短編

ニッコリ瓢箪

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疑問の羅列

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もし仮に神という概念のないところに神という概念を放り込んだら、頭のおかしい人物であろう。
であれば、なぜ神は肉付けされ世界に広まったのか。

自然物を畏怖しそれを崇める自然崇拝の果てに、神の形はヒトであるのか。

神の従僕として神の住まう家を造り続けた人間は、なぜ神と人間が同形であると捉えたのか。

神を見た、声を聴いた、と語る人間はそうも語り継がれるほどに信用されたのか。

神を名乗る人物を果たして信じることが可能なのか。

私たちが信じる科学に間違いはないのか。

素粒子が最小単位である保証はどこにあるのか。

観測した物だけが事実であるのであれば、観測できない物は虚実であるのか。

幽霊の見える見えないは悪魔の証明ではないか。

UFOが同太陽系内から来ていると考え込むのはなぜか。

宇宙の果てを観測する術が正しいと考えるのはなぜか。

そも引力に斥力に、それらが発生する要因は何なのか。

存在意義を有しない生命体が存在するのはなぜだ。

存在意義を有する生命体との違いはなんだ。

そも存在することに意義があるのか。

私たちの思考はどこに向かえばいいのか。

何を目的とした進化なのだ。

生まれてから一度も姿形の変わらぬ彼らは何者なのか。

進化の度に姿形を変える彼らは何者なのか。

何をもってそれを真実だと定義するのか。

社会性という言葉はなんだ。

理性とはなにか。

我々にしか理性は備わっていないのか。

彼らの生態はそれが事実なのか。

物事を定義付けた証拠は正しいのか。その人物は公正であるのか。

生態系を崩すことが私たちの存在意義であると捉えることは可能か。

今や自然界に干渉できる私たちは神になったのか。

七十億も神は必要なのか。

八百万の神、、、

呪いとはなんだ。

場当たり的な言葉が世界的に広まるものなのか。

何をもって否定すれば確固たる根拠になる。
何をもって肯定すれば確固たる根拠になる。

生物とはなんだ、、、

遺伝情報とはなんだ

肉は、油は、皮はなんだ、、、

私たち以外に私たちはいないのか。

なぜ怪物たちは人型を取るのか。
それが最も恐怖であるからか、それともただの驕りか。

魔法の着想はどこから得たのか。

神社の形態をとったのは誰だ。

寺を考えたのは誰だ。

仮に小さな知識の積み重ねが今の私たちであるならば、神とはなんだ。

何が起きたら神の御業などになる。

仮にいたとしてなぜ姿を見せない。

遥か昔はその姿を見せていたのではないか。

なぜ我々人類を贔屓するのか。

私たちの祖先は自然に混ざりあって暮らしていたのではないのか。

なぜ自らを高等であると考える。

この思考に無駄があるとは考えないのか。

高等であるのであればなぜ思考を止めるのか。

進化とは何か、退化とは何か。

恐竜ってなんだ。

あんな巨体がなぜ生きられる。


何も分からないのに分かった気になっているのはなんでだ。
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