上 下
104 / 145

EPISODE98

しおりを挟む
「この前見たく、ヤンキーに絡まれてるヒロインを純赤のレッドが救うストーリーでいいんじゃない?」
「ふぁ?」
俺が本能と戦っていたら、突如そう呟く実莉に俺は変な声を出してしまった。
「ダメだった?」
「い、いや、いいと思う」
正直、どんな内容か聞いてなかったけど、俺はそう返す。
「それじゃ、脚本係の田中本田くんに渡しとくね」
田中本田・・・・言っちゃ悪いが、めっちゃ変な名前。




1週間後・・・本格的に劇の練習が始まって来た。
「ハハハ、オレタチハ純赤ノレッド。ソコノオ前、少女ヲ離セ」
「カットカット!ちょっと、遠藤くん。もっと心を込めて」
俺は1週間でチキンへと戻っていた。
「いや、だって・・・・めっちゃ見てくるし・・・・」
大勢に見つめられると鼓動が早くなって、変な気分になるよね?それが緊張です。
「OK、それじゃ、一旦今役のない人は教室から出てくよ。それでやって見て」
田中本田がそう言うとクラスみんなは廊下へと出ていく。
あれ?こいつらって、意外といいヤツら・・・・?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

結構な性欲で

ヘロディア
恋愛
美人の二十代の人妻である会社の先輩の一晩を独占することになった主人公。 執拗に責めまくるのであった。 彼女の喘ぎ声は官能的で…

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

私は何人とヤれば解放されるんですか?

ヘロディア
恋愛
初恋の人を探して貴族に仕えることを選んだ主人公。しかし、彼女に与えられた仕事とは、貴族たちの夜中の相手だった…

これ以上ヤったら●っちゃう!

ヘロディア
恋愛
彼氏が変態である主人公。 いつも自分の部屋に呼んで戯れていたが、とうとう彼の部屋に呼ばれてしまい…

初めてなら、本気で喘がせてあげる

ヘロディア
恋愛
美しい彼女の初めてを奪うことになった主人公。 初めての体験に喘いでいく彼女をみて興奮が抑えられず…

処理中です...