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登録者突破記念 おまけ
14.5 妖精王たちの会談
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「うふふ、面白い子。迷い人ってなんで面白い子ばかりなのかしら?」
サラを見送った妖精王たちはそのまま茶会を続行した。
「同感、奴等は面白いことこの得ないのじゃ」
ソォーはカップをソーサーに戻してお菓子に手を伸ばす。
今日はリバートのとこの妖精が持ってきた人間が作った砂糖菓子だ。
「しかし、ニコラスの子孫も迷い人とは……運命かもしれんなぁ」
「確かに、ちょっと運命感じちゃうわ。あの子ならあなたたちのことをどうにかしてくれるかもしれないわね」
「……そうだな、そしたらどんなに良いだろうか……」
ルスピニーは黄昏たように自分の配下たちを見つめた。
「いずれにせよ迷い人が現れたということは魔王が復活したというわけだ。我らは各自、自分達のできることをしようではないか」
「そうだね。実はさ最近いい感じの子がいるんだぁ。僕たち水と相性が良さそうな男の子」
「あ、それ俺もだ。風と相性のいいガキを見つけた。一応目をつけてる」
「あら、あなたもなのね。私も丁度火と相性のいい子を見つけたところよ」
「わしも~」
「……天変地異が起こるんじゃないか?」
喜ぶ皆を遠目にルリミアがぼそりと呟いた。
サラを見送った妖精王たちはそのまま茶会を続行した。
「同感、奴等は面白いことこの得ないのじゃ」
ソォーはカップをソーサーに戻してお菓子に手を伸ばす。
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「しかし、ニコラスの子孫も迷い人とは……運命かもしれんなぁ」
「確かに、ちょっと運命感じちゃうわ。あの子ならあなたたちのことをどうにかしてくれるかもしれないわね」
「……そうだな、そしたらどんなに良いだろうか……」
ルスピニーは黄昏たように自分の配下たちを見つめた。
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「あ、それ俺もだ。風と相性のいいガキを見つけた。一応目をつけてる」
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「……天変地異が起こるんじゃないか?」
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