この世界が理不尽なので、とりあえず滅ぼそうと思います。

────理不尽なこの世界って、間違ってないか? 人類って存続する意味ある?

 中二病を少し長引かせて高校2年生になってしまった、目春流星。そんな中、地球に小惑星「ギーベリ」が近づき、間もなく人類は流星が願う滅びへと向かう……はずだった。
 ロシアの開発した兵器により、小惑星ギーベリは破壊される運命に置かれた。だが、そんな小惑星ギーベリは意思を持っていた。滅び、の名をつけられた小惑星が、そんな簡単に消えるわけもない。そしてギーベリは流星の元へ現れ、滅びの概念を託していく。

 こうして、流星はギーベリにより、滅びの概念を体に宿すこととなった。理不尽で、意味も目的も、価値も感じられないこの人類を変えるため、流星は中二病心で────人類を滅ぼす。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,255 位 / 192,255件 SF 5,463 位 / 5,463件

あなたにおすすめの小説

兵器前線異常無し

影武者
SF
<あらすじ> 近未来の敵対する某2国、しかし、時代の流れから核兵器全廃の平和協定を締結した。 それには理由があった、一方の国では、核兵器に変わる兵器が誕生したため、核兵器が不要になったのだ。 そして、新しい部隊が結成される。 それが『降下機動歩兵団(ディセントフォース)』だ… 文 影武者 表紙イラスト 影武者 Ⓒ1991/09/02~ 2005, 2021,2022

WWW再設部隊

脳内企画
SF
遠い昔<再起動>と呼ばれる災害があった。 大地は隆起して山脈となり、それまでの人類の発展をリセットするかのように惑星は姿を変え、大型の都市だけが点在する歪な世界が出来上がった。 ポスター・アクロイドは、記憶を失ったサイボーグ「ウィリス」との出会いをきっかけに、かつての人類が敷いていたというテクノロジー「インターネット」の再構築を目指すことになる。 これは孤立した世界と人々を再び繋ごうとするお話。

乾坤一擲~権六伝~

響 恭也
SF
天正11年、燃え盛る北庄城。すでに覚悟を決めた柴田勝家の前に一人の少年が現れる。 「やあ、権六。迎えに来たよ」 少年に導かれ、光る扉を抜けた先は、天文16年の尾張だった。 自身のおかれた立場を理解した勝家は、信長に天下をもたらすべく再び戦うことを誓う。 これは一人の武士の悔恨から生まれた物語である。

終末ラジオ

相澤愛美(@アイアイ)
SF
主人公の綾香はいつもラジオと一緒だった。日本全土を襲った謎の超地震の後、全ての機能が停止した中、ラジオだけは何故か放送し続けていた。少女はナビゲーターに会いたいと願い、ラジオを片手に放送局を目指す。

最終少女と適正者のアルカディア

とりあーじ
SF
「[カーヴェイン]、それが人類を破滅させた敵の名前だ」 200年前。 突如として出現し、人類を致命的なまでに蹂躙した敵性集団[カーヴェイン] 桁外れの硬度の装甲を持ち、圧倒的な機動力を持つ戦闘個体、その上緻密に統制された作戦行動によって多くの国の軍が大敗、各国が制空権確保に競って建造していた空中要塞に人類が生活圏を移した。 そして、[カーヴェイン]に対抗するために開発された人型装甲機動兵器通称AFVをもって、人類は防衛を続けている。 経験が少ないながらも天才機甲士の片鱗を見せる主人公サキトは、上級機甲士のみの搭乗が許される、固有機[ユニークタイプ]。機甲士が戦闘のみを行える様に、そして人類の叡智である永久機関[D2リアクター]と接続、機体のポテンシャルを保つため機甲士と同乗して支援を行う調律士の少女カンナギと出会い物語は始まる。 なろうにも連載中です

十年前の片思い。時を越えて、再び。

赤木さなぎ
SF
  キミは二六歳のしがない小説書きだ。  いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、紡いでいく事に没頭していた。  キミには淡く苦い失恋の思い出がある。  十年前、キミがまだ高校一年生だった頃。一目惚れした相手は、通い詰めていた図書室で出会った、三年の“高橋先輩”だ。  しかし、当時のキミは大したアプローチを掛けることも出来ず、関係の進展も無く、それは片思いの苦い記憶として残っている。  そして、キミはその片思いを十年経った今でも引きずっていた。  ある日の事だ。  いつもと同じ様にバイトを上がり、安アパートの自室へと帰ると、部屋の灯りが点いたままだった。  家を出る際に消灯し忘れたのだろうと思いつつも扉を開けると、そこには居るはずの無い、学生服に身を包む女の姿。  キミは、その女を知っている。 「ホームズ君、久しぶりね」  その声音は、記憶の中の高橋先輩と同じ物だった。  顔も、声も、その姿は十年前の高橋先輩と相違ない。しかし、その女の浮かべる表情だけは、どれもキミの知らない物だった。  ――キミは夢を捨てて、名声を捨てて、富を捨てて、その輝かしい未来を捨てて、それでも、わたしを選んでくれるかしら?

再生されたアダム

星屑さん
SF
近未来の東京、今から100年程前に、急激なY染色体の消滅ウイルスが世界に広がり、その後大多数の男たちが消えて仕舞ってから、更に30年が経っていた。各国政府は、人類存亡を掛けた、アダム再生プロジェクトを始動する。かつて猛威を振るったY染色体消滅ウイルスの脅威が消えたと判断したからだった。しかし、再び悪夢が再燃し始めて仕舞う、近未来の染色体SF

ライトニング・エクリプス

suepi2007
SF
chatGPTとともに細かい設定を考えました。大まかな設定や主人公の能力設定は自身のイメージで作っています。 「未来の地球で、光と闇の力が交錯する中、18歳の青年が唯一無二の能力を駆使して運命に立ち向かう。彼の名は氷霧碧(ひぎりあおい)。敵対勢力『ルナティック・クラン』との壮絶な戦いが、今始まる…」

処理中です...