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おじさんに教えてもらった様に 果物の屋台の後ろの小路に入ると すぐに分かった
「ここだわ」
チリン
「いらっしゃいませ~」
「こんにちは さっき 串焼きの屋台のおじさんに ここ教えてもらって来ました」
「あぁ 兄さんね いらっしゃい 只今焼きたてもあるわよ!好きなの選んでねぇ」
「わぁ いい匂い!」
「でしょ?味見どうぞ」
「いいんですか?では 遠慮なく」
はむ
「美味しい!」
「あははは そういう顔を見るのが 嬉しいんだよね ゆっくり選んで」
「はい!」
前世でも これだけ美味しいパンはあまり食べたことがなかったわ 当たりよね!
「じゃあ これとこれと さっきの焼き立ていただいて すみません あの屋台のお兄さんの所で丸焼きのお肉買ったので それを挟んで食べたいんですが どれかオススメのパンありますか?」
「兄さんところの 丸焼きね あたしは このパンね お肉を削いで薄切りにして このパン日持ちするから 厚さを変えて野菜一緒にしたり アレンジ効くわよ」
「そうなんですね じゃあそれを下さい」
「まいど~ じゃあ1200カイね」
「はい」
「ちょうどだね これ おまけ食べて」
「うわあ ありがとうございます さっきお兄さんの方でもおまけ してもらっちゃいました 」
「そうなんだね なんか 解るわ だって美味しそうに食べてくれんだもん アハハ また来てよ」
「はい!ありがとうございます」
チリン
「よかったぁ パン屋さん美味しいところ見つかって これで暫く困らないわね」
あとの必要なのって 調味料 衣類 雑貨と色々と買って 町を出た
歩いて帰っていると 後ろを歩いている人が居ることに気がついた
「方向が一緒なだけよね……」
ちょっと怖くなったので 早足になってみると 向こうも 早足になっているようで 駆け足にしてみた
「やだ 絶対付いてきてる どうしよう」
魔法!
まだ使ったこと無い!
ひぇ!
怖い!
「ちょっと おじさん 何女の子つけ回してんの?」
「えっ?」
振り替えったら 黒髪の長身のお兄さんが付けてきていた人に喋っている
「はぁ?いく方向が一緒なだけだろう 何いってんだ ガキが」
「へぇ いく方向が 一緒で 町に入る時から ずっと後ついていくのかよ?」
そんな時から?気がつかなかった
「うるせえ!」
おじさんが お兄さんに殴りかかっていく
「当たるかよ!」
避けたと思ったら 背中をむけてるおじさんに 呪文?を唱えた
ドサっ
「?」
「大丈夫 眠りの魔法かけたから」
「眠りの魔法 あの 魔法使いさんですか?」
「まぁ 少しだけ使える」
「凄い!あ 助けていただいて ありがとうございます」
「いや たまにこんなことがあるから 気がついた時には ちょっと見届ける事にしてるんだ 怖かったろ」
「はい はじめてで」
「気を付けた方がいいよ 買い物は 一人で行くのはやめた方がいいな」
「でも 一人暮らしなので…」
「え?家族とかいないの?ていうか 森に一人で住んでるの?」
「ええ あ もうすぐなんで お礼したいので うちまで きてもらえませんか?」
「お礼はいいけど ちょっとどんなところなのか 見ときたいな 一人なんて危ないよ」
「アハハ こっちです」
二人話ながら歩いた
「俺 ジョシュアって言うんだ まぁ 色々やってる 別に怪しくないよ!って怪しい奴ほど言いそうだよな」
「大丈夫です 助けてもらっているので
信用してますよ」
「そう 君は名前は?」
「あ 来栖って言います」
「来栖ね わかった よろしく」
「こちらこそ よろしく」
すると家が見えてきた
「ここが 家です」
「ここに 一人ですんでるの?」
「はい!」
「へぇ うわ!」
いきなり ジョシュアが尻餅をついた
「ここだわ」
チリン
「いらっしゃいませ~」
「こんにちは さっき 串焼きの屋台のおじさんに ここ教えてもらって来ました」
「あぁ 兄さんね いらっしゃい 只今焼きたてもあるわよ!好きなの選んでねぇ」
「わぁ いい匂い!」
「でしょ?味見どうぞ」
「いいんですか?では 遠慮なく」
はむ
「美味しい!」
「あははは そういう顔を見るのが 嬉しいんだよね ゆっくり選んで」
「はい!」
前世でも これだけ美味しいパンはあまり食べたことがなかったわ 当たりよね!
「じゃあ これとこれと さっきの焼き立ていただいて すみません あの屋台のお兄さんの所で丸焼きのお肉買ったので それを挟んで食べたいんですが どれかオススメのパンありますか?」
「兄さんところの 丸焼きね あたしは このパンね お肉を削いで薄切りにして このパン日持ちするから 厚さを変えて野菜一緒にしたり アレンジ効くわよ」
「そうなんですね じゃあそれを下さい」
「まいど~ じゃあ1200カイね」
「はい」
「ちょうどだね これ おまけ食べて」
「うわあ ありがとうございます さっきお兄さんの方でもおまけ してもらっちゃいました 」
「そうなんだね なんか 解るわ だって美味しそうに食べてくれんだもん アハハ また来てよ」
「はい!ありがとうございます」
チリン
「よかったぁ パン屋さん美味しいところ見つかって これで暫く困らないわね」
あとの必要なのって 調味料 衣類 雑貨と色々と買って 町を出た
歩いて帰っていると 後ろを歩いている人が居ることに気がついた
「方向が一緒なだけよね……」
ちょっと怖くなったので 早足になってみると 向こうも 早足になっているようで 駆け足にしてみた
「やだ 絶対付いてきてる どうしよう」
魔法!
まだ使ったこと無い!
ひぇ!
怖い!
「ちょっと おじさん 何女の子つけ回してんの?」
「えっ?」
振り替えったら 黒髪の長身のお兄さんが付けてきていた人に喋っている
「はぁ?いく方向が一緒なだけだろう 何いってんだ ガキが」
「へぇ いく方向が 一緒で 町に入る時から ずっと後ついていくのかよ?」
そんな時から?気がつかなかった
「うるせえ!」
おじさんが お兄さんに殴りかかっていく
「当たるかよ!」
避けたと思ったら 背中をむけてるおじさんに 呪文?を唱えた
ドサっ
「?」
「大丈夫 眠りの魔法かけたから」
「眠りの魔法 あの 魔法使いさんですか?」
「まぁ 少しだけ使える」
「凄い!あ 助けていただいて ありがとうございます」
「いや たまにこんなことがあるから 気がついた時には ちょっと見届ける事にしてるんだ 怖かったろ」
「はい はじめてで」
「気を付けた方がいいよ 買い物は 一人で行くのはやめた方がいいな」
「でも 一人暮らしなので…」
「え?家族とかいないの?ていうか 森に一人で住んでるの?」
「ええ あ もうすぐなんで お礼したいので うちまで きてもらえませんか?」
「お礼はいいけど ちょっとどんなところなのか 見ときたいな 一人なんて危ないよ」
「アハハ こっちです」
二人話ながら歩いた
「俺 ジョシュアって言うんだ まぁ 色々やってる 別に怪しくないよ!って怪しい奴ほど言いそうだよな」
「大丈夫です 助けてもらっているので
信用してますよ」
「そう 君は名前は?」
「あ 来栖って言います」
「来栖ね わかった よろしく」
「こちらこそ よろしく」
すると家が見えてきた
「ここが 家です」
「ここに 一人ですんでるの?」
「はい!」
「へぇ うわ!」
いきなり ジョシュアが尻餅をついた
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