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お兄様と一緒に食堂へ
ガチャン
ギィ―ッ
バタン
「「お待たせいたしました」」
「うむ では揃ったな いただこうか」
「ジェイドとリリアナは一緒にいたの?」
「えぇ 僕の可愛いリリアナとは 離れたくありませんからね」
「お兄様 その愛情は お姉さまになる方に注いでもらって構いませんわ」
「まぁ まだ現れないからリリアナで!」
「ジェイド! ホントにまだ誰も居ないのかい?王太子様と二人でつるむんじゃないよ 社交会にはご令嬢は幾らでも……コホンご令嬢は何人もいらっしゃるのに お前達は……」
「そうよ お兄様も困ってましたわ ジェイドとリカルドが身を固めないと 他の貴族の方のご令息のお嫁さんになる方が決まらないのですって!」
お母様の言うお兄様とは この国の王様 お母様は王女様だったのです 国王陛下の親友だったのが お父様で 王宮に遊びにこられて お母様から声を掛けられたみたいですわ お祖父様の前国王陛下も娘の王女を他国にお嫁に出したくなったので お父様との結婚をお許しになられたと この国の者なら皆知っているお話です 私も憧れますわ!
王族のお母様の方からの血筋でしょうか
甘々過保護は 恋愛も良いのですけれど まだまだ先ですわ 焦りません!
「では私は王宮に行ってくるが 夕食迄には必ず!!戻るよ 夕食の後に皆に集まってもらうからね」
「「「いってらっしゃいませ」」」
「うむ」
「では 私もご馳走さま これから厨房の方に参りますわ お楽しみにされてくださいね!」
「リリアナ後で僕もいこうか?」
「お兄様 皆が仕事になりませんから ご遠慮いたします」
お辞儀
「アリア 厨房に行くと伝えてちょうだい
その後で アリアも昼食をいただいて 休憩するといいわ」
「畏まりました ではいって参ります」
「さてと みんなの分ってどれだけ用意しないといけないのかしら?ミハエルと相談よ」
「お嬢様!なんでも旦那様が使用人にも 唐揚げを振る舞うと仰られたのです!」
「そう こんなに美味しいものを食べさせてあげたいみたいよ 頑張らなくてはね」
「お嬢様も一緒に………?」
「そうよ!私が始まりですもの!まず人数を確認してくれる?あと材料 調味料 油と鍋 この数字も確認して」
「すぐに!」
暫く待っていると
「お嬢様 お茶はいかがですか?」
セバスチャン ナイスタイミング
「頂くわ」
「はい」
「セバスチャン さっきは食べれたの?」
「くっ!お嬢様に教えていただいて すぐ駆けつけたのですが 最後の一切れが口に運ばれた時でございましたよ……不覚でございます!おのれ覚えておれジョン!」
食べ物の恨みは恐ろしいと言うけど……
「まぁ 夕食は皆で食べれるから ジョンを恨んじゃダメよ」
「口惜しい……ジョン!」
あぁ ジョン生きて!
「ところでセバスチャン ミハエルにこれは沢山あるか 聞いてきてくれる?」
「これでございますね こんな葉っぱをそんなに必要なのですか?」
「お肉を食べるのだから 野菜も沢山よ!」
「畏まりました」
「お願いね」
「お嬢様 調べて参りましたよ 人数ですが お聞きになりますか?」
「ミハエル?聞くために調べてもらったのよ!きくわ!言ってちょうだい!覚悟は・・・出来てるわ!」
「言いますよ?350人確定です!」
「はい!350人…………やってやれないことは 多分ない」
「あ あと飲み物も用意してあげてね 日頃の感謝ってことで お父様には 伝えるわ」
「お嬢様 頼もしいです!後の材料 調味料油 鍋 先ほどのキャベも大量にございます 足りなければ畑で採ってまいります」
「分かったわ では お肉を 先ほどのように切ってちょうだい 切ったものから ショ―とニンニンに浸けて 鍋に油を入れて 大きくてもいいわ 油があれば 大量に揚げれるから あとね…そうだミハエルちょっと来て」
「はい!」
「さっきのキャベは こんな風に…」
タンタンタンタンタン!
「凄い!魔法でもかけてるですか!」
「かかってないわ ちょっと練習したら出来ると思うから これと唐揚げを一緒に出してね あと マヨラを大量に キャベに掛けて食べてもらうわ」
「キャベとマヨラの組み合わせですか!確かに……合いますね!分かりました 肉 キャベ マヨラの3つに班分けして作業します」
「進行具合を伝えてね」
「畏まりました」
この世界 やよいの世界と似ている所が沢山あって マヨラはマヨネーズキャベはキャベツ ちょっとこんがらってしまいそうだけど あまりギャップが無くて楽!
「お嬢様!大変です!」
セバスチャンの大変って?
ガチャン
ギィ―ッ
バタン
「「お待たせいたしました」」
「うむ では揃ったな いただこうか」
「ジェイドとリリアナは一緒にいたの?」
「えぇ 僕の可愛いリリアナとは 離れたくありませんからね」
「お兄様 その愛情は お姉さまになる方に注いでもらって構いませんわ」
「まぁ まだ現れないからリリアナで!」
「ジェイド! ホントにまだ誰も居ないのかい?王太子様と二人でつるむんじゃないよ 社交会にはご令嬢は幾らでも……コホンご令嬢は何人もいらっしゃるのに お前達は……」
「そうよ お兄様も困ってましたわ ジェイドとリカルドが身を固めないと 他の貴族の方のご令息のお嫁さんになる方が決まらないのですって!」
お母様の言うお兄様とは この国の王様 お母様は王女様だったのです 国王陛下の親友だったのが お父様で 王宮に遊びにこられて お母様から声を掛けられたみたいですわ お祖父様の前国王陛下も娘の王女を他国にお嫁に出したくなったので お父様との結婚をお許しになられたと この国の者なら皆知っているお話です 私も憧れますわ!
王族のお母様の方からの血筋でしょうか
甘々過保護は 恋愛も良いのですけれど まだまだ先ですわ 焦りません!
「では私は王宮に行ってくるが 夕食迄には必ず!!戻るよ 夕食の後に皆に集まってもらうからね」
「「「いってらっしゃいませ」」」
「うむ」
「では 私もご馳走さま これから厨房の方に参りますわ お楽しみにされてくださいね!」
「リリアナ後で僕もいこうか?」
「お兄様 皆が仕事になりませんから ご遠慮いたします」
お辞儀
「アリア 厨房に行くと伝えてちょうだい
その後で アリアも昼食をいただいて 休憩するといいわ」
「畏まりました ではいって参ります」
「さてと みんなの分ってどれだけ用意しないといけないのかしら?ミハエルと相談よ」
「お嬢様!なんでも旦那様が使用人にも 唐揚げを振る舞うと仰られたのです!」
「そう こんなに美味しいものを食べさせてあげたいみたいよ 頑張らなくてはね」
「お嬢様も一緒に………?」
「そうよ!私が始まりですもの!まず人数を確認してくれる?あと材料 調味料 油と鍋 この数字も確認して」
「すぐに!」
暫く待っていると
「お嬢様 お茶はいかがですか?」
セバスチャン ナイスタイミング
「頂くわ」
「はい」
「セバスチャン さっきは食べれたの?」
「くっ!お嬢様に教えていただいて すぐ駆けつけたのですが 最後の一切れが口に運ばれた時でございましたよ……不覚でございます!おのれ覚えておれジョン!」
食べ物の恨みは恐ろしいと言うけど……
「まぁ 夕食は皆で食べれるから ジョンを恨んじゃダメよ」
「口惜しい……ジョン!」
あぁ ジョン生きて!
「ところでセバスチャン ミハエルにこれは沢山あるか 聞いてきてくれる?」
「これでございますね こんな葉っぱをそんなに必要なのですか?」
「お肉を食べるのだから 野菜も沢山よ!」
「畏まりました」
「お願いね」
「お嬢様 調べて参りましたよ 人数ですが お聞きになりますか?」
「ミハエル?聞くために調べてもらったのよ!きくわ!言ってちょうだい!覚悟は・・・出来てるわ!」
「言いますよ?350人確定です!」
「はい!350人…………やってやれないことは 多分ない」
「あ あと飲み物も用意してあげてね 日頃の感謝ってことで お父様には 伝えるわ」
「お嬢様 頼もしいです!後の材料 調味料油 鍋 先ほどのキャベも大量にございます 足りなければ畑で採ってまいります」
「分かったわ では お肉を 先ほどのように切ってちょうだい 切ったものから ショ―とニンニンに浸けて 鍋に油を入れて 大きくてもいいわ 油があれば 大量に揚げれるから あとね…そうだミハエルちょっと来て」
「はい!」
「さっきのキャベは こんな風に…」
タンタンタンタンタン!
「凄い!魔法でもかけてるですか!」
「かかってないわ ちょっと練習したら出来ると思うから これと唐揚げを一緒に出してね あと マヨラを大量に キャベに掛けて食べてもらうわ」
「キャベとマヨラの組み合わせですか!確かに……合いますね!分かりました 肉 キャベ マヨラの3つに班分けして作業します」
「進行具合を伝えてね」
「畏まりました」
この世界 やよいの世界と似ている所が沢山あって マヨラはマヨネーズキャベはキャベツ ちょっとこんがらってしまいそうだけど あまりギャップが無くて楽!
「お嬢様!大変です!」
セバスチャンの大変って?
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