63 / 139
エターナルシア遺跡占領作戦
街を占領するタイプのJK
しおりを挟む
ヨイニ、カタン、そして私の3人でテーブルを囲んで地図を見下ろす。シュクレちゃんは近くで恐縮そうに固まっている。
「で、PK撲滅連合はどれぐらい動員できるの?」
私の質問にカタンが半透明のウィンドウを確認する。
「今エターナルシアに入っているのは大体150人ぐらいだな」
「えっやば、数だけはすごいね」
「じゃあメメントモリの動員数を言ってみろよ」
「な、70人……」
「クランマスターの呼びかけで総数の3割も集められない奴が偉そうなこと言ってるんじゃねぇ!!」
「ぐぅ……!」
私とカタンが不毛な言い合いを始めたのを見てヨイニが割って入る。
「あはは、でもそれだけの数がいれば各門50人配置できるね」
「そうだな。門の封鎖は任せてくれて良い。だが門周辺にいるプレイヤーの排除は俺たちにはできないぞ」
「まーPK撲滅を掲げるクランが率先して一般プレイヤーもPKする訳にはいかないよね。そこはメメントモリが引き受けるよ」
「ダンジョンのモンスターとPKの対応はフォートシュロフ神聖騎士団が対応する」
「門の制圧が完了したらメメントモリも内部の殲滅に合流するね」
「よし、段取りはこんなもんで良いだろ。俺たちと違ってメメントモリは細かく決めても意味ねぇだろうし」
クランチャットで皆に声をかける。
「皆のものー! まずは門を順番に制圧するぞー! その後に中を殲滅するぞー!」
「おせぇ!!」
「チキン冷めたぞ!」
「敵味方の区別はどうするんだー!」
「みんな右肩に黄色い布を巻けー!」
「ひゃっはー!」
作戦を開始しておおよそ1時間が経過した。私は王座に腰を下ろしてまったりとしている。
各門の制圧、そして内部の殲滅はスムーズに進行していた。まぁ、そりゃそうだよね。通常、プレイヤー達のパーティは最大でも8人体制で、それを狙うPKプレイヤー達もそれを想定した戦力しか持ってきていない。
それに対して私たちは、100人規模の大人数で組織的に襲いかかっているんだ。負ける方が難しい。
「ここも、違うみたいです」
私の後、玉座の裏に書かれていた謎言語を解読していたシュクレちゃんが残念そうに呟く。
「そっかー、一番それっぽかったんだけどねー」
何せここに居たのは第1回イベントのレイドボスだったキングゴブリンだ。普通に美味しいレアドロップも有ったし期待していたんだけどね。
「あ、でもこの文章を解析すれば指揮系のスキルは得られそうです」
「えっそれって結構……闇深くない?」
「完成したら僕にも教えてね」
ステンドグラスを見ていたヨイニが近寄ってきて答えた。今は協力関係だけど、イベントとなればバリバリにライバルだ。できればシュクレちゃんの研究成果は独占したかったけど、聞き逃してくれなかったか。
「でもここに無いとしたらあとはどこかなー」
「そう言えばシュクレちゃん、時間は大丈夫なの?」
ヨイニの質問にシュクレちゃんが小さく頷く。
「は、はい。今日は何時まででも大丈夫です」
まじか。
詳しい事は知らないけど、言動から察するにシュクレちゃんは小学生から中学生ぐらいの年齢だ。
「学校とか大丈夫なの? 睡眠は大事だよ?」
「最近はあまり行っていないので」
おおっとこれは地雷を踏み抜いた気がする。
「そ、そっか……」
私とシュクレちゃんの間で、短い沈黙の時間が流れる。彼女は虚空を見つめながら口を開いた。
「アニーさんは、会話が上手ですよね。どうやったら色々な人と上手に会話できる様になるんですか?」
「え、私ってあまりコミュ力強い方じゃ無いよ? シュクレちゃんだって普通に会話できてるじゃん」
「私は、話しているとどうしても、どもっちゃったり、学校とかで沢山の人と一緒に話すと何を言っているのか全然わからなくて……」
「あーそう言うタイプね」
「え?」
私も偉そうなことを言える様な立場じゃ無いけど、悩める小学生にアドバイスをする程度には人生経験はあるつもりだ。
「例えば"てにをは"がちょっと違うとか、同じ物事について話しているはずなのに、ちょっと表現が違うと全く違うことを話している様に感じて話を失わない?」
「は、はい!」
「伝えようとしている意図が相手に全く通じなくて、違う風に解釈されちゃったり?」
「します!」
「世の中の人ってさ、目に見える態度ほどは相手の言葉をちゃんと理解してないんだよね。体感だけど70%ぐらいしか分かってないんじゃ無いかな?」
「えっでもそれじゃ会話が……」
「後はその場の勢いとか、相手に対する印象とかで適当に言葉を補完して都合が良い様に解釈して会話してるの。これは人類の脳機能だから、まあ言ってしまえば普通のこと何だけど」
「そういう……ものなんですね」
「だから多分なんだけど、この脳のフィルターが他の人とズレている場合があるんじゃ無いかな?」
「でもそんなことしたら、相手の意図と違う解釈をしちゃいませんか?」
「そうだね、でもそれは相手から違うって言われてから訂正すれば良いわけじゃん? 自分の中で相手の言葉に対する解釈をこねくり回すよりずっと早いでしょ?」
シュクレちゃんが私の話をエルフ耳をピコピコさせながら聞いている。ごめんね、私はシュクレちゃん耳語検定を履修してないんだ。でも私だって、最近はちょっとだけ他人の心が分かる様になってきた。
「でもこれってさ、別にできないからってその人が劣っているって事は無いよ」
「え?」
「世界中に色々な考えの人がいて、みんな何かしら"普通"からは外れちゃう部分があって、みんなちょっとずつ無理して生きているんだよ。客観的に考えて、あらゆる意味で健全で普通な人間ってそれはそれで異常じゃ無い?」
「……でも私は、もっと普通が良かったです」
「そうだね、私も普通とはちょっとだけ違うからその気持ちは分かるよ。さっきは優劣なんて無いって言ったけど、やっぱりその個性が現代社会にとってどれぐらいの価値があるかって差異は存在しちゃうから」
「私は、どうしたら良いんでしょうか?」
「んー、個人的な感想だけど……弱点の改善は程々に頑張って、周りが弱点なんて気にしてられなくなるぐらいの強みを持てば良いんじゃ無いかな?」
シュクレちゃんは驚いた様に私の方を見上げた。
「それで、良いんですか?」
「だってそれってゲームで言えば魔法職に近接戦闘やらせてる様な物じゃん。そりゃできて困る事は無いだろうけど、本業はそこじゃ無いっていうか」
「あはは、アニーさんらしいですね。そんな風に言ってくれる人、誰もいませんでした」
シュクレちゃんが吹き出す様に笑顔を浮かべて答えた。涙目以外の彼女は非常にレアだ。
「まー多数派の人には分からない感覚だよね。私たちみたいな未成年の場合、ただの努力不足なのか本当に頑張ってもできないのかって外からだと分からないから、その点は自分で判断するしか無いのが難しいよね」
「私、頑張ってみます!」
「がんばえー」
「で、PK撲滅連合はどれぐらい動員できるの?」
私の質問にカタンが半透明のウィンドウを確認する。
「今エターナルシアに入っているのは大体150人ぐらいだな」
「えっやば、数だけはすごいね」
「じゃあメメントモリの動員数を言ってみろよ」
「な、70人……」
「クランマスターの呼びかけで総数の3割も集められない奴が偉そうなこと言ってるんじゃねぇ!!」
「ぐぅ……!」
私とカタンが不毛な言い合いを始めたのを見てヨイニが割って入る。
「あはは、でもそれだけの数がいれば各門50人配置できるね」
「そうだな。門の封鎖は任せてくれて良い。だが門周辺にいるプレイヤーの排除は俺たちにはできないぞ」
「まーPK撲滅を掲げるクランが率先して一般プレイヤーもPKする訳にはいかないよね。そこはメメントモリが引き受けるよ」
「ダンジョンのモンスターとPKの対応はフォートシュロフ神聖騎士団が対応する」
「門の制圧が完了したらメメントモリも内部の殲滅に合流するね」
「よし、段取りはこんなもんで良いだろ。俺たちと違ってメメントモリは細かく決めても意味ねぇだろうし」
クランチャットで皆に声をかける。
「皆のものー! まずは門を順番に制圧するぞー! その後に中を殲滅するぞー!」
「おせぇ!!」
「チキン冷めたぞ!」
「敵味方の区別はどうするんだー!」
「みんな右肩に黄色い布を巻けー!」
「ひゃっはー!」
作戦を開始しておおよそ1時間が経過した。私は王座に腰を下ろしてまったりとしている。
各門の制圧、そして内部の殲滅はスムーズに進行していた。まぁ、そりゃそうだよね。通常、プレイヤー達のパーティは最大でも8人体制で、それを狙うPKプレイヤー達もそれを想定した戦力しか持ってきていない。
それに対して私たちは、100人規模の大人数で組織的に襲いかかっているんだ。負ける方が難しい。
「ここも、違うみたいです」
私の後、玉座の裏に書かれていた謎言語を解読していたシュクレちゃんが残念そうに呟く。
「そっかー、一番それっぽかったんだけどねー」
何せここに居たのは第1回イベントのレイドボスだったキングゴブリンだ。普通に美味しいレアドロップも有ったし期待していたんだけどね。
「あ、でもこの文章を解析すれば指揮系のスキルは得られそうです」
「えっそれって結構……闇深くない?」
「完成したら僕にも教えてね」
ステンドグラスを見ていたヨイニが近寄ってきて答えた。今は協力関係だけど、イベントとなればバリバリにライバルだ。できればシュクレちゃんの研究成果は独占したかったけど、聞き逃してくれなかったか。
「でもここに無いとしたらあとはどこかなー」
「そう言えばシュクレちゃん、時間は大丈夫なの?」
ヨイニの質問にシュクレちゃんが小さく頷く。
「は、はい。今日は何時まででも大丈夫です」
まじか。
詳しい事は知らないけど、言動から察するにシュクレちゃんは小学生から中学生ぐらいの年齢だ。
「学校とか大丈夫なの? 睡眠は大事だよ?」
「最近はあまり行っていないので」
おおっとこれは地雷を踏み抜いた気がする。
「そ、そっか……」
私とシュクレちゃんの間で、短い沈黙の時間が流れる。彼女は虚空を見つめながら口を開いた。
「アニーさんは、会話が上手ですよね。どうやったら色々な人と上手に会話できる様になるんですか?」
「え、私ってあまりコミュ力強い方じゃ無いよ? シュクレちゃんだって普通に会話できてるじゃん」
「私は、話しているとどうしても、どもっちゃったり、学校とかで沢山の人と一緒に話すと何を言っているのか全然わからなくて……」
「あーそう言うタイプね」
「え?」
私も偉そうなことを言える様な立場じゃ無いけど、悩める小学生にアドバイスをする程度には人生経験はあるつもりだ。
「例えば"てにをは"がちょっと違うとか、同じ物事について話しているはずなのに、ちょっと表現が違うと全く違うことを話している様に感じて話を失わない?」
「は、はい!」
「伝えようとしている意図が相手に全く通じなくて、違う風に解釈されちゃったり?」
「します!」
「世の中の人ってさ、目に見える態度ほどは相手の言葉をちゃんと理解してないんだよね。体感だけど70%ぐらいしか分かってないんじゃ無いかな?」
「えっでもそれじゃ会話が……」
「後はその場の勢いとか、相手に対する印象とかで適当に言葉を補完して都合が良い様に解釈して会話してるの。これは人類の脳機能だから、まあ言ってしまえば普通のこと何だけど」
「そういう……ものなんですね」
「だから多分なんだけど、この脳のフィルターが他の人とズレている場合があるんじゃ無いかな?」
「でもそんなことしたら、相手の意図と違う解釈をしちゃいませんか?」
「そうだね、でもそれは相手から違うって言われてから訂正すれば良いわけじゃん? 自分の中で相手の言葉に対する解釈をこねくり回すよりずっと早いでしょ?」
シュクレちゃんが私の話をエルフ耳をピコピコさせながら聞いている。ごめんね、私はシュクレちゃん耳語検定を履修してないんだ。でも私だって、最近はちょっとだけ他人の心が分かる様になってきた。
「でもこれってさ、別にできないからってその人が劣っているって事は無いよ」
「え?」
「世界中に色々な考えの人がいて、みんな何かしら"普通"からは外れちゃう部分があって、みんなちょっとずつ無理して生きているんだよ。客観的に考えて、あらゆる意味で健全で普通な人間ってそれはそれで異常じゃ無い?」
「……でも私は、もっと普通が良かったです」
「そうだね、私も普通とはちょっとだけ違うからその気持ちは分かるよ。さっきは優劣なんて無いって言ったけど、やっぱりその個性が現代社会にとってどれぐらいの価値があるかって差異は存在しちゃうから」
「私は、どうしたら良いんでしょうか?」
「んー、個人的な感想だけど……弱点の改善は程々に頑張って、周りが弱点なんて気にしてられなくなるぐらいの強みを持てば良いんじゃ無いかな?」
シュクレちゃんは驚いた様に私の方を見上げた。
「それで、良いんですか?」
「だってそれってゲームで言えば魔法職に近接戦闘やらせてる様な物じゃん。そりゃできて困る事は無いだろうけど、本業はそこじゃ無いっていうか」
「あはは、アニーさんらしいですね。そんな風に言ってくれる人、誰もいませんでした」
シュクレちゃんが吹き出す様に笑顔を浮かべて答えた。涙目以外の彼女は非常にレアだ。
「まー多数派の人には分からない感覚だよね。私たちみたいな未成年の場合、ただの努力不足なのか本当に頑張ってもできないのかって外からだと分からないから、その点は自分で判断するしか無いのが難しいよね」
「私、頑張ってみます!」
「がんばえー」
11
お気に入りに追加
206
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
アルケミア・オンライン
メビウス
SF
※現在不定期更新中。多忙なため期間が大きく開く可能性あり。
『錬金術を携えて強敵に挑め!』
ゲーム好きの少年、芦名昴は、幸運にも最新VRMMORPGの「アルケミア・オンライン」事前登録の抽選に当選する。常識外れとも言えるキャラクタービルドでプレイする最中、彼は1人の刀使いと出会う。
宝石に秘められた謎、仮想世界を取り巻くヒトとAIの関係、そして密かに動き出す陰謀。メガヒットゲーム作品が映し出す『世界の真実』とは────?
これは、AIに愛され仮想世界に選ばれた1人の少年と、ヒトになろうとしたAIとの、運命の戦いを描いた物語。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
性欲排泄欲処理系メイド 〜三大欲求、全部満たします〜
mm
ファンタジー
私はメイドのさおり。今日からある男性のメイドをすることになったんだけど…業務内容は「全般のお世話」。トイレもお風呂も、性欲も!?
※スカトロ表現多数あり
※作者が描きたいことを書いてるだけなので同じような内容が続くことがあります
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
Beyond the soul 最強に挑む者たち
Keitetsu003
SF
西暦2016年。
アノア研究所が発見した新元素『ソウル』が全世界に発表された。
ソウルとは魂を形成する元素であり、謎に包まれていた第六感にも関わる物質であると公表されている。
アノア研究所は魂と第六感の関連性のデータをとる為、あるゲームを開発した。
『アルカナ・ボンヤード』。
ソウルで構成された魂の仮想世界に、人の魂をソウルメイト(アバター)にリンクさせ、ソウルメイトを通して視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、そして第六感を再現を試みたシミュレーションゲームである。
アルカナ・ボンヤードは現存のVR技術をはるかに超えた代物で、次世代のMMORPG、SRMMORPG(Soul Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)として期待されているだけでなく、軍事、医療等の様々な分野でも注目されていた。
しかし、魂の仮想世界にソウルイン(ログイン)するには膨大なデータを処理できる装置と通信施設が必要となるため、一部の大企業と国家だけがアルカナ・ボンヤードを体験出来た。
アノア研究所は多くのサンプルデータを集めるため、PVP形式のゲーム大会『ソウル杯』を企画した。
その目的はアノア研究所が用意した施設に参加者を集め、アルカナ・ボンヤードを体験してもらい、より多くのデータを収集する事にある。
ゲームのルールは、ゲーム内でプレイヤー同士を戦わせて、最後に生き残った者が勝者となる。優勝賞金は300万ドルという高額から、全世界のゲーマーだけでなく、格闘家、軍隊からも注目される大会となった。
各界のプロが競い合うことから、ネットではある噂が囁かれていた。それは……。
『この大会で優勝した人物はネトゲ―最強のプレイヤーの称号を得ることができる』
あるものは富と名声を、あるものは魂の世界の邂逅を夢見て……参加者は様々な思いを胸に、戦いへと身を投じていくのであった。
*お話の都合上、会話が長文になることがあります。
その場合、読みやすさを重視するため、改行や一行開けた文体にしていますので、ご容赦ください。
投稿日は不定期です
「小説家になろう」でも投稿していますが、投稿は終了しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる