30 / 122
第1章 国盗り始め
第27話 供養
しおりを挟む
「……何してんの?」
カヤノと出会ってから三日後のこと。
大岩の近くで家臣に指示を出していると、カヤノが宙に浮きながら屋敷の方からやって来た。
「ここに社を建てようと思ってな。そのための下調べをしている」
「ヤシロ? 何それ?」
「神々をお迎えし、祈りを捧げるための場所だ」
「あんたのお家があるじゃない」
「屋敷は屋敷だ。人が住むことには便利でも、参拝するのにも便利とは限らんだろう? やがては多くの者が訪れるかもしれん。先んじて手を打っておこうと思ってな」
「ちょっと待って。どういうこと? あんたが祀ってくれるんじゃないの?」
「もちろん祀るとも。だがな、カヤノのように霊験あらたかな神……ではなく精霊がいることを知れば民が放っておかぬ」
「人間が私に助けを求めに来るってこと?」
「神頼み――精霊頼みしたくなるのは人の常だからな」
「そんなの私の知ったこっちゃないわ。ねえ、何とかならない?」
「ならば民にはこう伝える。カヤノはこの地を守る精霊だ。この地に住まう者はカヤノが坐すことに感謝し、折々の挨拶と礼を欠かしてはならない。ぞんざいに扱えば恵は逃げ去る、とな」
「そうじゃないってば。人間がわらわらやって来るのが嫌なんだけど……」
「悪い事ばかりではないぞ。参拝者が来れば賽銭が入る。カヤノの好きな酒が買えるぞ」
「え?」
「賽銭だけでなく、酒を奉納する者も出るかもしれん」
「奉納? お酒がもらえるの?」
「酒と神事は切っても切り離せぬし、どうせ奉納するなら祀られた神の好むものを奉納したいと思うのが人情だ」
「お酒が好きだって言えばお酒がお供えされるの?」
「お主一人では飲み切れぬほど届くであろう」
「……あんたに任せて正解だったわ」
機嫌を直したカヤノはしっとりと微笑んだ。
「社の周りには木も植えるぞ」
「木? どうして人間が木を植えるの?」
「神域は清浄で、静謐であらねばならん。それには豊かな森が欠かせん。古来よりそう決まっておる」
「人間のくせに変わった考えね。私には好都合だけど」
「ならばそのまま進めよう。望みの木はあるか? なるべく用意しよう」
「……それもあんたに任せるわ。なんだか詳しそうだし」
「分かった」
「それはそうと、あっちのあれは何?」
カヤノが大岩の南方を指差す。
なだらかに続く下り斜面の向こうでは、巨大な穴を掘る作業が行われていた。
「せっかくだ。着いてこい」
カヤノを伴ってしばらく歩く。
穴の間近には家臣達に交じってミナとクリスの姿もあった。
そして数多くの魔物の遺骸が並べられていた。
この地を拠点に行われている魔物狩りで討ち取った魔物達だ。
「二人共! 捗っておるか?」
「ようやく来たか。魔石の回収は順調だぞ。シンクローの家臣達の手際も良い」
「教えがいのある人達だよぉ。手先が器用で魔物の解体方法もすぐに覚えちゃったしぃ」
「この数には辟易するがな」
「本当にねぇ。お金になると分かってはいるけど、これだけたくさんの魔物の死体に囲まれるのは……」
さすがのクリスも口元を押さえて「気持ち悪いねぇ……」とぼやいていた。
宙に浮きながら様子を見ていたカヤノが尋ねる。
「穴を掘るって事はここへ埋めるのよね? どうしてわざわざ? 死体なんて放っておけば土へ還るじゃない。私としては、邪魔な魔物はいなくなるし、土地の肥やしになるしで文句はないんだけど」
「供養してやらねばならんからな」
「「「はあ?」」」
三人が目を点にする。
「ちょっと待て。供養とはつまり……弔うつもりか? 魔物を?」
「魔物のお葬式……なんか邪教みたいで嫌なんだけどぉ……」
「死んだものは大地へ還る。それでいいじゃない」
「そうはいかん。弔いは人間だけのものではない。魔物と言えども十分な供養をしてやり、御仏の御慈悲に縋れるようにしてやらねばならん。退治した者のせめてもの務めだ」
「左様左様。新九郎の申す通りじゃ」
大坂屋敷の方から左馬助に伴われて一人の僧侶がやって来た。
「伯父上! 来てくれたか!」
「供養と聞けば、何を置いても馳せ参じねば」
伯父上はミナ達の前に立つと深々と頭を下げる。
「利暁と申します。新九郎の伯父、左近大夫の兄にござります。三野の伏龍寺にて住職を任されております」
「……あんた、ちょっと変な感じね」
挨拶を返すミナとクリスに対し、カヤノは意味ありげに目を細めた。
「清浄な気配に、妙に血生臭い気配が入り混じっているわ」
「カヤノ様ですな? やはり神仏の目は誤魔化せぬものです。感服いたしました」
「……あんた何者?」
「拙僧もかつては侍にございました。当然この手は血に汚れております。血生臭さが消えぬと言う事は、まだまだ修行が足らぬのでございましょう」
煙に巻くように言い終えると、魔物の死体に近寄り、片手に持った鈴を鳴らして経を唱え始める。
カヤノはそれ以上何も言わず、読経する伯父上の姿を興味深そう見つめていた。
「俺は一度屋敷に戻る。ミナ、クリス。済まぬが家臣達への指導を頼む」
「分かった」
「任せてぇ」
左馬助を連れて大坂屋敷へ戻ると、多数の馬や荷車が門前に列をなしていた。
それを横目に屋敷の奥へ向かう。
「お待ちしておりました」
厚い土壁に覆われた土蔵の前で山県が待っていた。
「首尾は?」
「上々にござります。神隠しの影響はなし。全て無事にござります」
二人を伴って土蔵へ入ると、長さ五尺ばかりの木箱が大量に積み上げられていた。
「堺より買い付けた鉄砲五百挺と玉薬、間違いなく揃っております」
「……あの馬鹿馬鹿しい唐入りのために止む無く用意したが、今となっては当家の切り札だな」
「贅沢を申せば、玉薬をもう少々買い付けておれば万全でござりました」
「本当に贅沢なことを言う。一銭も支払っておらぬのに」
「神隠しの翌日が支払いの日にござったか? 鉄炮と玉薬で合わせて五千貫でしたか? 商人共には気の毒なことをしましたな」
異界へ来て初めて、山県が笑みを浮かべた。
実に悪賢そうな笑みであった。
カヤノと出会ってから三日後のこと。
大岩の近くで家臣に指示を出していると、カヤノが宙に浮きながら屋敷の方からやって来た。
「ここに社を建てようと思ってな。そのための下調べをしている」
「ヤシロ? 何それ?」
「神々をお迎えし、祈りを捧げるための場所だ」
「あんたのお家があるじゃない」
「屋敷は屋敷だ。人が住むことには便利でも、参拝するのにも便利とは限らんだろう? やがては多くの者が訪れるかもしれん。先んじて手を打っておこうと思ってな」
「ちょっと待って。どういうこと? あんたが祀ってくれるんじゃないの?」
「もちろん祀るとも。だがな、カヤノのように霊験あらたかな神……ではなく精霊がいることを知れば民が放っておかぬ」
「人間が私に助けを求めに来るってこと?」
「神頼み――精霊頼みしたくなるのは人の常だからな」
「そんなの私の知ったこっちゃないわ。ねえ、何とかならない?」
「ならば民にはこう伝える。カヤノはこの地を守る精霊だ。この地に住まう者はカヤノが坐すことに感謝し、折々の挨拶と礼を欠かしてはならない。ぞんざいに扱えば恵は逃げ去る、とな」
「そうじゃないってば。人間がわらわらやって来るのが嫌なんだけど……」
「悪い事ばかりではないぞ。参拝者が来れば賽銭が入る。カヤノの好きな酒が買えるぞ」
「え?」
「賽銭だけでなく、酒を奉納する者も出るかもしれん」
「奉納? お酒がもらえるの?」
「酒と神事は切っても切り離せぬし、どうせ奉納するなら祀られた神の好むものを奉納したいと思うのが人情だ」
「お酒が好きだって言えばお酒がお供えされるの?」
「お主一人では飲み切れぬほど届くであろう」
「……あんたに任せて正解だったわ」
機嫌を直したカヤノはしっとりと微笑んだ。
「社の周りには木も植えるぞ」
「木? どうして人間が木を植えるの?」
「神域は清浄で、静謐であらねばならん。それには豊かな森が欠かせん。古来よりそう決まっておる」
「人間のくせに変わった考えね。私には好都合だけど」
「ならばそのまま進めよう。望みの木はあるか? なるべく用意しよう」
「……それもあんたに任せるわ。なんだか詳しそうだし」
「分かった」
「それはそうと、あっちのあれは何?」
カヤノが大岩の南方を指差す。
なだらかに続く下り斜面の向こうでは、巨大な穴を掘る作業が行われていた。
「せっかくだ。着いてこい」
カヤノを伴ってしばらく歩く。
穴の間近には家臣達に交じってミナとクリスの姿もあった。
そして数多くの魔物の遺骸が並べられていた。
この地を拠点に行われている魔物狩りで討ち取った魔物達だ。
「二人共! 捗っておるか?」
「ようやく来たか。魔石の回収は順調だぞ。シンクローの家臣達の手際も良い」
「教えがいのある人達だよぉ。手先が器用で魔物の解体方法もすぐに覚えちゃったしぃ」
「この数には辟易するがな」
「本当にねぇ。お金になると分かってはいるけど、これだけたくさんの魔物の死体に囲まれるのは……」
さすがのクリスも口元を押さえて「気持ち悪いねぇ……」とぼやいていた。
宙に浮きながら様子を見ていたカヤノが尋ねる。
「穴を掘るって事はここへ埋めるのよね? どうしてわざわざ? 死体なんて放っておけば土へ還るじゃない。私としては、邪魔な魔物はいなくなるし、土地の肥やしになるしで文句はないんだけど」
「供養してやらねばならんからな」
「「「はあ?」」」
三人が目を点にする。
「ちょっと待て。供養とはつまり……弔うつもりか? 魔物を?」
「魔物のお葬式……なんか邪教みたいで嫌なんだけどぉ……」
「死んだものは大地へ還る。それでいいじゃない」
「そうはいかん。弔いは人間だけのものではない。魔物と言えども十分な供養をしてやり、御仏の御慈悲に縋れるようにしてやらねばならん。退治した者のせめてもの務めだ」
「左様左様。新九郎の申す通りじゃ」
大坂屋敷の方から左馬助に伴われて一人の僧侶がやって来た。
「伯父上! 来てくれたか!」
「供養と聞けば、何を置いても馳せ参じねば」
伯父上はミナ達の前に立つと深々と頭を下げる。
「利暁と申します。新九郎の伯父、左近大夫の兄にござります。三野の伏龍寺にて住職を任されております」
「……あんた、ちょっと変な感じね」
挨拶を返すミナとクリスに対し、カヤノは意味ありげに目を細めた。
「清浄な気配に、妙に血生臭い気配が入り混じっているわ」
「カヤノ様ですな? やはり神仏の目は誤魔化せぬものです。感服いたしました」
「……あんた何者?」
「拙僧もかつては侍にございました。当然この手は血に汚れております。血生臭さが消えぬと言う事は、まだまだ修行が足らぬのでございましょう」
煙に巻くように言い終えると、魔物の死体に近寄り、片手に持った鈴を鳴らして経を唱え始める。
カヤノはそれ以上何も言わず、読経する伯父上の姿を興味深そう見つめていた。
「俺は一度屋敷に戻る。ミナ、クリス。済まぬが家臣達への指導を頼む」
「分かった」
「任せてぇ」
左馬助を連れて大坂屋敷へ戻ると、多数の馬や荷車が門前に列をなしていた。
それを横目に屋敷の奥へ向かう。
「お待ちしておりました」
厚い土壁に覆われた土蔵の前で山県が待っていた。
「首尾は?」
「上々にござります。神隠しの影響はなし。全て無事にござります」
二人を伴って土蔵へ入ると、長さ五尺ばかりの木箱が大量に積み上げられていた。
「堺より買い付けた鉄砲五百挺と玉薬、間違いなく揃っております」
「……あの馬鹿馬鹿しい唐入りのために止む無く用意したが、今となっては当家の切り札だな」
「贅沢を申せば、玉薬をもう少々買い付けておれば万全でござりました」
「本当に贅沢なことを言う。一銭も支払っておらぬのに」
「神隠しの翌日が支払いの日にござったか? 鉄炮と玉薬で合わせて五千貫でしたか? 商人共には気の毒なことをしましたな」
異界へ来て初めて、山県が笑みを浮かべた。
実に悪賢そうな笑みであった。
22
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。
どこにでもある異世界転移~第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!
ダメ人間共同体
ファンタジー
第三部 今最後の戦いが始る!!・・・・と思う。 すべてのなぞが解決される・・・・・と思う。 碧たちは現代に帰ることが出来るのか? 茜は碧に会うことが出来るのか? 適当な物語の最終章が今始る。
第二部完結 お兄ちゃんが異世界転移へ巻き込まれてしまった!! なら、私が助けに行くしか無いじゃ無い!! 女神様にお願いして究極の力を手に入れた妹の雑な英雄譚。今ここに始る。
第一部完結 修学旅行中、事故に合ったところを女神様に救われクラスメイトと異世界へ転移することになった。優しい女神様は俺たちにチート?を授けてくれた。ある者は職業を選択。ある者はアイテムを選択。俺が選んだのは『とても便利なキッチンセット【オマケ付き】』 魔王やモンスター、悪人のいる異世界で生き残ることは出来るのか?現代に戻ることは出来るのか?
異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
最弱ステータスのこの俺が、こんなに強いわけがない。
さこゼロ
ファンタジー
俺のステータスがこんなに強いわけがない。
大型モンスターがワンパン一発なのも、
魔法の威力が意味不明なのも、
全部、幼なじみが見つけてくれたチートアイテムがあるからなんだ!
だから…
俺のステータスがこんなに強いわけがないっ!
前世で魔神だった男、嫁と再会して旅をします。
明石 清志郎
ファンタジー
高校二年生の神山周平は中学三年の卒業後幼馴染が失踪、失意のままに日常を過ごしていた。
ある日親友との会話が終わり教室に戻るとクラスメイトごと異世界へと召喚される。
何がなんだかわからず異世界に行かされた戸惑う勇者達……そんな中全員に能力が与えられ自身の能力を確認するととある事実に驚愕する。
な、なんじゃこりゃ~
他のクラスメイトとは異質の能力、そして夢で見る変な記憶……
困惑しながら毎日を過ごし迷宮へと入る。
そこでクラスメイトの手で罠に落ちるがその時記憶が蘇り自身の目的を思い出す。
こんなとこで勇者してる暇はないわ~
クラスメイトと別れ旅に出た。
かつての嫁や仲間と再会、世界を変えていく。
恐れながら第11回ファンタジー大賞応募してみました。
よろしければ応援よろしくお願いします。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる