38 / 40
第1章
31話 圧倒的な力
しおりを挟む
あまりの魔力量にみんな戦意喪失している。
「はあ。仕方ないな。」
サクヤ?という夕哉の声が聞こえてきた気がするが仕方がない。
「改竄解除」
その瞬間。久しぶりに力を解放する。やっぱ楽だな。
「!」
さすがに誰であろうと怯むだろう。この空間を今俺の力に耐えられる強度に作り直した。
ミロップも敵か。おお、他にも6人現れる。
あいつらも呼び出して圧倒するか。
「眷属召喚」
配下らしき奴らも飛んでくる。
「さあどうする?」
勝てないと悟ったようだ。
「なんなんすかコイツ。」
「これは…流石にボクでも無理かも。」
「強すぎる。」
「俺も無意味な殺傷はしたくないんだがな。」
「それなら何を要求するんすか。」
「いや、仲間の安全。」
「「「「「「「は?」」」」」」」
かさなった。
「そ、それだけっすか?」
「ああ。だって何か事情があるんだろう?俺も別に悪魔じゃない。まあ、普通にこれからのことでも話し合おうか?」
「そ、それじゃあ話し合おうか。僕の名前はラミリア。ごめんねこのシルミのせいで本当に迷惑をかけて。…」
話を要約すると
・ラミリアは何か悩んでいる。
・とてもラミリアを慕っているシルミはそれが過去の神魔決戦(後程説明。)というものに原因があると考えた。
・神界に行くためにまずは人界を制圧しようとした。
・配下が暴走し、たくさんの人が死んでしまった。
・でも人界に自分たちが止めに行ってしまったら恐れられてしまう。
・そこで勇者一行に仲間を潜り込ませて、魔王城まで来るのを待っていた。
・そして今に至る。
というわけだ。なんかこいつらの声聞いたことある気が。気のせいか。
「なるほどなあ。っていうことは、魔界っていうところがあるのか。」
「まあね。それでこれからはこの事実を伝え、人界と魔界で条約を結んでいきたいと思っているんだ。」
「それはいいな。あとは任せろ。俺が上手いことやっておこう。そのシルミってやつのこともうまく記憶を改竄して誤魔化そう。」
「そんなにしてくれていいんすか?あなたのメリットは?」
「この面白い世界が平和ならいいさ。魔界にも行ってみたいしね。」
いまいち納得してなさそうだ。
「それにしてもあなたは一体何なんっすか?」
「さあね。」
「はあ。まあいいっす。とりあえずこれから少し忙しくなりそうっすね。」
「まあ、俺に任せておけ。5日後来てくれるか?」
「わかった。5日後にここくるね。」
「ああ。それじゃあ戻ろうか。」
こうして秘密の協定が結ばれたのである。
「はあ。仕方ないな。」
サクヤ?という夕哉の声が聞こえてきた気がするが仕方がない。
「改竄解除」
その瞬間。久しぶりに力を解放する。やっぱ楽だな。
「!」
さすがに誰であろうと怯むだろう。この空間を今俺の力に耐えられる強度に作り直した。
ミロップも敵か。おお、他にも6人現れる。
あいつらも呼び出して圧倒するか。
「眷属召喚」
配下らしき奴らも飛んでくる。
「さあどうする?」
勝てないと悟ったようだ。
「なんなんすかコイツ。」
「これは…流石にボクでも無理かも。」
「強すぎる。」
「俺も無意味な殺傷はしたくないんだがな。」
「それなら何を要求するんすか。」
「いや、仲間の安全。」
「「「「「「「は?」」」」」」」
かさなった。
「そ、それだけっすか?」
「ああ。だって何か事情があるんだろう?俺も別に悪魔じゃない。まあ、普通にこれからのことでも話し合おうか?」
「そ、それじゃあ話し合おうか。僕の名前はラミリア。ごめんねこのシルミのせいで本当に迷惑をかけて。…」
話を要約すると
・ラミリアは何か悩んでいる。
・とてもラミリアを慕っているシルミはそれが過去の神魔決戦(後程説明。)というものに原因があると考えた。
・神界に行くためにまずは人界を制圧しようとした。
・配下が暴走し、たくさんの人が死んでしまった。
・でも人界に自分たちが止めに行ってしまったら恐れられてしまう。
・そこで勇者一行に仲間を潜り込ませて、魔王城まで来るのを待っていた。
・そして今に至る。
というわけだ。なんかこいつらの声聞いたことある気が。気のせいか。
「なるほどなあ。っていうことは、魔界っていうところがあるのか。」
「まあね。それでこれからはこの事実を伝え、人界と魔界で条約を結んでいきたいと思っているんだ。」
「それはいいな。あとは任せろ。俺が上手いことやっておこう。そのシルミってやつのこともうまく記憶を改竄して誤魔化そう。」
「そんなにしてくれていいんすか?あなたのメリットは?」
「この面白い世界が平和ならいいさ。魔界にも行ってみたいしね。」
いまいち納得してなさそうだ。
「それにしてもあなたは一体何なんっすか?」
「さあね。」
「はあ。まあいいっす。とりあえずこれから少し忙しくなりそうっすね。」
「まあ、俺に任せておけ。5日後来てくれるか?」
「わかった。5日後にここくるね。」
「ああ。それじゃあ戻ろうか。」
こうして秘密の協定が結ばれたのである。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
大関誠は温泉大臣~俺、異世界に温泉旅館作ります!~
八百十三
ファンタジー
東京都内の大学に通う大学生、大関誠(おおぜきまこと)。
地域社会学を学ぶ彼には、温泉オタクという隠れた一面があった。
大学に向かう途中で近道をしようとした誠は、図らずも人間と異種族が入り混じって共に暮らす異世界に転移してしまう。
転移した先は城塞都市の裏路地。そこで彼は運命的な出逢いを果たす――
内気で人見知りな温泉マニアが、異世界の帝国に温泉革命を引き起こす!
※タイトルに「※」の入った話には、一部性的な描写があります。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
https://ncode.syosetu.com/n5166fb/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887273867
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる