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無意識にでた言葉-表-
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今日も無事1日が終わった。
すると、廊下からは女子たちの
黄色い声援が飛んでいた。
すると私の教室の扉が開き、
声援の正体である最上先輩が顔を覗かせる。
「双葉」
「、、最上先輩」
「一緒に帰ろう」
携帯電話を見に行く約束をしていたのだ。
学校を出ると、家とは逆方向の
駅前にあるショッピングモールへと行くことにした。
携帯ショップには色とりどりの
携帯電話が並んでいた。
正直機械には疎い方で、
どれがいいかわからない。
私は一番最新機種であろう、携帯に触れる。
「何色が好き?」
最上先輩が横へと立つ。
「小物だったら赤とかピンク、、服は白か黒ですかね」
「じゃあこっちにしなよ」
最上先輩が隣にあった、
ピンク色の、携帯電話を渡す。
すると女性の店員さんが声を掛けてくる。
「こちらオススメの機種ですよ」
「そうなんですか」
「俺と色違いだから、操作教えられるし」
「、、、、、」
「素敵な彼氏さんですね」
"彼氏"なぜかその言葉が、
耳にまとわりつく。
「彼氏じゃないです」
「えっ?」
私はハッとした。
無意識にでた言葉に戸惑う。
店員さんが困った顔をして
こちらを見ている。
「彼氏でしょ、照れてんの?」
私の肩に手を回すと
最上先輩がフォローを入れる。
「すみません、なんか恥ずかしくて」
「これから沢山言われるんだから慣れとけよな」
「はい、、、あの携帯これにします」
私は店員さんに携帯電話を渡した。
すると、廊下からは女子たちの
黄色い声援が飛んでいた。
すると私の教室の扉が開き、
声援の正体である最上先輩が顔を覗かせる。
「双葉」
「、、最上先輩」
「一緒に帰ろう」
携帯電話を見に行く約束をしていたのだ。
学校を出ると、家とは逆方向の
駅前にあるショッピングモールへと行くことにした。
携帯ショップには色とりどりの
携帯電話が並んでいた。
正直機械には疎い方で、
どれがいいかわからない。
私は一番最新機種であろう、携帯に触れる。
「何色が好き?」
最上先輩が横へと立つ。
「小物だったら赤とかピンク、、服は白か黒ですかね」
「じゃあこっちにしなよ」
最上先輩が隣にあった、
ピンク色の、携帯電話を渡す。
すると女性の店員さんが声を掛けてくる。
「こちらオススメの機種ですよ」
「そうなんですか」
「俺と色違いだから、操作教えられるし」
「、、、、、」
「素敵な彼氏さんですね」
"彼氏"なぜかその言葉が、
耳にまとわりつく。
「彼氏じゃないです」
「えっ?」
私はハッとした。
無意識にでた言葉に戸惑う。
店員さんが困った顔をして
こちらを見ている。
「彼氏でしょ、照れてんの?」
私の肩に手を回すと
最上先輩がフォローを入れる。
「すみません、なんか恥ずかしくて」
「これから沢山言われるんだから慣れとけよな」
「はい、、、あの携帯これにします」
私は店員さんに携帯電話を渡した。
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