差掛エッセイ

色白ゆうじろう

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剣道…武道と喧嘩のはざま

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祖父が存命の若い頃、アマチュアのボクサーをやっていました。

私は小学生の頃から剣道をやっていたのですが、どうも試合には勝てず、鬱屈としていました。

大人になってから、そもそも剣道が不向きで、もっと言えばタッチング系の本数制武道に絶望的に弱かったという原因が分かるのですが・・・

当時は負けん気や闘争心がないから手数が出なかったり、粘りがなかったのじゃないかと言われていました。

そこで、先のアマチュアボクサーの祖父が
「おい、よく聞け。試合も喧嘩なんだぞ」
「やられてクソ!何くそ!と思わんと勝てないぞ」
と私にアドバイスをくれていました。

それを聞いて母は
「ちがう。剣道は武道だから、喧嘩じゃない」
と反論していました。

祖父はボクサーということで、やはり格闘技的な視点で試合を捉えていたのだと思います。

私はボクシングの経験はありませんが、やはり打撃系の試合や、総合系の試合は(数える程の少ない出場ですが)殺伐としています。

殴り合い、時に相手を出血させ、痛めつける、果てはノックアウトさせるのでその側面が強いのだと思います。

柔道に関しては、組技競技ですが若干喧嘩腰になることもあります。足払いと見せかけて蹴ってくるやつとかいますし、相手を地面に叩きつけるという性質上、やや相手と喧嘩っぽくなってしまうこともなきにしもあらずです。

剣道は・・・どうですかね。

祖父のいう「喧嘩」もしっくり来ませんし、母がいうほど「武道」というクリーンなものでもない気がします。

首に竹刀の先端を引っかけて押す奴とか、場外狙いでめちゃくちゃに押してくるやつとかいるし・・・

そう考えたら「喧嘩」なんですけど、本数制なんですよね。しかも審判が目で見て判断するという。

ですから、軽い打ちでもホームタウンの審判が1本にしたり、どう考えても生身で撃ち合っても平気だという弱い打突を、音とタイミングと掛け声で1本にしてしまう。

そんなものを「喧嘩」なんて言えないよな。と私は祖父の言葉を聞きつつ思っていました。

しかし、そうは言っても、剣道も柔道も、果ては格闘技でもダーティファイターがいるように、武道や武術の根底とは
「戦い」「闘争」
であり、互いが闘志むき出しにして競い合うのは避けれないのではないかなと思います。

そう考えると剣道も祖父の言った通り「喧嘩」と言えるのかもしれません。

ルールを守ることは大前提です。
試合後はノーサイド・リスペクト。これも大切です。

ですが武道・格闘技である以上相手との「闘争」「戦い」「喧嘩」は避けれないのかもしれません。
悲しいですが。

僕はすぐ相手と和やかになろうとしたがるので、そこはやめた方がいいかも知れません。

という取り留めのない思いつきです。

そういえば、噂というか都市伝説というか聞いたのですが

剣道で足払いOKって本当ですか?

確かにYouTubeで足払いしている動画見たんですよね!

今度鍔迫り合いの時、足技で投げてみようかな。
頭打たないように。
剣道家受け身出来ないだろうから。
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