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黄金竜の影響とダンジョン経営編
69、汚物爆弾してスーペリア感
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朝だ。日の光を感じて、目が覚める。
「シオくん、目覚めたかい。おはよう。さあ、顔洗って歯磨きして朝食後、僕とデートしようじゃないか」
目の前に妖精紳士カーディスがいて、
「それとも何か、おはようのキッスがないとダメなタイプかな君は。ふふふ、ならばしてあげよう。愛溢れる渾身のマグナムキッスを」
「びぎゃああああああああアアアアアア」
俺は今世紀最大の叫び声を上げたと思うね。
「どうしたシオ……むむむ……そうか、節度は守れよ」
「ぴゃあーん! 襖閉めるな行くなボケぇ! 助けろ魔王のくせにいぃ」
「魔王公認の仲とは光栄だね」
「うああ寄るな触るな近寄るなうんこくらえ!」
「それはシンラくんのオムツかい?」
「昨晩、マザーから説教を喰らいつつもシンラがうんこしたから替えたオムツだ!」
「捨てようよ」
「処理すんの忘れてたけど役に立ちました! 投げえ!」
「いや汚いからね」
そう言って、俺が鋭角に投げたうんこ爆弾を消してしまうカーディス。妖精の技か?! この妖精が憎い!
「パニックにさせたのは悪かったけど、着物の襟を肌蹴させたのも悪かったけど」
「魔王があ魔王めえ絶対勘違いしやがったァ!」
「それも悪かったから、起きて、正気に戻って僕の話を聞いておくれ」
カーディスのくせに真摯そうに言うので、仕方なく起きることにした。
朝食の席に着いたら、「シオちゃん、恋人できたの?」と、マザーに純粋に尋ねられて否定し、説明するのに苦労したんだが。
だって魔王の野郎が、「同じ布団で寝ていたではないか。同衾であろう」と要らぬ援護を打つからだ。
「こいつは俺を起こしに来たの。同衾なんてしないってば」
「はっはっは~、本日は第六階層にて仕事してもらいますから、母御殿はご心配召されますな」
マザーにだけ違う変なキャラ入れて対応しているカーディスが説明してくれて、それでやっと勘違いだって判ってもらえたのでホッとする。
まったく、どうして俺がこいつらと同じホモ入りせにゃならんのだ。周りがゲイ&ホモ・ザ・ワンダーランドなのはもう仕方ないとして、俺まで同じにしないで欲しい。
さっさと朝食を終え、でっかい座布団の上でうつ伏せのまま伏臥上体そらしでオットセイのようにあうあうしている弟シンラへ「行ってきます」。
「あーぁ、う」と返す弟の手をにーぎにぎ、握手だ。
弟シンラは、首すわって寝返りうってからよく転がるようになった。動いて、己の世界を広げているのだ。成長しているな。今日も成長しろよ。そういう意味を込めた握手だ。
「んで、お前は何で俺を呼びに来たんだよ」
「先日、我がフェアリー・ランドに汚物を投げ込んだだろう」
「うんこ爆弾ならお前が回収したじゃん」
「それではなく。まさか物理で本当に汚物を投げられるとは思わなかったが、本当にそれではなく、キングのオルグとウルク、この二匹のことだよ」
あ、そんな卑猥な奴らもいたなと思い出した。と同時にステータスも再度、履歴から呼び出す。
≪ステータス≫
――――――――――――――――
キング・オルグハイ【男】
種族:悪食鬼
職業:ダンジョン派遣モンスター
能力:鬼能力高位値
称号:公爵『生殖器収集家』
――――――――――――――――
≪ステータス≫
――――――――――――――――
キング・ウルクハイ【男】
種族:豚頭鬼
職業:ダンジョン派遣モンスター
能力:鬼能力高位値
称号:公爵『首縊』『早漏公』
――――――――――――――――
しまった。やべえヤツらを放置したかもしれん。カーディスに預けてはいるが、俺を起こしに来るほどだ。なんぞあったかもしれん。
「悪食と豚頭が、何かやらかした?」
「そこに居るだけでやらかしているね。アレらは歩く発禁物だから」
カーディスの低評価。送り込んだだけで駄目な子扱いはよくない。カーディスには、たとえそれらが歩く淫猥な物体だとしても、部下として扱ってもらわねばらんのだ。
第六【階層(迷宮)】。
ここには五つの迷路があり、その中でもカーディス担当は西のエリア、カーディス区だな。
着いたら早速、「あるでぃぃぃぃ」
ドタバタ音と共に、走る18禁が現れた。
裸で。
おおう……忘れていたな……こいつらに服をやるのを。
あれ? まさかカーディスが呼んだのって、服出してってこと? 別に俺に言わなくても、その辺のラブホAIに頼めば購入してくれるけどな。この迷宮には、どこかの好色妖精がやたらこだわったラブホが点在しているし。
そう思ってカーディスを見やるが、目を逸らされた。何なんだ。
「あるでぃ」とオルグ。隣にはウルク。二匹揃って「服ほしいだ」と言ってくる。
カーディスは後で説教として、事情を聞いた。
やはり、服が支給されず困っていたらしい。
「葉っぱしかもらえなかっただ」
「葉っぱって……」
よく見りゃアイビーの葉っぽいものを中心に貼り付けているが、こいつらデカいので、ナニがね。はみ出ているわけだ。
「おで、恥ずかし」
「んだー」
これはこいつらが常識人な案件だ。
カーディス、お前ちょっと説教じゃ済ませないからな。
俺からの圧を感じたのか、逃げようとしたカーディスは妖精捕獲用魔法陣で囲っておいた。前にシレノスに使った三倍の規模で。
「わかった。好きな服を選ぶといい」
こいつら、ステータスの割に理性的だし常識もある。なにか事情があって、あんなステータスになったのかもしれんな。
買い物画面を開くが、こいつらの体格からして人間用メンズものが入るわけないと気づく。モンスター用の服を探す。
〈モンスターのふく〉から完全獣型、半獣型、巨人、合成獣と色々あって、獣亜人型というのにこいつらはいた。
分類が非常に細かい。覚えれる気がしない。次回からは履歴か検索だな。
オルグ用の服は、オルグ・オルグハイ・ハイキングとデザインまで進化する。腰蓑だったのが進化して毛皮になるのだ。
毛皮の上に男性器をいっぱい巻き付けるのがスタンダードタイプらしい。キモイからやめようぜ。グレードアップしてプレミアムやスーペリアなどを閲覧してみる。
「オルグ、これ格好良いと思う。腰の毛皮が漆黒ウルフで、上は革ジャンなの。どう?」
オプションで、生殖器型アクセサリーもあるが、下品じゃなく洗練されたデザインだ。チェーンはゴツイけど、これは仕方ない。威圧感と、戦闘で簡単に外れないためだな。
「おで、それがええだ!」
目を輝かせて喜ぶので、黒革セットプラスアクセにした。スーペリアと銘打つだけあって高級感溢れるラグジュアリーだ。
ウルクも、スーペリアのにした。オルグとはデザインが違って、生殖器が髑髏になり、首回りの他に手首や腕にも巻くアクセサリーが増えた。チェーンではなく瑪瑙と血溜石というので構成されているらしい。
普通にカッコイイのだが。
上着の革ジャンもノースリーブで、素肌にジャケットであるものの肌に優しい素材で出来ており、更にこの服を着ると……。
「おおおお! ウルク、おめ、刺青ちょーかっこええべ!」
腕中に真っ黒なトライバルタトゥーが浮き上がり、防御能力全般が増すのだ。
「んだー、オルグも、腹んどごにある」
「ほんとだべ! カッチョイイべ!」
オルグの革ジャンも同じ性能らしく、腹から胸にかけてトライバルタトゥーに覆われ威圧感が上がった。そして防御能力全般も上がった。
詳しくはタップ、タップ。
『能力:鬼能力高位値→鬼能力最高位値』
『能力:威圧↑ 物理抵抗↑ 魔法抵抗↑』
ただでさえ能力高かったのが、最高位まで上がってしまい赤鬼並に……。
どうしよう。モンスター部下たちの中で強さのインフレ起きつつある。
「シオくん、目覚めたかい。おはよう。さあ、顔洗って歯磨きして朝食後、僕とデートしようじゃないか」
目の前に妖精紳士カーディスがいて、
「それとも何か、おはようのキッスがないとダメなタイプかな君は。ふふふ、ならばしてあげよう。愛溢れる渾身のマグナムキッスを」
「びぎゃああああああああアアアアアア」
俺は今世紀最大の叫び声を上げたと思うね。
「どうしたシオ……むむむ……そうか、節度は守れよ」
「ぴゃあーん! 襖閉めるな行くなボケぇ! 助けろ魔王のくせにいぃ」
「魔王公認の仲とは光栄だね」
「うああ寄るな触るな近寄るなうんこくらえ!」
「それはシンラくんのオムツかい?」
「昨晩、マザーから説教を喰らいつつもシンラがうんこしたから替えたオムツだ!」
「捨てようよ」
「処理すんの忘れてたけど役に立ちました! 投げえ!」
「いや汚いからね」
そう言って、俺が鋭角に投げたうんこ爆弾を消してしまうカーディス。妖精の技か?! この妖精が憎い!
「パニックにさせたのは悪かったけど、着物の襟を肌蹴させたのも悪かったけど」
「魔王があ魔王めえ絶対勘違いしやがったァ!」
「それも悪かったから、起きて、正気に戻って僕の話を聞いておくれ」
カーディスのくせに真摯そうに言うので、仕方なく起きることにした。
朝食の席に着いたら、「シオちゃん、恋人できたの?」と、マザーに純粋に尋ねられて否定し、説明するのに苦労したんだが。
だって魔王の野郎が、「同じ布団で寝ていたではないか。同衾であろう」と要らぬ援護を打つからだ。
「こいつは俺を起こしに来たの。同衾なんてしないってば」
「はっはっは~、本日は第六階層にて仕事してもらいますから、母御殿はご心配召されますな」
マザーにだけ違う変なキャラ入れて対応しているカーディスが説明してくれて、それでやっと勘違いだって判ってもらえたのでホッとする。
まったく、どうして俺がこいつらと同じホモ入りせにゃならんのだ。周りがゲイ&ホモ・ザ・ワンダーランドなのはもう仕方ないとして、俺まで同じにしないで欲しい。
さっさと朝食を終え、でっかい座布団の上でうつ伏せのまま伏臥上体そらしでオットセイのようにあうあうしている弟シンラへ「行ってきます」。
「あーぁ、う」と返す弟の手をにーぎにぎ、握手だ。
弟シンラは、首すわって寝返りうってからよく転がるようになった。動いて、己の世界を広げているのだ。成長しているな。今日も成長しろよ。そういう意味を込めた握手だ。
「んで、お前は何で俺を呼びに来たんだよ」
「先日、我がフェアリー・ランドに汚物を投げ込んだだろう」
「うんこ爆弾ならお前が回収したじゃん」
「それではなく。まさか物理で本当に汚物を投げられるとは思わなかったが、本当にそれではなく、キングのオルグとウルク、この二匹のことだよ」
あ、そんな卑猥な奴らもいたなと思い出した。と同時にステータスも再度、履歴から呼び出す。
≪ステータス≫
――――――――――――――――
キング・オルグハイ【男】
種族:悪食鬼
職業:ダンジョン派遣モンスター
能力:鬼能力高位値
称号:公爵『生殖器収集家』
――――――――――――――――
≪ステータス≫
――――――――――――――――
キング・ウルクハイ【男】
種族:豚頭鬼
職業:ダンジョン派遣モンスター
能力:鬼能力高位値
称号:公爵『首縊』『早漏公』
――――――――――――――――
しまった。やべえヤツらを放置したかもしれん。カーディスに預けてはいるが、俺を起こしに来るほどだ。なんぞあったかもしれん。
「悪食と豚頭が、何かやらかした?」
「そこに居るだけでやらかしているね。アレらは歩く発禁物だから」
カーディスの低評価。送り込んだだけで駄目な子扱いはよくない。カーディスには、たとえそれらが歩く淫猥な物体だとしても、部下として扱ってもらわねばらんのだ。
第六【階層(迷宮)】。
ここには五つの迷路があり、その中でもカーディス担当は西のエリア、カーディス区だな。
着いたら早速、「あるでぃぃぃぃ」
ドタバタ音と共に、走る18禁が現れた。
裸で。
おおう……忘れていたな……こいつらに服をやるのを。
あれ? まさかカーディスが呼んだのって、服出してってこと? 別に俺に言わなくても、その辺のラブホAIに頼めば購入してくれるけどな。この迷宮には、どこかの好色妖精がやたらこだわったラブホが点在しているし。
そう思ってカーディスを見やるが、目を逸らされた。何なんだ。
「あるでぃ」とオルグ。隣にはウルク。二匹揃って「服ほしいだ」と言ってくる。
カーディスは後で説教として、事情を聞いた。
やはり、服が支給されず困っていたらしい。
「葉っぱしかもらえなかっただ」
「葉っぱって……」
よく見りゃアイビーの葉っぽいものを中心に貼り付けているが、こいつらデカいので、ナニがね。はみ出ているわけだ。
「おで、恥ずかし」
「んだー」
これはこいつらが常識人な案件だ。
カーディス、お前ちょっと説教じゃ済ませないからな。
俺からの圧を感じたのか、逃げようとしたカーディスは妖精捕獲用魔法陣で囲っておいた。前にシレノスに使った三倍の規模で。
「わかった。好きな服を選ぶといい」
こいつら、ステータスの割に理性的だし常識もある。なにか事情があって、あんなステータスになったのかもしれんな。
買い物画面を開くが、こいつらの体格からして人間用メンズものが入るわけないと気づく。モンスター用の服を探す。
〈モンスターのふく〉から完全獣型、半獣型、巨人、合成獣と色々あって、獣亜人型というのにこいつらはいた。
分類が非常に細かい。覚えれる気がしない。次回からは履歴か検索だな。
オルグ用の服は、オルグ・オルグハイ・ハイキングとデザインまで進化する。腰蓑だったのが進化して毛皮になるのだ。
毛皮の上に男性器をいっぱい巻き付けるのがスタンダードタイプらしい。キモイからやめようぜ。グレードアップしてプレミアムやスーペリアなどを閲覧してみる。
「オルグ、これ格好良いと思う。腰の毛皮が漆黒ウルフで、上は革ジャンなの。どう?」
オプションで、生殖器型アクセサリーもあるが、下品じゃなく洗練されたデザインだ。チェーンはゴツイけど、これは仕方ない。威圧感と、戦闘で簡単に外れないためだな。
「おで、それがええだ!」
目を輝かせて喜ぶので、黒革セットプラスアクセにした。スーペリアと銘打つだけあって高級感溢れるラグジュアリーだ。
ウルクも、スーペリアのにした。オルグとはデザインが違って、生殖器が髑髏になり、首回りの他に手首や腕にも巻くアクセサリーが増えた。チェーンではなく瑪瑙と血溜石というので構成されているらしい。
普通にカッコイイのだが。
上着の革ジャンもノースリーブで、素肌にジャケットであるものの肌に優しい素材で出来ており、更にこの服を着ると……。
「おおおお! ウルク、おめ、刺青ちょーかっこええべ!」
腕中に真っ黒なトライバルタトゥーが浮き上がり、防御能力全般が増すのだ。
「んだー、オルグも、腹んどごにある」
「ほんとだべ! カッチョイイべ!」
オルグの革ジャンも同じ性能らしく、腹から胸にかけてトライバルタトゥーに覆われ威圧感が上がった。そして防御能力全般も上がった。
詳しくはタップ、タップ。
『能力:鬼能力高位値→鬼能力最高位値』
『能力:威圧↑ 物理抵抗↑ 魔法抵抗↑』
ただでさえ能力高かったのが、最高位まで上がってしまい赤鬼並に……。
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