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武界
3話、悲劇は再び
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「おはようー」美香音がベッドからおりる「大和さん?どこ?」周りを見渡すと大和の姿がなかった。
美香音は少し周りを見ると外に出る「……このお城の形からして恐らく前と同じです」何やら食堂から話し声が聞こえる、美香音が顔を覗かせるとそこには数名座って写真を眺めていた。
もちろん大和さんも中にいる「このお城は昔に消えたはずです、大和さん…」どうやら話してるのは金剛さんらしい…「あぁ…だが…このお城は本物だ…」大和が唸る「とりあえず、さらに軍隊を強化しましょう」隣から声が聞こえる「長門部隊はどんな感じですか?」金剛が長門に質問する「はい、私達は特に問題はありません」美香音はそこまで聞いて部屋に戻った「お城…危機…どういう事なんだろう」その時はまだ分からなかった。
「非常に大変なことになった」美香音が大和から真っ先に言われたのがこの言葉だった「どういう事ですか?大和さん」美香音が分からない(ふり)をして聞くと「魔界城って言う昔倒したであろう敵が復活する」大和が真剣な眼差しで話す。
「狙いは恐らくこの世界にある天聖樹、ここから約200万KMの位置だ」「に、、200万キロメートル!?」美香音が驚きと呆れで目を見開く「あぁ…我々には一応超大型の船があるその船でだいたい1週間程度だ」大和が俯きながら言う「大和さんはあの事件のこと後悔していますか?」美香音が聞くと大和が頷く「それで戦艦になって戦わないなんて…そんなの逃げじゃ無いですか!?確かに!親友を傷付けたのは辛いかもしれないですが!私のような戦艦にもなれない人をここまで来させることは出来たのはあなたのおかげなんですよ!」美香音が叫ぶ「…もう自分で何もかも背負わないでください」美香音から涙がこぼれると目の前にハンカチが置かれる「ありがと、でも私はまだ戦艦にはなることは出来ない」と言った時警報のサイレンが聞こえた。
カーンカーン!「なんですか!?」美香音が周りを見渡す「大変です!」と扉を開ける人がいた「吹雪さん何があったのです!?」大和が聞く「て、敵襲です!恐らくスネークバスターかと…総勢500体!到着予想約4時間後です!」美香音が驚いた顔をしていると大和が振り返る「行くよ美香音!」「私達も行きますよ!」吹雪は隣の真美に話すと4人は部屋を飛び出した。
「金剛さん!どういうことですか!?長門さんまで…」「それはこっちが聞きたいね…スネークバスター500なんて聞いたことも…」長門が頭を搔く、「私達なら余裕でしょー」後ろから1人が歩いてくる「霧島さんあまりそういうこと言わないこと!」金剛から頬をつねられる。
「残り4時間!ここで戦う訳には行かない!皆準備はできたかー!?」おおー!と歓声が湧く「はぁ…」美香音が肩を落とす「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ!」吹雪が美香音の肩を叩く、後ろを向くと皆が見ていた「そうですね」美香音は笑顔になる。
この時の嫌な予感がこの後現実になるとは思わなかった。
「それじゃあ皆!戦闘態勢!」の一言で皆が宙に浮き白色の光が刺したかと思うと皆が戦艦になった。美香音はどうやら吹雪の中に乗っているらしい「美香音がここに乗るのいつぶりだろうね」真美が笑いながら話す「1番初め一緒だったよね」2人は笑っている「それでは皆さん全速力で行きます!」金剛が警笛を鳴らし進み始めると周りも続いて動き始めた「このスピードだとおよそ2時間ほどでかち合うわね」大和が何やらモニターを見ている「2時間ですか…」と外を見るも窓から見えるのは浮いている戦艦達とはるか遠くの地平線だ。
「いつか私は…強くなって…」視界が真っ黒になってしまった「かねさん…みかねさん…美香音さん!」と起こされる「ふぁ?寝てた…」大和が見つめている「まぁ寝てないから無理はないわね…」大和が言うと美香音が起き上がる「何時間寝てました?」美香音が聞くと「ちょうど1時間半ね」真美が答えた時、カーンカーンと金剛の方から鐘が鳴る「見えました!」3人は身を乗り出して前を見た。
遠くから無数の黒い影が見えたのだ「スネークバスター500体と私達100人…数的には不利だけど…」「はっ…避けてください!」吹雪が話している時大和が叫ぶと吹雪が傾くくらいに横に避ける。
「うわぁ!」美香音と真美は転がってしまう、すると前から黒いレーザーが1本右下を飛んで行った「皆さん!敵からの攻撃に備えて!」金剛が叫ぶと周りの戦艦達が距離を取ると前から黒いレーザーが何本も飛んできた「皆さん!私達も砲撃準備!」金剛が叫ぶ「撃てー!」金剛の一言で周りも一斉に撃ち返す。
ドゴォン!と大きく揺れた「吹雪さん!?」真美が聞く「大丈夫です!少しレーザーが当たっただけです!」吹雪はそのまま打ち続ける、3人はもはや立つことすら出来ずしがみついているだけだった。
「私は結局何も出来てない」美香音が自分の手を握り胸に当てる「結局私には力が無くてそのまま…」1人でずっと呟いていると何やら暖かい感触が…「力が無ければこんな所まで来たりしないよ」大和が美香音を抱きしめていた「誰にだって弱い部分はある吹雪だってこんな戦い嫌だったはずだよ。でも見て」大和が美香音と一緒に身体を起こし窓の外を指さす。
周りには戦艦が無数の敵達と戦っていた「仲間が沢山いるほど力になれるだろ?美香音」「そうだよ!私も頑張ってるんだから」隣から吹雪に指示している真美が笑顔になりながら振り向く「そっか…わかった!それじゃあ…」ビー!ビー!と警報音が鳴る「はい!大和です!」受話器を手にする「はい!大変です!約100キロメートル先にあのお城が…」「なんですって!?」大和が叫ぶ「吹雪!」「はい大和さん!」真美と美香音は驚いた顔で大和を見つめる。
そう100キロメートル先にお城が現れたのだ「…もう来たのね」と行ったあと「金剛さん達は先に行ってください!」吹雪が叫ぶ「100キロメートル先に巨大な敵城が出現!恐らく魔界城です!ここは私吹雪に任せてください!」トランシーバー越しに金剛の声が聞こえてきた「分かった、ご武運を祈る、行くぞ長門」金剛部隊と長門部隊がその場から消えた。
「おいおいどういうことだ?」外から声が聞こえる「アイツらは…」目の前にはなんと…魔界族が3人いた「まとめて処理しろ言われているんだがまぁ減っただけマシか…」剣を構える「深雪!白雪!行くよ!」吹雪が叫ぶと大砲の音が聞こえる「はっ…」大和にはそいつに見覚えがあった「アイツは…まさか…」と行った瞬間隣から衝撃が来る「うわ!」とてつもない衝撃に3人は倒れ込んでしまう「吹雪さん!」白雪が叫ぶ「おいおい味方に当ててどうするよ」その魔界族が言った「私が外に出ます」「私も行きます!」と大和と美香音が白い光に包まれ吹雪の甲板に立った。
「よぉ久しぶりじゃねぇか…元気してたか?あっ悪ぃな味方を狙って攻撃してた人かあはは!」魔界族は笑っている「うるさい!」大和が叫ぶ「誰に向かって言ってんだこらぁ!俺は魔界族幹部マスティマだ俺の能力は…物理交換だ見たものを自在に移動させることが出来る。つまり攻撃時にその場所にものを置いて遮ることが可能さ、お前ら飛び道具相手にはめっぽう刺さる」「くっ」大和がそう言った瞬間、吹雪、白雪、深雪が人の姿になる「じゃあ剣で行くしかないようね」吹雪が脇腹を軽く抑えながら剣を出す「吹雪さん!まださっきのが…」真美が言うと「大丈夫よ…それと大和さん…」「はい…」大和が吹雪を見る「後ろで2人を頼みます」大和はゆっくりと頷き2人を後ろに下げた。
「吹雪部隊!深雪部隊!白雪部隊!突撃!」吹雪の合図で周りが突撃していく「なるほど近接か…なら!こっちもやれ!スネークバスター!」マスティマが言うと後ろから無数のスネークバスターが襲いかかる「数的にはほぼ5分だ…」大和達が安全な岩陰に隠れながらみていた。
「マスティマ様!あの子らはどうしますか?」1人の魔界族が岩陰に隠れている3人を見る「ふっ…面白い」マスティマが2人の岩に向かって降りていく「吹雪さん!」戦っている吹雪に隣から白雪が話しかけてくる「大和さん達が危ないです!」下を見ると魔界族3人に迫られている大和と美香音、真美が居る「くっ…」ガキーン!と白雪がスネークバスターの攻撃を食い止める「ここは私達に任せて行ってください!」白雪が叫んだ「だが…」「あなたは私たちの隊長です!早く行ってください!」白雪と深雪が吹雪に飛んでくるスネークバスターを止めると吹雪は軽く頷くと下に飛んで行った。
「さぁさぁ…お前たちはどうしようかな?」マスティマが3人に詰め寄る「魔界族マスティマ…あなたなんでこんなことを…」「は?決まってるだろ世界の征服だよ、この世界にある天聖樹を破壊することで目的は達成する。だからお前たちは邪魔なんだよ」剣を取りだした「美香音!真美!逃げなさい!」大和が叫ぶと2人は後ろに逃げた「おい」指を上げると「はっ!」後ろの2人が瞬く間に2人を捉えた「きゃ!」「美香音!真美!」大和が叫ぶ「お前の周りは全員死んでいくのさ、前は運良く生き残れた人居たらしいが…先にあいつらからやるとするか…」マスティマが2人に手を上げる「やめろ!」大和が叫ぶと魔界族2人が倒れる「はぁ…はぁ…」「吹雪さん!」美香音と真美は息が上がっている吹雪を見る「お待たせ3人とも!」吹雪が剣を振る「魔界族2人は?」2人が下を向く「気絶してるわ」吹雪が笑っている「邪魔者が入りやがったか」吹雪がマスティマの前に歩いていく「私の友達に手を出さないでくれる?」剣をマスティマに向ける「俺に刃を向けるとは生意気なやつだ」とマスティマも剣を抜く。
ビキビキ…マスティマが剣を抜いた瞬間マスティマの周りに亀裂が走る「お前ら飛び道具使いが俺に勝てねぇってことを教えてやるよ!」マスティマが吹雪に突っ込む。
ガキーン!と音がなり火花が散り吹雪が宙を舞う「吹雪さん!」真美が叫ぶ「くっ…早…」「遅いな」ザシュッ…と吹雪が前を向いた瞬間、吹雪のお腹にはマスティマの剣が刺さっていた「吹雪さん!」3人は唖然とした顔で叫びながら吹雪の傍に向かった。
美香音は少し周りを見ると外に出る「……このお城の形からして恐らく前と同じです」何やら食堂から話し声が聞こえる、美香音が顔を覗かせるとそこには数名座って写真を眺めていた。
もちろん大和さんも中にいる「このお城は昔に消えたはずです、大和さん…」どうやら話してるのは金剛さんらしい…「あぁ…だが…このお城は本物だ…」大和が唸る「とりあえず、さらに軍隊を強化しましょう」隣から声が聞こえる「長門部隊はどんな感じですか?」金剛が長門に質問する「はい、私達は特に問題はありません」美香音はそこまで聞いて部屋に戻った「お城…危機…どういう事なんだろう」その時はまだ分からなかった。
「非常に大変なことになった」美香音が大和から真っ先に言われたのがこの言葉だった「どういう事ですか?大和さん」美香音が分からない(ふり)をして聞くと「魔界城って言う昔倒したであろう敵が復活する」大和が真剣な眼差しで話す。
「狙いは恐らくこの世界にある天聖樹、ここから約200万KMの位置だ」「に、、200万キロメートル!?」美香音が驚きと呆れで目を見開く「あぁ…我々には一応超大型の船があるその船でだいたい1週間程度だ」大和が俯きながら言う「大和さんはあの事件のこと後悔していますか?」美香音が聞くと大和が頷く「それで戦艦になって戦わないなんて…そんなの逃げじゃ無いですか!?確かに!親友を傷付けたのは辛いかもしれないですが!私のような戦艦にもなれない人をここまで来させることは出来たのはあなたのおかげなんですよ!」美香音が叫ぶ「…もう自分で何もかも背負わないでください」美香音から涙がこぼれると目の前にハンカチが置かれる「ありがと、でも私はまだ戦艦にはなることは出来ない」と言った時警報のサイレンが聞こえた。
カーンカーン!「なんですか!?」美香音が周りを見渡す「大変です!」と扉を開ける人がいた「吹雪さん何があったのです!?」大和が聞く「て、敵襲です!恐らくスネークバスターかと…総勢500体!到着予想約4時間後です!」美香音が驚いた顔をしていると大和が振り返る「行くよ美香音!」「私達も行きますよ!」吹雪は隣の真美に話すと4人は部屋を飛び出した。
「金剛さん!どういうことですか!?長門さんまで…」「それはこっちが聞きたいね…スネークバスター500なんて聞いたことも…」長門が頭を搔く、「私達なら余裕でしょー」後ろから1人が歩いてくる「霧島さんあまりそういうこと言わないこと!」金剛から頬をつねられる。
「残り4時間!ここで戦う訳には行かない!皆準備はできたかー!?」おおー!と歓声が湧く「はぁ…」美香音が肩を落とす「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ!」吹雪が美香音の肩を叩く、後ろを向くと皆が見ていた「そうですね」美香音は笑顔になる。
この時の嫌な予感がこの後現実になるとは思わなかった。
「それじゃあ皆!戦闘態勢!」の一言で皆が宙に浮き白色の光が刺したかと思うと皆が戦艦になった。美香音はどうやら吹雪の中に乗っているらしい「美香音がここに乗るのいつぶりだろうね」真美が笑いながら話す「1番初め一緒だったよね」2人は笑っている「それでは皆さん全速力で行きます!」金剛が警笛を鳴らし進み始めると周りも続いて動き始めた「このスピードだとおよそ2時間ほどでかち合うわね」大和が何やらモニターを見ている「2時間ですか…」と外を見るも窓から見えるのは浮いている戦艦達とはるか遠くの地平線だ。
「いつか私は…強くなって…」視界が真っ黒になってしまった「かねさん…みかねさん…美香音さん!」と起こされる「ふぁ?寝てた…」大和が見つめている「まぁ寝てないから無理はないわね…」大和が言うと美香音が起き上がる「何時間寝てました?」美香音が聞くと「ちょうど1時間半ね」真美が答えた時、カーンカーンと金剛の方から鐘が鳴る「見えました!」3人は身を乗り出して前を見た。
遠くから無数の黒い影が見えたのだ「スネークバスター500体と私達100人…数的には不利だけど…」「はっ…避けてください!」吹雪が話している時大和が叫ぶと吹雪が傾くくらいに横に避ける。
「うわぁ!」美香音と真美は転がってしまう、すると前から黒いレーザーが1本右下を飛んで行った「皆さん!敵からの攻撃に備えて!」金剛が叫ぶと周りの戦艦達が距離を取ると前から黒いレーザーが何本も飛んできた「皆さん!私達も砲撃準備!」金剛が叫ぶ「撃てー!」金剛の一言で周りも一斉に撃ち返す。
ドゴォン!と大きく揺れた「吹雪さん!?」真美が聞く「大丈夫です!少しレーザーが当たっただけです!」吹雪はそのまま打ち続ける、3人はもはや立つことすら出来ずしがみついているだけだった。
「私は結局何も出来てない」美香音が自分の手を握り胸に当てる「結局私には力が無くてそのまま…」1人でずっと呟いていると何やら暖かい感触が…「力が無ければこんな所まで来たりしないよ」大和が美香音を抱きしめていた「誰にだって弱い部分はある吹雪だってこんな戦い嫌だったはずだよ。でも見て」大和が美香音と一緒に身体を起こし窓の外を指さす。
周りには戦艦が無数の敵達と戦っていた「仲間が沢山いるほど力になれるだろ?美香音」「そうだよ!私も頑張ってるんだから」隣から吹雪に指示している真美が笑顔になりながら振り向く「そっか…わかった!それじゃあ…」ビー!ビー!と警報音が鳴る「はい!大和です!」受話器を手にする「はい!大変です!約100キロメートル先にあのお城が…」「なんですって!?」大和が叫ぶ「吹雪!」「はい大和さん!」真美と美香音は驚いた顔で大和を見つめる。
そう100キロメートル先にお城が現れたのだ「…もう来たのね」と行ったあと「金剛さん達は先に行ってください!」吹雪が叫ぶ「100キロメートル先に巨大な敵城が出現!恐らく魔界城です!ここは私吹雪に任せてください!」トランシーバー越しに金剛の声が聞こえてきた「分かった、ご武運を祈る、行くぞ長門」金剛部隊と長門部隊がその場から消えた。
「おいおいどういうことだ?」外から声が聞こえる「アイツらは…」目の前にはなんと…魔界族が3人いた「まとめて処理しろ言われているんだがまぁ減っただけマシか…」剣を構える「深雪!白雪!行くよ!」吹雪が叫ぶと大砲の音が聞こえる「はっ…」大和にはそいつに見覚えがあった「アイツは…まさか…」と行った瞬間隣から衝撃が来る「うわ!」とてつもない衝撃に3人は倒れ込んでしまう「吹雪さん!」白雪が叫ぶ「おいおい味方に当ててどうするよ」その魔界族が言った「私が外に出ます」「私も行きます!」と大和と美香音が白い光に包まれ吹雪の甲板に立った。
「よぉ久しぶりじゃねぇか…元気してたか?あっ悪ぃな味方を狙って攻撃してた人かあはは!」魔界族は笑っている「うるさい!」大和が叫ぶ「誰に向かって言ってんだこらぁ!俺は魔界族幹部マスティマだ俺の能力は…物理交換だ見たものを自在に移動させることが出来る。つまり攻撃時にその場所にものを置いて遮ることが可能さ、お前ら飛び道具相手にはめっぽう刺さる」「くっ」大和がそう言った瞬間、吹雪、白雪、深雪が人の姿になる「じゃあ剣で行くしかないようね」吹雪が脇腹を軽く抑えながら剣を出す「吹雪さん!まださっきのが…」真美が言うと「大丈夫よ…それと大和さん…」「はい…」大和が吹雪を見る「後ろで2人を頼みます」大和はゆっくりと頷き2人を後ろに下げた。
「吹雪部隊!深雪部隊!白雪部隊!突撃!」吹雪の合図で周りが突撃していく「なるほど近接か…なら!こっちもやれ!スネークバスター!」マスティマが言うと後ろから無数のスネークバスターが襲いかかる「数的にはほぼ5分だ…」大和達が安全な岩陰に隠れながらみていた。
「マスティマ様!あの子らはどうしますか?」1人の魔界族が岩陰に隠れている3人を見る「ふっ…面白い」マスティマが2人の岩に向かって降りていく「吹雪さん!」戦っている吹雪に隣から白雪が話しかけてくる「大和さん達が危ないです!」下を見ると魔界族3人に迫られている大和と美香音、真美が居る「くっ…」ガキーン!と白雪がスネークバスターの攻撃を食い止める「ここは私達に任せて行ってください!」白雪が叫んだ「だが…」「あなたは私たちの隊長です!早く行ってください!」白雪と深雪が吹雪に飛んでくるスネークバスターを止めると吹雪は軽く頷くと下に飛んで行った。
「さぁさぁ…お前たちはどうしようかな?」マスティマが3人に詰め寄る「魔界族マスティマ…あなたなんでこんなことを…」「は?決まってるだろ世界の征服だよ、この世界にある天聖樹を破壊することで目的は達成する。だからお前たちは邪魔なんだよ」剣を取りだした「美香音!真美!逃げなさい!」大和が叫ぶと2人は後ろに逃げた「おい」指を上げると「はっ!」後ろの2人が瞬く間に2人を捉えた「きゃ!」「美香音!真美!」大和が叫ぶ「お前の周りは全員死んでいくのさ、前は運良く生き残れた人居たらしいが…先にあいつらからやるとするか…」マスティマが2人に手を上げる「やめろ!」大和が叫ぶと魔界族2人が倒れる「はぁ…はぁ…」「吹雪さん!」美香音と真美は息が上がっている吹雪を見る「お待たせ3人とも!」吹雪が剣を振る「魔界族2人は?」2人が下を向く「気絶してるわ」吹雪が笑っている「邪魔者が入りやがったか」吹雪がマスティマの前に歩いていく「私の友達に手を出さないでくれる?」剣をマスティマに向ける「俺に刃を向けるとは生意気なやつだ」とマスティマも剣を抜く。
ビキビキ…マスティマが剣を抜いた瞬間マスティマの周りに亀裂が走る「お前ら飛び道具使いが俺に勝てねぇってことを教えてやるよ!」マスティマが吹雪に突っ込む。
ガキーン!と音がなり火花が散り吹雪が宙を舞う「吹雪さん!」真美が叫ぶ「くっ…早…」「遅いな」ザシュッ…と吹雪が前を向いた瞬間、吹雪のお腹にはマスティマの剣が刺さっていた「吹雪さん!」3人は唖然とした顔で叫びながら吹雪の傍に向かった。
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