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青天の……
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「は?!」
見慣れた天井にあるのは、自分の体ほどもあるかという瞳。
ただただ驚き、腰を抜かして見上げ、これは夢? 夢じゃない? どっち?! と狼狽えていた所、瞳がまばたきをしながら聞いてきました。
「ねぇ、私の声聞こえてるんでしょ?」
聞こえてますよ、それはもう。
ただ驚きすぎて返事がすぐに出てこず、こくこくと頭を縦に振って頷くことしかできないだけです。
「あ~、腰抜かしちゃってびっくりしちゃった感じ? まぁ、仕方ないか。急に話しかけられればそうなるよねぇ。んじゃ勝手で悪いけど、ちょいと鑑定しちゃうね。……へぇ、28歳独身で、アパートで一人暮らしの会社員。彼女なし&童貞。ふぅん、真面目ちゃんかぁ、馬鹿よりは良いよね。28かぁ、22くらいが良かったんだけどなぁ、でも肌感とかまだまだ若そうだし、容姿はいくらでも変えようと思えば変えられるしね」
なんだかナチュラルに失礼なことを言われたような気がしましたが、声はこちらにお構いなしに話を進めました。
「ねぇ、今私困っちゃってんのよ。で、どうしようもない愚痴を吐き捨ててる最中にアンタを見つけたわけ。ちょっと年食ってるけど、アンタは私の理想像のままなんだよね。だからねぇ、これもなにかの縁だと思うんだ。なので、交換しよ」
「こ、交換?」
ようやく言葉を出せば、瞳が非常に悪いようにニヤリと微笑んだのがわかりました。
「あの、なんか、企んでませんか?」
「あは! まさか!」
そう言っている瞳は、非常に策略的な印象を与えてくるのです。
「ところでさ、今から『せーの』っていうから『チェンジ』って言ってみて」
「は?」
「せーのって言ったら同時にね!」
「いや、え?」
「いくわよ、せーの」
矢継ぎ早に言われたため、考える間もなく思わず僕の口が動きます。
「「チェンジ」」
その瞬間でした。
くらりとめまいがしたかと思えば、何かに吸い込まれるような感覚に陥り、意識を失う直前には、あのはつらつとした陽キャな、
「マジありがとう! お互い頑張ろうね~」
という声が聞こえ、「何がだぁー! 」と叫びながら暗転したのです。
そして、再び目を覚ました時、目の前には見知らぬ天蓋が見え、頭がくらくらする中、上体を起こして、ふぅと息を吐きつつ下をみれば、なんとまぁ見覚えのないものが。
色白のそれには「谷間」という、当然ながら今まで自分の体ではお目にかかったことのないものがあり、そこは非常に深い渓谷でございました。
恐る恐る触れてみれば、ふわりと柔らかく両手に収まりきらないたわわなモノで、ちょっと下から叩き上げてみれば、たゆんたゆんするのです。
「……は?」
ただただ、何が起きたのかわかっているけど分からない状態で、これがついているということは、もしかして……と、股間に手を伸ばせば、28年間繁殖活動に使われること無く、ただ、日々の排泄作業と自己性処理のみでともに歩んできた相棒は跡形もなく消え去っていました。
見慣れた天井にあるのは、自分の体ほどもあるかという瞳。
ただただ驚き、腰を抜かして見上げ、これは夢? 夢じゃない? どっち?! と狼狽えていた所、瞳がまばたきをしながら聞いてきました。
「ねぇ、私の声聞こえてるんでしょ?」
聞こえてますよ、それはもう。
ただ驚きすぎて返事がすぐに出てこず、こくこくと頭を縦に振って頷くことしかできないだけです。
「あ~、腰抜かしちゃってびっくりしちゃった感じ? まぁ、仕方ないか。急に話しかけられればそうなるよねぇ。んじゃ勝手で悪いけど、ちょいと鑑定しちゃうね。……へぇ、28歳独身で、アパートで一人暮らしの会社員。彼女なし&童貞。ふぅん、真面目ちゃんかぁ、馬鹿よりは良いよね。28かぁ、22くらいが良かったんだけどなぁ、でも肌感とかまだまだ若そうだし、容姿はいくらでも変えようと思えば変えられるしね」
なんだかナチュラルに失礼なことを言われたような気がしましたが、声はこちらにお構いなしに話を進めました。
「ねぇ、今私困っちゃってんのよ。で、どうしようもない愚痴を吐き捨ててる最中にアンタを見つけたわけ。ちょっと年食ってるけど、アンタは私の理想像のままなんだよね。だからねぇ、これもなにかの縁だと思うんだ。なので、交換しよ」
「こ、交換?」
ようやく言葉を出せば、瞳が非常に悪いようにニヤリと微笑んだのがわかりました。
「あの、なんか、企んでませんか?」
「あは! まさか!」
そう言っている瞳は、非常に策略的な印象を与えてくるのです。
「ところでさ、今から『せーの』っていうから『チェンジ』って言ってみて」
「は?」
「せーのって言ったら同時にね!」
「いや、え?」
「いくわよ、せーの」
矢継ぎ早に言われたため、考える間もなく思わず僕の口が動きます。
「「チェンジ」」
その瞬間でした。
くらりとめまいがしたかと思えば、何かに吸い込まれるような感覚に陥り、意識を失う直前には、あのはつらつとした陽キャな、
「マジありがとう! お互い頑張ろうね~」
という声が聞こえ、「何がだぁー! 」と叫びながら暗転したのです。
そして、再び目を覚ました時、目の前には見知らぬ天蓋が見え、頭がくらくらする中、上体を起こして、ふぅと息を吐きつつ下をみれば、なんとまぁ見覚えのないものが。
色白のそれには「谷間」という、当然ながら今まで自分の体ではお目にかかったことのないものがあり、そこは非常に深い渓谷でございました。
恐る恐る触れてみれば、ふわりと柔らかく両手に収まりきらないたわわなモノで、ちょっと下から叩き上げてみれば、たゆんたゆんするのです。
「……は?」
ただただ、何が起きたのかわかっているけど分からない状態で、これがついているということは、もしかして……と、股間に手を伸ばせば、28年間繁殖活動に使われること無く、ただ、日々の排泄作業と自己性処理のみでともに歩んできた相棒は跡形もなく消え去っていました。
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