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90話 だいたい魔法一発です
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しばらく砂漠を南に走っていくと、砂の壁のようなものが視界いっぱいに入ってくる。あれは砂嵐だ。
————見つけた。あの砂嵐の中に、テンペストタイガーがいる。
「ウラノス、状態異常の防御魔法を頼む。リナは砂嵐を風魔法で弱められないか?」
「わかりました! 不死鳥の盾!」
「やってみるね。風麗乱舞!!」
ウラノスの魔法で、淡い光が俺たちを包み込んだ。これで砂嵐の中でも平気だろう。そしてリナの魔法で、砂嵐の巨大な壁がほどけるように打ち消された。
砂の壁が取り払われたあとに現れたのは、砂の竜巻だ。その瞬間に竜巻から風魔法の攻撃が繰り出され、無数の風の刃が3人を襲う。
「うわっ! めちゃくちゃ怒ってますね!」
「ちょっと攻撃するタイミングがつかめない!」
リナとウラノスは、攻撃を避けるので手一杯みたいだ。
「わかった! 一発ぶち込むわ!」
カイトは風の刃を避けながら、黒狼のまま青い稲妻を砂の竜巻にむけて放った。
「青い衝撃!」
青い稲妻は砂の竜巻に飲み込まれて、空高くまで駆け上がっていく。バチバチバチッと大きな音を立てたあと、ゆっくりと竜巻は消えていった。
そこには、目を赤く光らせたテンペストタイガーがオレたちを睨みつけている。砂嵐も竜巻も解除され怒り狂っているようだ。
「めちゃくちゃ怒ってる! カイト、どうする?」
「オレがやっちゃっていいか?」
「うん、お願い。砂嵐とか竜巻ができないようにフォローする!」
「じゃぁ、私は盾を作って風魔法をくらわないようにします!」
「それでいこう。すぐ片付ける」
リナは風魔法を使って、テンペストタイガーの作り出す竜巻を撹乱していた。ウラノスは聖魔法で飛んでくる風の刃を防ぐ。
「風麗乱舞!」
「聖なる防壁!!」
黒狼のオレは、テンペストタイガーにむかっていく。襲いかかる風の刃はすべて躱して、一瞬で距離を詰めて目の前の魔獣の首に喰らいつく。
「青雷の破壊撃!」
「グガァオオオオッッ!!」
テンペストタイガーの身体の中を、青い稲妻が駆け巡る。魔法が放たれた瞬間、叫び声を上げるがその後は固まって動かなくなってしまった。激昂して赤く光っていた瞳は、やがてその力を失いズルリと地面に倒れる。
リナがふーっとため息をついて声を上げた。
「カイトって、いつも魔法一発だよね」
「うーん、最近ますますそんな感じなんだよな。ひとつ下の魔法でもいけそうだったけど、万が一と思って……これ素材とか回収できるかな?」
「砂嵐が止んだから、私が運びますよ! とりあえずギルドに持っていって見てもらいましょう!」
「そうだな、ウラノス頼む」
そして、ナオスの街に戻ってチェルシーさんに報告を済ませた。
その後アトリアに戻り、隊長に報告を済ませると国王から次の指令がきていた。サクッと終わらせ報告を済ませる、次の指令がある……で、あちこち飛び回りSランクの魔獣たちを討伐しまくった。
————見つけた。あの砂嵐の中に、テンペストタイガーがいる。
「ウラノス、状態異常の防御魔法を頼む。リナは砂嵐を風魔法で弱められないか?」
「わかりました! 不死鳥の盾!」
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ウラノスの魔法で、淡い光が俺たちを包み込んだ。これで砂嵐の中でも平気だろう。そしてリナの魔法で、砂嵐の巨大な壁がほどけるように打ち消された。
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「うわっ! めちゃくちゃ怒ってますね!」
「ちょっと攻撃するタイミングがつかめない!」
リナとウラノスは、攻撃を避けるので手一杯みたいだ。
「わかった! 一発ぶち込むわ!」
カイトは風の刃を避けながら、黒狼のまま青い稲妻を砂の竜巻にむけて放った。
「青い衝撃!」
青い稲妻は砂の竜巻に飲み込まれて、空高くまで駆け上がっていく。バチバチバチッと大きな音を立てたあと、ゆっくりと竜巻は消えていった。
そこには、目を赤く光らせたテンペストタイガーがオレたちを睨みつけている。砂嵐も竜巻も解除され怒り狂っているようだ。
「めちゃくちゃ怒ってる! カイト、どうする?」
「オレがやっちゃっていいか?」
「うん、お願い。砂嵐とか竜巻ができないようにフォローする!」
「じゃぁ、私は盾を作って風魔法をくらわないようにします!」
「それでいこう。すぐ片付ける」
リナは風魔法を使って、テンペストタイガーの作り出す竜巻を撹乱していた。ウラノスは聖魔法で飛んでくる風の刃を防ぐ。
「風麗乱舞!」
「聖なる防壁!!」
黒狼のオレは、テンペストタイガーにむかっていく。襲いかかる風の刃はすべて躱して、一瞬で距離を詰めて目の前の魔獣の首に喰らいつく。
「青雷の破壊撃!」
「グガァオオオオッッ!!」
テンペストタイガーの身体の中を、青い稲妻が駆け巡る。魔法が放たれた瞬間、叫び声を上げるがその後は固まって動かなくなってしまった。激昂して赤く光っていた瞳は、やがてその力を失いズルリと地面に倒れる。
リナがふーっとため息をついて声を上げた。
「カイトって、いつも魔法一発だよね」
「うーん、最近ますますそんな感じなんだよな。ひとつ下の魔法でもいけそうだったけど、万が一と思って……これ素材とか回収できるかな?」
「砂嵐が止んだから、私が運びますよ! とりあえずギルドに持っていって見てもらいましょう!」
「そうだな、ウラノス頼む」
そして、ナオスの街に戻ってチェルシーさんに報告を済ませた。
その後アトリアに戻り、隊長に報告を済ませると国王から次の指令がきていた。サクッと終わらせ報告を済ませる、次の指令がある……で、あちこち飛び回りSランクの魔獣たちを討伐しまくった。
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詳細は近況ボードをご覧ください。
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