54 / 277
ハンター生活
48話 初めての狩り
しおりを挟むセイ達はハンター登録を済ませ、これからどうするか話あっていた
「近場の魔物の縄張りに行こうよ」
「俺はいいけど、近場だと草原だぞ?」
「草原だと何が出るんだけ?」
「確か、ブラックホルスかホワイトホルスが1番出るはず」
「なら食べれるし丁度いいんじゃない?」
「なら行くか」
セイ達は王都を出て、歩いて20分の距離の草原にむかった
「ねぇ、近い内に馬買おうよ」
「そうだな、毎日歩くの大変だし」
「そうだよ、時間もかかるし」
「あっ、荷車持って来るの忘れた」
「あっ、どうしよう?」
「1体ぐらいなら2人で運べるか?」
「多分ね」
「なら少し草原を見て回って、いいのがいたらそれにしよ」
「そうだね」
セイとサナは、いいのがいないか草原を見て回り…
「どうしてブラックホルスしかいないの!」
「怒るなよ」
「だって!」
「でも普通はホワイトホルスも居るはずなんだけどな、それにブラックシープやホワイトディアがいないのもおかしい」
「そうだよね、誰かブラックホルス以外、狩りまくったのかな」
「いや、それはないだろ」
「でも全くいないよ?」
「はぁ、もう少し探してみるか」
「居なかったらブラックホルスで諦めよ」
「それしかないか」
セイ達は、1時間近く草原を探し回っていた
「もう無理、セイ諦めよ」
「仕方ないブラックホルスにす、サラ!下れ!」
サラがいた所には、サンダーホルスが立っていた
「サラ!運がいいぞ!サンダーホルスだ!」
「分かってる!絶対に倒すよ!」
「当たり前だ!サンダーホルスは激レアだぞ!」
「それで!どう倒す?」
「余り傷を付けたくないから、一撃で!」
「なら私が引きつけるね!」
「分かった!雷を纏った角で突進には注意しろよ!」
「分かってる!」
そこからは、セイが一撃で決めれるように、サンダーホルスをサラが引き付け続けた
「セイまだ!雷を纏った突進が速すぎて、避けるの大変なんだけど!」
「分かってる!こいつ雷を纏ってるせいで、魔力を纏わせないと剣で斬れないんだよ!」
「なら!危な!魔法でいいじゃん!」
「そうしたいけど!こいつ魔法を撃とうとすると、避ける準備するんだよ!」
「ちっ!ならどうするの!」
「…本気でやれば斬れるけど、肉を駄目にするからなぁ」
「今!駄目なこと言った!」
「う~ん、よし!サラ!一瞬こいつ止めれる?」
「えぇ~感電する!」
「魔法で棒の形を作って足を引っ掛ければいいだろ!」
「なるほど!分かった!」
サラは、突進を避けつつ、足を引っ掛ける隙を伺っていた、そしてサラめがけて角で突進した時
【土棒】
サラの魔法により、サンダーホルスは足を躓かせ、その一瞬をセイが
【風剣一風】
セイの魔法で、首を半分斬られたサンダーホルスはそのまま倒れた
「痛ー!なんなのこいつ腕か痺れたんだけど!」
「セイ、大丈夫?」
「静電気の強力なのが腕にきた!」
「魔力をちゃんと纏わないからだよ」
「纏ってたよ!なのに痺れたの!」
「ならサンダーホルスが強かったんだよ」
「いや強すぎでしょ!セバスさん前にサンダーホルスは雷を纏うと速さ上がるけど、他はブラックホルスと変わらないって言ってたよ!」
「ならこの個体が強かったんだよ」
「くそ~、こいつのせいで、ハンター初日に痛い目にあった」
「それより、これどう運ぶ?」
「う~ん、何かこいつデカくね?」
「そうなの?初めて見たからわかんない」
「セバスさんは、ブラックホルスと余り大きさは変わらないって言ってた」
「でも1.5倍ぐらいあるよ?」
「しょうがない、血抜きをしている間に、そこら辺の木で荷車を作るか」
セイ達は、近くの木にサンダーホルスを無理矢理吊るし、その間に荷車を作った
「出来た!」
「大丈夫なの?」
「大丈夫だろ、王都に付くまで保てばいいんだから」
「それもそうね」
セイ達は、サンダーホルスを荷車に乗せて来た道を帰っていった
設定
ホルスは牛の魔物
シープは羊の魔物
ディアは鹿の魔物
149
お気に入りに追加
1,283
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
私のスローライフはどこに消えた?? 神様に異世界に勝手に連れて来られてたけど途中攫われてからがめんどくさっ!
魔悠璃
ファンタジー
タイトル変更しました。
なんか旅のお供が増え・・・。
一人でゆっくりと若返った身体で楽しく暮らそうとしていたのに・・・。
どんどん違う方向へ行っている主人公ユキヤ。
R県R市のR大学病院の個室
ベットの年配の女性はたくさんの管に繋がれて酸素吸入もされている。
ピッピッとなるのは機械音とすすり泣く声
私:[苦しい・・・息が出来ない・・・]
息子A「おふくろ頑張れ・・・」
息子B「おばあちゃん・・・」
息子B嫁「おばあちゃん・・お義母さんっ・・・」
孫3人「いやだぁ~」「おばぁ☆☆☆彡っぐ・・・」「おばあちゃ~ん泣」
ピーーーーー
医師「午後14時23分ご臨終です。」
私:[これでやっと楽になれる・・・。]
私:桐原悠稀椰64歳の生涯が終わってゆっくりと永遠の眠りにつけるはず?だったのに・・・!!
なぜか異世界の女神様に召喚されたのに、
なぜか攫われて・・・
色々な面倒に巻き込まれたり、巻き込んだり
事の発端は・・・お前だ!駄女神めぇ~!!!!
R15は保険です。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる