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「双方向になっているのかもしれません。」
旦那様が同じ部隊繋がりでしょうか、エミリ様がルイース様に代わって答えてくださりました。
「具体的にお話しいただけるかしら。」
「はい。その、あれです、あの、ぺ、ニスの先からも、擦れば擦る程トロトロした液体が出て来ます。だから、わたくし達も旦那様同様出るのでは。」
「エミリは双方向にする為に旦那様のペニスに触れながら、ご自分の女性としての大事な部分を弄っているの?」
意地悪な質問になってしまったかしら。でも、答えがハイならば、エミリ様はアドバンスクラスへ進むのが確定ね。

「あっ、違います。わたくしではなく、旦那様が一緒にと言って指を中に差し込んだり…、」
「差し込んだり?それはどこへ?」
「あの、ラケルお姉様、課題をしっかりと出来ていなくてもわたくしを嫌わないでいただけますか。実は、旦那様の竿部分を扱く時に、上手く出来るように旦那様が協力してくれているのです。わたくしは、皆様のように一人でしっかりと出来ていないんです。」
「嫌いもしないし、怒りもしないわ。ただ、どういう風に課題に取り組んでいるか教えてちょうだいな。」
「はい…。」

エミリ様以外は、わたくしの最初の説明通りに旦那様の竿を扱きました。旦那様に寝台の上で膝立ち、もしくは胡座をかいてもらいペニスを握るスタイルです。ですが、エミリ様は寝台に仰向けで寝そべった旦那様の上に乗っかってペニスを握ったそうです。しかも、旦那様の胸部に跨るような位置取りで。ご本人は気づいているのでしょうか、その向きで乗っかるとペニスに手を伸ばした際に男性同士で愛し合う穴が見えてしまうことを。

「旦那様はわたくしが頑張れるように応援すると言って、膣口を指で弄ったり、その上の敏感な芽を押しつぶすのです。更には腰を顔の方に引き寄せて、舌で、その、舐めたり、突いたり…。」
話されているエミリ様も真っ赤ですが、他の皆様も耳まで赤くして淑女にあるまじきお口をポカンと開けています。いえ、ビアトリス様とシーラ様のお口は閉じています、と言うことは同じことをしている可能性が高いかもしれませんね。

でも、本日からご参加のヴィオラ様とラケル様がお顔を真っ赤にさせていながら口をきつく結んでいるのはビアトリス様達とは違う理由でしょう。
さて、本当にどうしましょう。

エミリ様の報告は次への課題のヒントとなるものでした。そして申し訳ございませんが、早速ヴィオラ様とラケル様にも挑戦してもういましょう。


「とても素敵なことよ、エミリ。お互いの大切な部分を優しく触れ合うなんて。でも、足りないことがあるわ。旦那様は突いたり、舐めてくれたのよね。」
「…はい。」
「じゃあエミリも同じことを旦那様にしてみたらどうかしら。そうね、今日出す課題はこれにしましょう。」
わたくしの言葉に皆様目がこれ以上ないほど見開いています。そんなに驚くことなのかしら。わたくしは初夜から行いましたわよ。これは調査が必要ね。

「でも、課題にならない方もいるのではないかしら。確認させてね、今までに旦那様のペニスをお口で可愛がったことがある方はいるかしら。」
挙がった手は三つ。うん、一つは見たくありませんでしたが、ヘンリカ様。あとは、ビアトリス様。もしかしてビアトリス様は旦那様と双方向かもしれませんわね。そして、もう一つ、それは驚くことにラケル様でした。

わたくしは閃きました。まるで体に雷が走ったかのように。
そもそもこの集まりはエドガーの将来の為。申し訳ございませんが、ヴィオラ様とラケル様の旦那様はちょっとばかり出世されていますから…。
うん、お二人には他の方と違う課題を行なっていただきましょう。

その前にルイース様が潤った理由をわたくしなりの考えで伝えないと。
「今回の課題は旦那様のご立派なペニスを口に含んでたっぷりと愛して差し上げることです。方法は経験者であるヘンリカとビアトリスに伝えていただきましょう。ただ、お口に含みながら皆様には想像していただきたいの。お口の中から出たペニスが次に目指す場所を。ドロテーアの旦那様はお胸の、ううん、乳首を可愛がるかもしれないけれど、最終的にはどこを目指すかしら。その時、大きく膨らんだペニスは皆様をどういう風にしてくれるのか想像してみて。きっと、最終目的地は何もされなくてもたっぷり潤うと思うわ。ルイース、あなたが潤ったのは、多分、あなたがペニスを扱きながらそれが入ってくることを期待したからではないかしら。」
「…期待、」
「そう。だって、もう知っているのだもの。昂りあった瞬間のことを。良いかしら、皆様、旦那様の大切なペニスをおしゃぶりしながらそれが入ってくることを想像してどうしてもらえるか期待するのよ。これが今回の課題。勿論今までのことも続けて下さいね。」
真っ赤になってぷるぷるしている方もいれば、真面目なビアトリス様はわたくしの言ったことを小声で復唱していたりと、それぞれの反応を返して下さっています。

そして、ヴィオラ様とラケル様は、
「それと、ヴィオラ様とラケル様は今後はどうされる?引き続きご参加されるか否かを決めて欲しいのだけれど。」
「…参加させて下さい。」
「参加致します。」

「分かったわ。じゃあ、お二人には他にも課題を出しますわね。」
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