に狐人の族長がいる村に行く事になった。
オル君に乗って数分、山間にあるその村にはすぐに到着した。
「おお!エルファリエ!レミーシア!よくぞ無事で戻って来た!」
オル君から降りてきたエルさんとレミさんに駆け寄ってくる老人。この人が族長だろうか。
「お爺様!ご無事で何よりです。」
エルさんは連れて行かれてからの話と私達と出会って助けられた事、道中で同胞と合流する事ができた事を説明する。
「そうかそうか!ファルク達も無事で何よりだ。これで立て直しができる。皆様、同胞を救って頂き本当にありがとうございました。」
深々と頭を下げてお礼を言う狐人の族長。族長さんが言うには、リアードの兵士達が来て略奪行為が行われた時、エルさんとレミさんがわざと捕まる事で他の2部族の子供達を逃すことが出来たのだと言う。
「猫人族の後取りは逃げ足だけは超一流だからきっと兎人族のお嬢さん達を上手く逃している筈だ。混乱が治れば帰ってくるだろう。」
逃げ足だけって…褒めてるんだよね?
その後各族長と話をしたけどこの村では大きな混乱は無かった。リアード国に対しての怒りもあるのには違いないけど、今はとにかくバラバラになった同胞を集めて自分達の生活の立て直しをする事を最優先にすると言っていた。
「もしも我が子達を見つけたら帰ってきて大丈夫だと伝えてください。」
「分かりました。」
猫人族の後取り息子と兎人族の娘さん達の特徴を聞いておいた。
さて次はもう一つの族長達が集まる村だ。虎人族の戦士達の様子からしてこちらは揉めるかも知れない。荒ごとになる可能性が高いので気をつけていかないと。
「私達は引き続きお供します。獣人族同士の方が話を聞いてくれるかも知れませんから。」
「エルさん、レミさんありがとうございます。」
ファルクさん達とはここで別れてオル君に乗って移動する。
次の村は大きな森の端にあった。平原に着地して徒歩で村を目指す。
「誰か来たぞー!!」
見張りだろうか、入り口にいた人が声を上げながら村の中に逃げていく。
思いっきり警戒されてる…。
「いきなり戦闘なんて事もあり得るわね。気をつけなさい。」
武器は抜かないにしてもいつでも抜ける様に手だけは掛けておく。
門をくぐると大勢の村の人達がじっと私達を睨んでいた。狼やライオン、虎の半獣人が混じっている。
「私達は話をしに来ました。村の代表の方達とお話をさせてください。」
私の呼び掛けに反応はない。あの虎人族の戦士の様に怒りに身を任せて襲って来るのだろうか。
「女だ。」
誰かがポツリと呟く。
「おおお!女ばかりだ!」
「1人小汚いオッサンが混ざってるぞ!」
「知るか、ほっとけ!」
「小汚いは余計だぜ…。」
えぇ…何?
「なんか別の意味で襲い掛かってきそうね。」
「皆さん気をつけて。」
リオさんが少し下がるとユキさんが盾を構えて前に出る。
「お嬢さん!俺の子を産んでくれないか?」
1人の半獣人の青年がユキさんの前に飛び出して来た。直球過ぎ…。
「嫌です!」
盾で殴られて飛んでいく青年。
「抜け駆けするなよ!お姉さん、俺ならどうかな?必ず幸せにしてあげっ……!」
言い終わる前に盾に跳ね飛ばされて飛んでいった。
「な、何!?何なんですかこの人達は?」
ユキさんは困惑している。
「君、可愛いね。僕とお付き合いしてくれないかな?」
「そんな事言われても困ります!」
わ、私の所にも来た。断ってもお構いなしに肩を掴んできたので片腕を取って投げてしまった。
「お嬢ちゃん、おじさんのお嫁さんにならないか?」
「それは犯罪だから!《ウインドブラスト》!」
ソラちゃんに言い寄っている中年の男の人を無詠唱魔法で吹き飛ばすリオさん。
「助かった。あまりのキモさに殺してしまう所だった。」
「君もいいじゃない!俺と結婚してよ!」
「イヤよ!《ウインドブラスト》!」
次々と迫って来る村人達。エルさんとレミさんの所にも大勢が詰め寄っている。
何とか術で対処しているけどこのままだとマズいかもしれない。
「不届き者共を制圧します。」
ウルちゃんとオル君が飛び掛かっていく。
「こりゃまた随分と情熱的な村じゃないか。選びたい放題だけど、どうする?」
「馬鹿言ってないで助けなさいよ!」
「へいへい。」
ウェスターさんはリオさんとソラちゃんの所に迫る男達を素手で対処している。
「オッサンズルイぞ!女の子を独り占めか!1人くらい寄越せよ!」
「残念だけど俺のじゃないんだ。本当に残念だけど!」
次々と迫る男達を倒していくウェスターさん。
なんかもうメチャクチャだよ……!!
2
お気に入りに追加
3,741
あなたにおすすめの小説
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
地味薬師令嬢はもう契約更新いたしません。~ざまぁ? 没落? 私には関係ないことです~
鏑木 うりこ
恋愛
旧題:地味薬師令嬢はもう契約更新致しません。先に破ったのはそちらです、ざまぁ?没落?私には関係ない事です。
家族の中で一人だけはしばみ色の髪と緑の瞳の冴えない色合いで地味なマーガレッタは婚約者であったはずの王子に婚約破棄されてしまう。
「お前は地味な上に姉で聖女のロゼラインに嫌がらせばかりして、もう我慢ならん」
「もうこの国から出て行って!」
姉や兄、そして実の両親にまで冷たくあしらわれ、マーガレッタは泣く泣く国を離れることになる。しかし、マーガレッタと結んでいた契約が切れ、彼女を冷遇していた者達は思い出すのだった。
そしてマーガレッタは隣国で暮らし始める。
★隣国ヘーラクレール編
アーサーの兄であるイグリス王太子が体調を崩した。
「私が母上の大好物のシュー・ア・ラ・クレームを食べてしまったから……シューの呪いを受けている」
そんな訳の分からない妄言まで出るようになってしまい心配するマーガレッタとアーサー。しかしどうやらその理由は「みなさま」が知っているらしいーー。
ちょっぴり強くなったマーガレッタを見ていただけると嬉しいです!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
異世界を満喫します~愛し子は最強の幼女
かなかな
ファンタジー
異世界に突然やって来たんだけど…私これからどうなるの〜〜!?
もふもふに妖精に…神まで!?
しかも、愛し子‼︎
これは異世界に突然やってきた幼女の話
ゆっくりやってきますー
前世の記憶さん。こんにちは。
満月
ファンタジー
断罪中に前世の記憶を思い出し主人公が、ハチャメチャな魔法とスキルを活かして、人生を全力で楽しむ話。
周りはそんな主人公をあたたかく見守り、時には被害を被り···それでも皆主人公が大好きです。
主に前半は冒険をしたり、料理を作ったりと楽しく過ごしています。時折シリアスになりますが、基本的に笑える内容になっています。
恋愛は当分先に入れる予定です。
主人公は今までの時間を取り戻すかのように人生を楽しみます!もちろんこの話はハッピーエンドです!
小説になろう様にも掲載しています。
[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・
青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。