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EPISODE72

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「ここが会場か・・・」
公園のような所を貸し切ってやるらしく、会場はただの公園だった。人はほとんどがスタッフで参加者が見当たらない。
「さ、早くエントリーしちゃお」
そう言い、受付行くと知り合いに会った。
「神美先輩!細見先輩!」
「お、修くんと早美怜ちゃん!2人も水鉄砲大会に?」
「はい!」
「敵どうしだけど、頑張ろうね」
そう話していると、受付の人から「参加者ですか?」と、か細い声が出た。
「はい」
そう答えると、嬉しそうに涙目になる。
「ありがとうございます、ありがとうございます。もうエントリー終了まで残り数分なのに誰も来ないから今年はゼロ人だと思いました・・・・・賞金は2チーム両方に差し上げますので、どうかここに名前とチーム名を」
あれ?今両方に賞金くれるって言った?てか、俺ら以外誰もいないの?
「えぇー」
確定で賞金貰えるんでしょ?勝ったじゃん!やっほー!てか、参加者俺らだけってどんだけ不人気なんだよ。
「修も早く名前書いて!」
そう急かされたので自分の名前を書く。その下の空欄にはチーム名と書かれていた。
「なぁ早美怜、俺らのチーム名と言えばあれだよな・・・・」
「・・・当たり前でしょ」
そう言われたので、俺は下に純赤のレッドと書くのであった。
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