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腐女子が覗いた妄想
婚約者いても腐女子
しおりを挟む……………………気づいたら自室のベッドの上だった。知っている天井だ。
「おはようマリちゃん。愛してるよ」
右向いたら色気あるボイスを発する赤毛の男。眼鏡。あんた誰。いやアンソニーか。覚えてる。覚えてるよ大丈夫。多少の混乱があっただけだ。
だって寝起きに聞いたら心が孕むくらいの威力をもったイケボだったから。
しかもなんか聞き捨てならんことのたまってるし。
愛? 何ソレおいしいの?
気づかない。気づいてないふりをするのが腐女子なの。更にコミュ障まで患ってるヒキコですよ私は。愛の告白を素直に受け入れるような余白はBL脳内に残されてないんだってばよ。
「――――…………っ」
布団布団、引き寄せて引っ被ってもっかい寝たい。
「起きたなら俺の話を聞こうね」
だからイケボー! 私の耳元で孕み声出すんじゃない!
あわわオロロしてる間に布団引っぺがされてネグリジェ着た私がベッドシーツの上にころころっと飛び出ましたよ。
すかさず圧し掛かってくるお前アンソニー自重ーーっっ!!
「……っや、アンソニっ」
「怖い? でも聞いて。お嬢さん、お嬢さん……」
仰向けに見上げるアンソニーの顔は相変わらずイケメンで私好みだ。でも今は酷く歪んで辛そう。なんで?私がそんな顔させた?
「トニー……聞く。ちゃんと聞く、から……どいて」
顔真っ赤にして訴えればアンソニーはどいてくれて、ベッドの縁に腰かけ、ついでとばかりに私を膝上で抱っこする。
……この体勢になることは読めていた。二人っきりになると必ずといっていいほどしてくるもんね。膝抱っこ。横抱き。姫抱き。この辺は王道である。
「お嬢さんはほんと可愛い。抱っこすると照れて、耳まで真っ赤になるだろ。そういうところが、初めて会った時から変わらない。十年前かな、初めて会ったの」
覚えてる? と、蕩けるような笑みで言うもんだから私だって思い出す。
覚えてますよ十年前。私は五歳だったかその辺。自分の年齢数えることもしない私は、家族に誕生日を祝ってもらう時に年齢を思い出すという体たらくさ。
その日も誕生日で、お兄様からでっかいスライムのぬいぐるみを貰って、はしゃいでいた。スライムはどの世界でもアイドルですね。
キリッと眉毛な大魔王顔してる水色スライムだけど、当時の私はアホみたいに喜んだ。今でも喜ぶと思う。なんせ、そのスライムの顔見てこのスライム魔王が人化したらどんな勇者とくっつんだろうと妄想していたからね。
魔王受け。いい……!
「変な笑い声を上げてぬいぐるみに顔埋めてる幼児だったけど、可愛かったよ」
その時点でなぜ引かないのか。アンソニーの目おかしいんじゃね?
あ、だから眼鏡かけてんのか。十年越しに知る真実である。
「言っとくけど俺の目は近眼なだけだからな」
おや。そうでしたか。
「俺の個人スキル、知ってるか? ユニコから聞いてない?」
ふるふる首振ってイイエのジェスチャー。これは前世の世界とも変わらない意味合いである。
コミュ障な私はイエスで頷き、イイエで首振るのは最早デフォルトだから。
もし違う意味合いで、この世界における頷きがファッキンジェスチャーだったら、使えないところだった。頷く度にピー音入れないといけなくなる。
と、思考ズレタ。
とにかく、首ふるふる。知らないです。
お兄様がわざわざアンソニーの個人スキルを教えてくれるなんてイベントも通過してないですよ。
「そうか。別に口止めしてるわけじゃないんだけどな。この家の人たちは優しいな。……いや、俺が言ったからかな」
「────?!」
何気に腹黒いとこ見えたよアンソニー! どゆこと?! アンソニーはうちの秘書だよね? お兄様専属の秘書。そういう肩書だったはず。なのにその腹黒い部分はなに。
「俺の個人スキルは『俺の嫁』。出会った瞬間に将来の嫁がわかる。『いいお嫁さん』ってスキルは有名だろ。それの男バージョンだ」
ふぁ?! そんなのあんの?!
「それと『感情読心』のスキルもある。人の顔を見れば感情がわかる。考えてることがわかる。無表情のやつでも顔さえ見えりゃ何考えてるか大抵わかる」
うわ、便利。
……て、あれ? もしかして私も今まで表情読まれてました? 口に出さなくてもアンソニーが察して応えてくれる場面、多々ありましたよね。目と目で通じ合っているのかと思っていたけど、違うのね?
コミュ障な私は今もおどおど。アンソニーに出会った当初なんかもっと喋らなかったし、目線も合わさず、お兄様の後ろに逃げていた。お兄様の影に隠れつつも、アンソニーの美貌をちらっちら拝見していたのを覚えている。
お兄様の友達だから、15歳とか16歳とかそのへんだったアンソニー。当時から眼鏡かけてたアンソニー。でもその下の顔は王子顔負けの整った容貌だ。王子の顔なんて知らんけど。チビで幼児な私から見たら前世の記憶があるとはいえ背の高い美形お兄さんだった。このお兄さんは攻めか受けか考えるのはもう腐女子の嗜みだよね。
「勿論、今、お嬢さんが考えてることもわかる」
うおっふ。私のピンク色妄想も駄々洩れってことか?!
「意外と激しいこと考えてるよなマリちゃんは」
ああああまぢでかああああアンソニーのバーカバーカ! えっち! すけべ! どうせ今も私の唇に吸い付きたいとか思ってるんだろうこの変態がっ!
「お嬢さんの希望通りにしてやるよ」
「────っ!?」
キス魔は健在だ。膝抱っこされたまま顎を掴まれ上向きに。口をアンソニーの唇で塞がれてしまう。
「…………ん、ふ……」
「もういっちょ」
「――――~~!!!!」
今度はディーープだとおおお恋愛初心者腐女子にはハード過ぎないかね?! お口ん中アンソニーの舌が這ってぞわぞわするう。ぬるっとするう。くちゅくちゅさせんなあああああくぁwせdrftgyふじこlp;@…………!!
「ふえ…………っ」
心の中でいっぱい罵ってしまったけど、唇が離れてしまったら寂しいと思った。
「そんなこと思うなよ。襲っちまう。俺が今までどれだけ我慢してきたと思ってんだ。スキルのおかげで初めて会った時からマリちゃんが嫁になってくれることは分かってた。それからはずっとお預けなんだぞ」
お預け……の割にはキスしてくるじゃないか。と、無言で訴えれば、スキルで心の内を読んでくれたアンソニーが「キスはここ最近の話だろ。俺はロリコンじゃねえ」と返す。
私が幼児の頃はアンソニーは思春期真っ只中。幼児に萌え萌えしたらそうだねロリコンだ。
「不名誉なことだが……『YESロリータNOタッチ』というふざけたスキルをその時に獲得した。欲を出せば自制する。そんなスキルだ」
へえ、個人スキルって後天的にも獲得できるんだね。知らなんだ。
つーか幼児に欲情してんじゃないよ変態という話。
「仕方ないだろマリちゃん可愛すぎて辛抱たまらんハスハスだってペロペロだってしてえわ」
一気に一息で変態臭い台詞を喋るの引くわ~アンソニーのド変態さん。
あと眼鏡。
「くうぅ……とりあえず、この屈辱的スキルがあるから俺は権力を笠に着ることもできんのだ。あと眼鏡ってなんだ」
はい。眼鏡はアンソニーでアンソニーは眼鏡なんです。んで、ちょくちょく出ますねその腹黒発言。アンソニーよ、君は一体何者だ?
「俺の本名はアンソニー・セスコット・マベラスティン・シーステア。マベラスティン公と言えば聞いたことあるかもな。そいつの弟だ。公爵家は兄が継いでいる」
残念ながら引きこもり腐れ女子には縁遠い名です。
一応の淑女教育は受けたことある私ですが、重度のコミュ障のため家庭教師とは馴染めず自主学習ですべてをまかなってきました。といってもマナーの本読んだだけ。本格的な貴族知識なんぞ足りてない。
「ああうん。筋金入りの箱入り娘だもんなマリちゃん。前世からだっけ」
「そう前世……て、んんん?! あぶぶばばばば」
「落ち着けどうした」
今、前世って言ったよねアンソニー。私が転生者だって知ってんのアンソニー!? 口に出すとあぶぶあばばになるので心の中で疑問点をしゃべる。
アンソニーの個人スキル素晴らしいな。これでコミュニケーションとれるなんて、口下手な私にとったら天国な状況だ。
「マリちゃんさあ、前から思ってたけど、どっか色々ズレてるよな」
失敬な。
「そういうのが可愛いんだけど」
ふわわわ可愛いとか言うなバカ!
「知ってる。それツンデレって言うんだろ。マリちゃんの妄想は漫画とかアニメとか、けっこう面白い」
んぎゃー! 覗き見エッチ! のび太さん不潔よ!
「はははっ。もう何それうける。やっと大っぴらに笑うことができるぜー。今まではマリちゃんの妄想で吹き出したいほど笑いたいのに堪えてたんだからな」
それは良い苦行ですね。笑いを堪えて腹筋を鍛えてたんでしょ。あ、そういやアンソニーって腹筋割れてるよ。笑いで鍛えてたのか。
「いやそんなわけねえって。普通に鍛えてんだよ……て、なんでんなこと知ってんだ」
腹筋に関してですか?
アンソニーが風呂入ってる時に覗いた。いやこれ内緒。
「もろバレだから。そうか覗かれてたか。マリちゃんはエッチだなあ」
「エッチじゃないもん!」
「うおっ。でけえ声でるじゃん」
「ふぐう…………」
なんか負けた気分だ。悔しい。私ばっか考えてることアンソニーに駄々洩れなの、悔しい。
「マリちゃん、普通はね、心が読めるなんて気持ち悪いと拒絶するとこだよ。なのにマリちゃんは……もうね、好き過ぎてたまんない。結婚しようぜ」
うわああああバカあああああベッドの上で告白しちゃ駄目なんだぞーーーベッドでの男の愛してるは嘘だと思えって私の漫画が言ってた!
「告白っつーかプロポーズな。確かにこの状況はないな。また改めて申し込むわ。でも、これだけは覚えておけ。マリちゃんはもう、とっくに俺のもんなんだ。『俺の嫁』それは決まってたことだし、俺は出会ったその日に婚約を申し込んだから。父上から聞いてないか? 君には俺という婚約者がいるんだぞ」
「──……はっ! 私それ……知って、る……」
そうそうそうだよ。顔見たこともない婚約者な。どうでもいい存在だから頭の片隅に放り投げてた。ごめんごめん今拾ってくる。
確か聞いたのは十歳くらいの誕生日か……?
その日もその日とて自分が十歳だと開いてもらった誕生パーティで知りました。
お髭がダンディなうちのお父様が、「ニーナや。十歳ともなると婚約者の一人や二人欲しがるもんだが、そういうのいらんかね」と、婚約者の押し売りをしてきたんだ。
この国の貴族ってアホなの?
私にとったら当然そんなのどうでもいいので「いりません」と断ったら「好きなやつでもいるのかね」と。
その時、前世での推しキャラが脳裏に浮かんだ私。
こくん、と頷く私────。
あ、もしかしてここで私が頷いたから、お父様は私がアンソニーのことを好きだと勘違いした?
だって当時の私が会ったことある年頃の男性なんてアンソニーくらいだもの。
お屋敷で働く人たちは対象外でしょ。そうしたらお兄様のご学友くらいしかいない。中でもアンソニーとは会えばコミュ障な私でも、何故かそれなりに会話ができていたし……何故か。
十歳当時だとまだ恋の自覚はなかったにしろ、私がアンソニーに懐いているとお父様が思っても仕方ないかもしれない……のか? わかんね。
「分かった。ニーナにも適切な婚約者を選ぶとしよう」
何が分かったなのお父様ーっ! 当の本人である私だってよくわかってないのに……!
……でもまあ、こんな具合でアンソニーが私の婚約者になったんだろうな。ほんと何でだろうな。
後日、「婚約者選んどいたから。16歳になっても気が変わってなかったら結婚な」と、ディナーの最中にあっさり告げられてたことも思い出した。あんまりにもあっさりしてたし私も興味なかったので、私には見たこともない婚約者がいるとおぼろげな存在になっていたんだね。今の今まで。
全部の回想を終えた私はアンソニーのお膝に座ったまま、彼の顔を見上げた。
ほお、やっぱいい顔。これが婚約者か。私のな。私のものだな。
「心の声、聞こえてるよマリちゃん」
知ってる。聞かせてるんだもん。これまでだって聞いてきたんでしょ。だったら、これからも聞いてよ。
「わお。熱烈な告白う」
どうせ私の心駄々洩れでしょ。
アンソニーも思ったこと全部話てくれるでしょ。
お互い正直にいこうぜ。
「お。気づいてくれたか。俺ばっかスキルで読心するのも不公平だろ。俺は俺で思ったこと正直に告げるようにしてんだ。マリちゃん、今度デートしようぜ」
うん。デートしたい。割れ腹筋みたーい。
「いや、そこまでは……それとも、誘ってんの?」
プールか温泉かな。どっちでも腹筋と急接近だよね。楽しみ!
「待って俺とじゃなくて腹筋と?! 俺、腹筋に嫉妬だわ」
引きこもりの私が外出デートする気になってんだから、もっと喜んで欲しいもんである。
その日の私たちはデートプランを始めとするくだらない会話を、お兄様が帰ってくるまで楽しんだ。
帰ってきたお兄様からの報告。
「ニーナの『魔改造』っぷり凄いね。あの魔法機械、耐久年齢が大幅に伸びて、データを記録できる容量も一年分増えたって」
ありゃ。やっちゃった。けっこう魔力込めたからねえ。
私の個人スキルの本領発揮ってとこである。データ復元がメインじゃなくて改造がメインなんだよね。『魔改造』だけに。どんな風に改造されちゃうのか私でも分からないからさあ。データ容量増えたのなら良い方向へ行ったってことだ。
褒めて褒めてお兄様~。
アンソニーのお膝から降りて、お兄様の方へ行く。
「ありがとうニーナ。御礼をしないとな。何か欲しいものはあるかい?」
甘いマスクでお兄様が微笑む。その微笑みだけで眼福ですが、せっかくなにか貰えそうなのでここはおねだりしようかな。
「お兄様……あの、水着、ほしいです。アンソニーと温泉プール行くの。水着、持ってないから、買わないと……」
照れもあって声小さくなった。でも欲しいものをちゃんとお兄様に伝えた。
お兄様は一瞬険しい顔してアンソニーを睨んでいたけど、すぐに笑んで「いいよ。一緒に選ぼうね」と言ってくれた。
温泉プールというのは大きな露天風呂みたいなもんらしい。
男女混浴で水着必須と聞いて少し怖気づいたが、アンソニーが「初デートだな」と嬉しそうにしているから…………そうしたいって思うじゃん。
とことん、この眼鏡が好きだな私。
この眼鏡め。腹筋みせろよ! 絶対だぞ!
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