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「はい それでいいかなって思います」
「じゃあ 決まり 明日 建物と 町中の薬屋を見に行って 必要な買い物して 明後日から開けようか?」
「そうですね お客さんくるかわからないけど」
「くるよ あ 串焼きとパン屋の二人に宣伝してもらおう」
「それいいかも 明日伝えてきましょう」
「おまえ それでさぼんじゃないぞ」
「あなたじゃありませんから フフン」
「まぁまぁ じゃロイさん頼みます」
「えぇ 任せてください」
「じゃあ 明日は 来栖は俺と町にいくぞ」
「え ジョシュアさん仕事ですよね?」
「朝一緒に出て 昼合流 帰り一緒 仕事の進み具合で一緒に買い物 以上!」
「いや 申し訳ないので……」
「来栖さん 多分気になって 仕事も てにつかないならば そうしてくれた方が助かりますから ヨロシク」
「ロイさん………では お願いします」
ペコリ 

「じゃあ 薬詰めよっか」
「あ 僕は お代わりをいただきます」
「「え~~~!」」
「驚かなくても おいしいから いくらでも入ります 薬どうぞ」
「は、はい」


お代わりを渡した後に 瓶に薬を詰める作業に入った ジョシュアさんも付き合ってくれて 結構早く終わった

「ありがとうございます 結構早く終わりました たすかりましたぁ お茶入れましょう」
「おわったな あぁ頼むよ」

お茶とお菓子を出して 二人で飲んでると
いつの間にかロイさんがまた 座ってお菓子を食べていた
「わ!」
「お菓子が美味しそうだったので」
「お腹痛くなりますよ!食べすぎです!」
「う~んなったら 考えます 薬は決まった数が作れるのですか?」
「材料さえ あれば大丈夫だと思います さっき 午前中診療 午後は薬のみって ちょっと便利だと…… 薬を煮詰める時間がやっぱりかかるんで そこは確保したかったんですよ」
「とりあえず やってみて 徐々に人も増やさないと ダメだな」
「そうですねぇ また!ロイさん!食べすぎ!」
「だから 痛くなったら 止めます」

そんなことを話ながら 時間が過ぎていき ふと 大学時代の楽しかった日々を思い出していた


「来栖?」
「あ いえ あの ちょっと前世の楽しかったときを思いだして ちょうどこんな感じだったんで 寂しいやら楽しいやら ふふふ大丈夫ですよ!お二人いてくれてるので!」

「無理すんなよ 悲しいときは悲しいんだ 泣いて 涙を流すっていうのも 大事な事だぞ」
「そうですね 泣きたいときは泣きます!」
「そんときは ジョシュア様貸し出すんで 使ってやってください」
「ロイ!」
「それでは お休みなさいませ」
「お休みなさい じゃあ私も お風呂入っちゃいます お休みなさい」
「おれも寝るか 明日も忙しいからな」
それぞれが部屋に別れていった
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