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第5話 お母さんも女。そして私も女。 その4

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「あれぁ沙奈枝じゃあん」その声にどきんと胸が鳴った。
えっ美奈子。その後ろには美奈子の両親がいた。

「これは偶然ですね、沙奈枝ちゃんたちもここで食事でしたか」
美奈子のお父さんが何気なく言う。
「あらあら、ホント偶然ですねぇ」にこやかに美奈子のお母さんも合わせたように言う。
やっぱりいつみても美奈子のお母さんは童顔であの巨乳は目を引く。

もちろん、美奈子もお母さんの地を濃く受け継いだのか、中学生にしてはおっぱいはかなり大きい。
男子からはホルスタインとあだ名までつけられているほどだ。
まぁ、一時付き合っていたクラスの男子も実際は、あのおっぱいにひかれていただけだったようだ。

私とセックスした時はさっさと出して、終わっちゃったんだけど。あ、そう言えば異様にフェラは求めていたよね。そんでもって精子はよく飲まされた。
3人組でスワッピングした時は3人分の精子を飲まされて、おなか一杯になった記憶がある。
その時知ったんだけど、人によって味が違うんだ精子ってと、なんだか、私達もう娼婦のような状態に陥っていたといってもいいかもしれない。
もちろん、朋絵も美奈子も3人の精子は飲んでいる。

でもセックスで中に入れる時は必ずコンドームはつけていた。付き合っていた男子の子なんか妊娠したくはなかった。のが本音。
それに、援助交際していた時は、必ずコンドームをつけてもらって、ごっくんはしなかった。

当たり前といえば、そうなのかもしれないけど、若い人たちとやった時には半ば強制的にやらされそうになったから、3人でやめたんだ。援助交際を。……だってリスクが大きすぎるんだもん。いくらお金とたばこをもらっていてもね。

美奈子のお母さんが「あら友美さんもう出来上がっているじゃないですか」とそれとなくジャブをかますように言うと。
「まだ酔ってなんかいませんよ。ご家族でお食事ですか」と言い返す。
「そうなんですよ。何かスタミナをつけたいっていうもんですから、それじゃ一層のこと焼肉屋さんに行きましょっていうことになりましてねぇ」

「あはは、そうなんですね、うちはもう食べ終わりましたから、帰ろうかと思っていたんですよ」
「あら、そうなんですねぇ」
「ええ、ではごゆっくりどうぞ」
「はい、ありがとうございます。ちゃんとみんなにスタミナ付けさせますわよ」
にこやかに言う美奈子のお母さん。ちょっと可愛い。いやうちのお母さんのさばさばした感じと比較するとかなり可愛い。

ああ、私はこの人にパパの子を孕ませようとしているんだ。
そう思うとなんかやきもちみたいな熱い思いがこみ上げてくる。でも、これは絶対に実行してもらわないといけない。
そうしなければ、私達3人の家族が一つになることはできない。
これは私たちのおなかの中に自分の父親の赤ちゃんを授かるために必要なことなんだから。

そうだ私にとっても美奈子のお母さんは私の姉弟を生んでくれる人になってもらうんだから。
美奈子も朋絵からある程度のこの計画のことは、聞いているはずだ。朋絵に美奈子に伝えるように言っておいたから。
ここでは平然を装って美奈子と別れた。

お店を出て、お母さんはすっかり酔いがさめちゃった感じで
「ねぇ、今日、もっと飲んでもいい?」と尋ねてきた。
「別見構わないけど。お家でしょ」
「うんうん、コンビニでお酒買っていいってもいい?」
「いいよ寄っていこう」
と途中にあるコンビニで缶ビールと軽いおつまみをかごに入れレジに行く。

「お母さんたばこ在庫ある?」
「あ、そうだこれが最後だった。320番2つ」と店員に言う。そこで私が5つにしてくださいと訂正する。
「5個も?」
「そうそう、パパの分も買っていこうよ」
そういっていたてしっかりと自分の分も、購入させているところは私ってずる賢い。

たばこを5個とビールそして軽いおつまみを買って家に着いた。
「ふぅー、なんだか疲れたわね」
「そぉ、でもいっぱい食べたから、私は満足」
「ならいいんだけど。これでおっぱい大きくなるといいね」
「んっもう、私はまだ成長過程なんです。まだ大きくなります」
「そっかぁ、でも最近また成長してきたんじゃないブラのサイズあってる?」
「ん――――そう言えば最近きついかなぁ」

「はぁ、サイズアップしないといけないのかぁ。あ、そうしたら私と同じになるじゃないの。ちょっと大きくなりすぎよ」
「えええ、そんなこと言ったってぇ多きくなるものは止められません」
「全くもう―」といいながら買ってきた缶ビールをプシュッと開けてごくりと一口飲んでから「ちょっと待っててね」といい自分の部屋の方に行った。
戻ってくると手にはブラを手にしていた。

「沙奈枝ちゃんこれ試しに着けてみて」
「これってお母さんの?」
「そうよ」
着ていた上着を脱いで、カップ付きのキャミをも脱ぎ上半身があらわになった。
「うわぁ―、少し見ないうちに、大きくなったねぇ。それに乳輪中学生にしては濃くない。私より濃いかも」
う―――――――、そんなとこ指摘しないで。

最近ずっとパパから乳首責められているから、濃くなったんじゃないの? パパのせいよ。て、は言えない。
お母さんからブラを受け取りさっとつけてみた。思いのほかピッタリだった。
それを見たお母さんは「ああ、やっぱり私と同じサイズになっっちゃったんだ。どうしよっかなぁ―、私とブラ共通する?」
「別にいいけど。でも学校に行く時は白以外は校則で引っかかるからね」
「あ、そうか、学校用は買うとしてそのほかは私の使ってもいいよ。あ、セットだったらセットで使ってね」

「なんだか経費節減見たいだね」
「あら、そんなことないわよ。大人の下着をつけてもいいって言ってるのに」
お母さんはビールをゴクリごくりとのどに流し込んで。
「下着は、色気の見えない演出なの。沙奈枝、あなたもう、セックスしてるんでしょ」
いきなり、お母さんの口からセックスという言葉ができてきて、びくっとなった。

「別に怒っっているわけじゃないのよ。親同士結構繋がっているのよ。今は別れたみたいんだけど、M君と付き合っていたんでしょ。あなたの初めてはM君だったんでしょ」

嘘、そんなことまで知ってんの! 恐るべし親軍団。


これは対処をしないといけない。出ないと計画が崩れてしまう。
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