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いくつかのパートに分かれ
トーナメントで上がっていく
勿論強者6人はバラバラに分けてある

「叔母様は応援するのは勿論旦那様ですよね」
アンジェリカが横に座るリザに尋ねると
「勿論よ お兄様や元帥に勝てるかわからないけどね」
「私は アイリス様ですわ」
横目で(-_-)
「はぁ 婚約式も終わりましたし
お別れしなくてはいけないなんて はぁ」
「アンジェリカ ラインハルト様を忘れてないでしょうね」
釘をさすのか!
「勿論忘れておりませんわ!ただアイリス様は憧れといいますか ベルバララスカル様といいますか…」
「ラスカル様も最後はアンドレイと
結ばれたのですよ」
「知っております!何度読み直したことか!」
「そう知ってるのね まあいいわ 楽しみね このトーナメント」
「ですわね♪」


試合開始が告げられ 場所場所で歓声が上がる

トーナメントの結果
やはり 元帥 オルソン公爵夫妻 アイリス レイン公爵 ブレシア公爵の6人とジャン あとはサウル王国からの無名の剣士

まずジャンとレイン公爵が対戦した
「おや ジャンじゃないか
元気にしていたかね?」
元帥の元にいると知っていながらの質問
ヒクッと頬が引きつりながらも
「はい 俺も腕を上げたつもりです
今日は勝ちます!」
「ふふ~ん かかってきなさい」

胸を貸すつもりで戦っていた公爵
一瞬危ういところがあり ヒヤッと
それからは 本気で戦った
結果は レイン公爵の勝ち

「ジャン 強くなった 元帥の下で励むが良い」
「ありがとうございました
次は必ず勝ちます!」


次は宰相と無名の剣士の対戦
「君はサウル王国から来たのかい?」
「ええ ここで大きな大会があって
腕試しが出来るというので」
「何処にも属していないの?」
「はい 腕試しがしたくて色々と旅してます」
「そうなのか よろしく」
「こちらこそよろしくお願いします」

腕試しで旅をするだけの事もあり
宰相を相手に善戦している
「ほう」
宰相も日頃の修練不足を補うように
アレヤコレヤと行っている
それが分かっている相手はムキになり
墓穴を掘る

「参りました」
「いやこちらこそ 色々とありがとうね」

このあと無名の剣士は 宰相からレイン公爵に紹介され
サウル王国騎士団に入団して 最後には騎士団長をレイン公爵から引き継ぐようになる

次はブレシア公爵とアイリス
「公爵お願いします」
「アイリス様 こちらこそお願い致します」
アイリスも頑張ったのだが やはりブレシア公爵には勝てず

「お父様ったら!アイリス様を!」
とアンジェリカにプンプンされる

次は
親子対決
元帥とオルソン公爵夫人
「お父様 いつものようにお願いいたしますわ」
「当たり前じゃ 手を抜いてどうする」
「それではいきますわ」
流石 武門の家に生まれて
女でなければ将軍職 元帥に成れたかと誰もが思っていた夫人

「お前も 年を取ったのにやるのぉ」
「お父様に言われたくないですわ」
キィンーキィーンと 数十合
カシャーンと夫人の手から剣が離れる

「ハァハァハァ負けたわー!悔しい!」
「まだまだだね」
親子対決は父親の勝ち







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