86 / 169
強引なのは君のせい-外-
しおりを挟む
やっと目的地の
スキー場へと到着した。
「わー!すごい」
「真っ白だねー」
葵ちゃんと凪ちゃん雪を見て
すでに楽しそうだ。
「先、受付済ませて荷物置こうぜ」
そして俺たちは受付を済ませ、
部屋へと向かった。
「本当に晴れてよかったな」
「あぁ、よかった」
「葵ちゃんも凪ちゃんも雪見て興奮してたな」
「二人とも楽しみにしてたからな」
ウェアに着替えて、
俺たちは二人を迎えに行った。
「着替えたー?入っていい?」
「はい、どうぞ」
部屋に入ると、ウェアに着替えた
二人が立っていた。
すると、伊織はびっくりしたような
顔をしていた。
「葵、、、そのウェア、、、」
伊織が葵ちゃんのウェアを見る。
伊織と同じ黒に赤のラインのウェア。
それを見て俺の心がもやっとする。
「なんだよお前らペアかよ」
「葵、ウェア花柄を買ったんじゃ、、、」
「やっぱり、、、お揃いがよくて次の日交換に行ったんです」
二人にしかわからない会話。
二人にしかわからない表情。
なぜか除け者にされた気分だ。
「、、、じゃあペア記念私が写真とってあげる」
そう言って凪ちゃんは、
伊織と葵ちゃんの写真を撮った。
外へ出たが、雪の真っ白さの中
俺の心はモヤモヤしたままだ。
「凪ちゃんはやったことあるんだよな?」
「はい、何回かは」
「じゃあ、俺が葵ちゃん教えるから、伊織と凪ちゃんは軽く滑ってこいよ」
伊織と葵ちゃんは
揃って驚いた表情をする。
「葵は俺が教えるよ」
「お前より俺の方が教えるのは上手いだろ」
「でも、、、」
俺もここは譲りたくない。
今日は強引にいかせてもらう。
「じゃあ、山下先輩宜しくお願いします!」
「うん任せて」
俺は初心者コースに行こうと
コースを指差した。
「じゃあ伊織また後で」
葵ちゃんは伊織と凪に手を振り
俺の後を歩いた。
伊織いいだろ?今日くらい。
いつも葵ちゃんと一緒に居るんだから。
俺だって一緒に居たいんだ。
スキー場へと到着した。
「わー!すごい」
「真っ白だねー」
葵ちゃんと凪ちゃん雪を見て
すでに楽しそうだ。
「先、受付済ませて荷物置こうぜ」
そして俺たちは受付を済ませ、
部屋へと向かった。
「本当に晴れてよかったな」
「あぁ、よかった」
「葵ちゃんも凪ちゃんも雪見て興奮してたな」
「二人とも楽しみにしてたからな」
ウェアに着替えて、
俺たちは二人を迎えに行った。
「着替えたー?入っていい?」
「はい、どうぞ」
部屋に入ると、ウェアに着替えた
二人が立っていた。
すると、伊織はびっくりしたような
顔をしていた。
「葵、、、そのウェア、、、」
伊織が葵ちゃんのウェアを見る。
伊織と同じ黒に赤のラインのウェア。
それを見て俺の心がもやっとする。
「なんだよお前らペアかよ」
「葵、ウェア花柄を買ったんじゃ、、、」
「やっぱり、、、お揃いがよくて次の日交換に行ったんです」
二人にしかわからない会話。
二人にしかわからない表情。
なぜか除け者にされた気分だ。
「、、、じゃあペア記念私が写真とってあげる」
そう言って凪ちゃんは、
伊織と葵ちゃんの写真を撮った。
外へ出たが、雪の真っ白さの中
俺の心はモヤモヤしたままだ。
「凪ちゃんはやったことあるんだよな?」
「はい、何回かは」
「じゃあ、俺が葵ちゃん教えるから、伊織と凪ちゃんは軽く滑ってこいよ」
伊織と葵ちゃんは
揃って驚いた表情をする。
「葵は俺が教えるよ」
「お前より俺の方が教えるのは上手いだろ」
「でも、、、」
俺もここは譲りたくない。
今日は強引にいかせてもらう。
「じゃあ、山下先輩宜しくお願いします!」
「うん任せて」
俺は初心者コースに行こうと
コースを指差した。
「じゃあ伊織また後で」
葵ちゃんは伊織と凪に手を振り
俺の後を歩いた。
伊織いいだろ?今日くらい。
いつも葵ちゃんと一緒に居るんだから。
俺だって一緒に居たいんだ。
0
お気に入りに追加
146
あなたにおすすめの小説
転生したら攻略対象者の母親(王妃)でした
黒木寿々
恋愛
我儘な公爵令嬢リザベル・フォリス、7歳。弟が産まれたことで前世の記憶を思い出したけど、この世界って前世でハマっていた乙女ゲームの世界!?私の未来って物凄く性悪な王妃様じゃん!
しかもゲーム本編が始まる時点ですでに亡くなってるし・・・。
ゲームの中ではことごとく酷いことをしていたみたいだけど、私はそんなことしない!
清く正しい心で、未来の息子(攻略対象者)を愛でまくるぞ!!!
*R15は保険です。小説家になろう様でも掲載しています。
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
第三側妃の私の仕事は拗らせた王太子の世話をする事です
富士山のぼり
恋愛
伯爵令嬢のアニエスは真の愛を見つけたらしい婚約者に婚約破棄をされてしまった。
しかし絶望したのもつかの間、なぜか国王から側妃に望まれる。
「お前は若いんだ。考え直す気はないか?」
「いいんです、お父様」
(もう男には何も期待しないわ)
そんな考えで側妃となったアニエスだがいよいよ初夜という時に国王から意外な提案をされる。
「王太子の女性嫌いを治してくれないか?」
「?」
実は王太子はある理由から女性を極力寄せ付けなくなっていた。
そんな王太子に女性を近づける方便としてアニエスが側妃に選ばれたのだった。
「別に誘惑しろとかいう訳ではない。年の近い家族として王太子の心を癒してやって欲しい」
「はあ……」
いきなりそんな事を云われても戸惑ってしまうんですが。
側妃に指名したのは王太子殿下の為だったのですか?
一大決心をして側妃となったのにその言葉にホッとした様な残念な様な……。
そんなアニエスと女性が苦手な年下の王太子の話。
※視点が時々変わりますのでご注意ください。
※小説家になろうの方にも掲載しています。あちらが修正版です。
浮気くらいで騒ぐなとおっしゃるなら、そのとおり従ってあげましょう。
Hibah
恋愛
私の夫エルキュールは、王位継承権がある王子ではないものの、その勇敢さと知性で知られた高貴な男性でした。貴族社会では珍しいことに、私たちは婚約の段階で互いに恋に落ち、幸せな結婚生活へと進みました。しかし、ある日を境に、夫は私以外の女性を部屋に連れ込むようになります。そして「男なら誰でもやっている」と、浮気を肯定し、開き直ってしまいます。私は夫のその態度に心から苦しみました。夫を愛していないわけではなく、愛し続けているからこそ、辛いのです。しかし、夫は変わってしまいました。もうどうしようもないので、私も変わることにします。
前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい【完結】
迷い人
恋愛
私、シア・エムリスは英知の塔で知識を蓄えた、賢者。
ある日、賢者の天敵に襲われたところを、人獣族のランディに救われ一目惚れ。
自らの有能さを盾に婚姻をしたのだけど……夫であるはずのランディは、私よりも幼馴染が大切らしい。
「だから、王様!! この婚姻無効にしてください!!」
「My天使の願いなら仕方ないなぁ~(*´ω`*)」
※表現には実際と違う場合があります。
そうして、私は婚姻が完全に成立する前に、離婚を成立させたのだったのだけど……。
私を可愛がる国王夫婦は、私を妻に迎えた者に国を譲ると言い出すのだった。
※AIイラスト、キャラ紹介、裏設定を『作品のオマケ』で掲載しています。
※私の我儘で、イチャイチャどまりのR18→R15への変更になりました。 ごめんなさい。
キケンなバディ!
daidai
ミステリー
本作は架空の昭和時代を舞台にしたレトロな探偵物語。ハードボイルドコメディです。
1984年の夏、梅雨の終わり頃、神戸の和田岬に謎の女性が流れ着いた。謎の女性は瀕死状態であったが、偶然発見した私立探偵〝真部達洋(まなべたつひろ)〟に救われて一命を取り留めた。だが。彼女は過去の記憶を失って自分の名前すら分からなかった。
ひょんなことから真部探偵が謎の女性に面倒を見ることになり、彼女は〝山口夏女(やまぐちなつめ)〟と名付けられた。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
冷酷王子が記憶喪失になったら溺愛してきたので記憶を戻すことにしました。
八坂
恋愛
ある国の王子であり、王国騎士団長であり、婚約者でもあるガロン・モンタギューといつものように業務的な会食をしていた。
普段は絶対口を開かないがある日意を決して話してみると
「話しかけてくるな、お前がどこで何をしてようが俺には関係無いし興味も湧かない。」
と告げられた。
もういい!婚約破棄でも何でも好きにして!と思っていると急に記憶喪失した婚約者が溺愛してきて…?
「俺が君を一生をかけて愛し、守り抜く。」
「いやいや、大丈夫ですので。」
「エリーゼの話はとても面白いな。」
「興味無いって仰ってたじゃないですか。もう私話したくないですよ。」
「エリーゼ、どうして君はそんなに美しいんだ?」
「多分ガロン様の目が悪くなったのではないですか?あそこにいるメイドの方が美しいと思いますよ?」
この物語は記憶喪失になり公爵令嬢を溺愛し始めた冷酷王子と齢18にして異世界転生した女の子のドタバタラブコメディである。
※直接的な性描写はありませんが、匂わす描写が出てくる可能性があります。
※誤字脱字等あります。
※虐めや流血描写があります。
※ご都合主義です。
ハッピーエンド予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる