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24.*(レイモンドside)
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~レイモンドside~
精を吐き出したナオが、私に体重を預けてくる。
多分メグさんからもらったという紅茶は、催淫効果があるものだろう。
ナオの乱れようからして、効果はかなり強いようだ。
ナオがもぞもぞと動き出す。
「レイぃ、足りない。……俺、また立ってきちゃった」
にへらと赤い顔で私を見てくる。
確かに先程出したばかりだというのに、ナオの性器は緩く持ち上がっていた。
ずくんっと腹の奥が熱くなるのを感じる。
それに、ナオから漂う香りの様なものがいつもより濃い。
この感覚は……
体液でベタベタになったパンツをナオから脱がせると、可愛らしい性器が露になる。
先端を軽くつついてやると、びくりと体を震わせた。
「んぁっ」
竿を握り、先端を親指でぐりぐりと押し込むように弄ると固さを増していく。
「やっ……それ、だめっ……あぁっ!」
甘い喘ぎ声に、頭がくらくらする。
心臓が激しく音を立て、全身に汗が滲んだ。
どうしようもなく気持ちが昂り、自分の中心に熱が集まるのを感じる。
そして、もう自分の身には起こらないと思っていた現象が、再び現れた事に驚く。
やはり、この感覚は……発情期。
今なら、ナオから漂う香りのようなものをはっきりと感じる。
今までは微かすぎて定かでは無かったが、確信した。
…………ナオは私の運命の番だ。
ナオが私の股間が張り詰めている事に気が付き、そっと触れてくる。
「レイも立ってる……」
「っ、」
「一緒にきもち良くなる?」
ナオが首を傾げて、上目使いに見つめてくる。
あー、駄目だ……
「うわぁっ」
ガバッとナオを持ち上げると、ベッドまで運ぶ。
片手でナオをシーツに張り付けると、中途半端に着ていたパジャマを脱がせる。
ピンク色の乳首が露になり、思わず釘付けになる。
舌を這わせると、ナオが可愛らしい喘ぎをあげた。
「ひぁっ、……え、何で?そんなとこ気持ち良いはずないのに……ふあっ」
ナオ自身も自分の感覚の変化に戸惑っているようだ。
そんな様子が可愛らしくて、余計に苛めたくなる。
今度は、軽く乳首を噛んでみるとナオの腰が跳ねた。
「ぁああっ!?だめっ……ひっ、噛むのはだめ!」
駄目と良いながらも、ビクビクと反応しているナナオがいやらしい。
私はナオの乳首から口を離し、自分のズボンを寛げる。
下着をずらすと、窮屈にしていた性器が勢い良く飛び出す。
「……っ、レイの、おっきぃ」
私のを目にしてそう呟くナオを、ひっくり返して四つん這いにさせる。
お腹の下にクッションを入れると、そのまま腰だけを高くするような姿勢にする。
「ねぇ、この格好恥ずかしいんだけどっ」
「大丈夫だ、私しか見ていない」
「そーゆー事じゃっ───って、ちょっと!」
私はナオの蕾に、自分の性器を擦り付ける。
「ま、まって!流石に!」
「大丈夫だ、入れない。……腿をしっかり閉じろ」
「っ、」
ナオは素直に腿を閉じると静かになった。
私は息を吐きながらナオの腿の間に自分の性器を入れていく。
「くっ、」
「んぅ」
ナオのすべすべとした肌が気持ち良い……。
ナオの尻と自分の腰が当たる所まで進めると、一旦動きを止める。
「ナオ、動くぞ」
「うんっ」
ぎりぎりまでゆっくりと引き抜き、また戻す。
自分とナオの先走りが潤滑材の役割を果たし、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「ん、……あっ、俺のとレイのが擦れてるっ」
「ふっ、」
自分の息もどんどん荒くなってくる。
ナオの無防備な首筋に舌を這わせると、軽く歯を立てて甘噛みする。
「いっ、た!何で噛むんだよっ!」
「はぁっ、……ナオが可愛いからだ」
耳元でそう言うと、そのままナオの耳を舐める。
「ひっあっ!」
更に赤くなるナオが可愛い。
私は自分の限界が近いのを感じると、腰を動かすスピードを上げた。
「ああっ、激しっぃ……はぁっ、ああ、んっ」
「はぁっ、……んっ、……ふぅっ」
片方の手でナオの性器を握ると、素早く扱く。
「んぁっ!今触ったら、イっちゃうっ……あひっ」
先程気持ち良さげにしていた裏筋と先端を念入りに弄ると、ビクビクと反応を示し先走りが溢れてくる。
「はあぁっ!……ほんとにっ、もう……イ、クっ、……あっ、イク、からぁっ!」
「あぁっ、私もっ」
扱く手を素早く動かし、腰を強く打ち付ける。
「んぁあ~~~~~っ」
「くっ」
殆んど2人同時に果てると、ボスっとナオがベッドに倒れ込んだ。
顔を覗き込むと、すぅすぅと寝息を立てている。
紅茶の効果で昂っていた体が治まり、思い出された疲労によって眠ったのだろう。
ナオは私の運命の番だった。
驚きは余りなく、嬉しさが込み上げてくる。
しかし、ナオは運命の番について知っているのだろか?
それに、人間は番を認識できないと何処かで聞いたことがある。
……まぁ、良い。
ナオを怖がらせないよう、少しずつ私の事を好きになって貰おう。
しかし、今日のナオを思い出して、所構わず襲ってしまいそうになる自分が容易に想像できる。
……今日の事は、残念だがノーカウントだ。
ナオがちゃんと私と繋がりたいと思うまで手を出さない。
私は自分の首を自分で絞めていると分かっていながら、大切なナオに嫌われたくない一心でそんな誓いを立てた。
精を吐き出したナオが、私に体重を預けてくる。
多分メグさんからもらったという紅茶は、催淫効果があるものだろう。
ナオの乱れようからして、効果はかなり強いようだ。
ナオがもぞもぞと動き出す。
「レイぃ、足りない。……俺、また立ってきちゃった」
にへらと赤い顔で私を見てくる。
確かに先程出したばかりだというのに、ナオの性器は緩く持ち上がっていた。
ずくんっと腹の奥が熱くなるのを感じる。
それに、ナオから漂う香りの様なものがいつもより濃い。
この感覚は……
体液でベタベタになったパンツをナオから脱がせると、可愛らしい性器が露になる。
先端を軽くつついてやると、びくりと体を震わせた。
「んぁっ」
竿を握り、先端を親指でぐりぐりと押し込むように弄ると固さを増していく。
「やっ……それ、だめっ……あぁっ!」
甘い喘ぎ声に、頭がくらくらする。
心臓が激しく音を立て、全身に汗が滲んだ。
どうしようもなく気持ちが昂り、自分の中心に熱が集まるのを感じる。
そして、もう自分の身には起こらないと思っていた現象が、再び現れた事に驚く。
やはり、この感覚は……発情期。
今なら、ナオから漂う香りのようなものをはっきりと感じる。
今までは微かすぎて定かでは無かったが、確信した。
…………ナオは私の運命の番だ。
ナオが私の股間が張り詰めている事に気が付き、そっと触れてくる。
「レイも立ってる……」
「っ、」
「一緒にきもち良くなる?」
ナオが首を傾げて、上目使いに見つめてくる。
あー、駄目だ……
「うわぁっ」
ガバッとナオを持ち上げると、ベッドまで運ぶ。
片手でナオをシーツに張り付けると、中途半端に着ていたパジャマを脱がせる。
ピンク色の乳首が露になり、思わず釘付けになる。
舌を這わせると、ナオが可愛らしい喘ぎをあげた。
「ひぁっ、……え、何で?そんなとこ気持ち良いはずないのに……ふあっ」
ナオ自身も自分の感覚の変化に戸惑っているようだ。
そんな様子が可愛らしくて、余計に苛めたくなる。
今度は、軽く乳首を噛んでみるとナオの腰が跳ねた。
「ぁああっ!?だめっ……ひっ、噛むのはだめ!」
駄目と良いながらも、ビクビクと反応しているナナオがいやらしい。
私はナオの乳首から口を離し、自分のズボンを寛げる。
下着をずらすと、窮屈にしていた性器が勢い良く飛び出す。
「……っ、レイの、おっきぃ」
私のを目にしてそう呟くナオを、ひっくり返して四つん這いにさせる。
お腹の下にクッションを入れると、そのまま腰だけを高くするような姿勢にする。
「ねぇ、この格好恥ずかしいんだけどっ」
「大丈夫だ、私しか見ていない」
「そーゆー事じゃっ───って、ちょっと!」
私はナオの蕾に、自分の性器を擦り付ける。
「ま、まって!流石に!」
「大丈夫だ、入れない。……腿をしっかり閉じろ」
「っ、」
ナオは素直に腿を閉じると静かになった。
私は息を吐きながらナオの腿の間に自分の性器を入れていく。
「くっ、」
「んぅ」
ナオのすべすべとした肌が気持ち良い……。
ナオの尻と自分の腰が当たる所まで進めると、一旦動きを止める。
「ナオ、動くぞ」
「うんっ」
ぎりぎりまでゆっくりと引き抜き、また戻す。
自分とナオの先走りが潤滑材の役割を果たし、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「ん、……あっ、俺のとレイのが擦れてるっ」
「ふっ、」
自分の息もどんどん荒くなってくる。
ナオの無防備な首筋に舌を這わせると、軽く歯を立てて甘噛みする。
「いっ、た!何で噛むんだよっ!」
「はぁっ、……ナオが可愛いからだ」
耳元でそう言うと、そのままナオの耳を舐める。
「ひっあっ!」
更に赤くなるナオが可愛い。
私は自分の限界が近いのを感じると、腰を動かすスピードを上げた。
「ああっ、激しっぃ……はぁっ、ああ、んっ」
「はぁっ、……んっ、……ふぅっ」
片方の手でナオの性器を握ると、素早く扱く。
「んぁっ!今触ったら、イっちゃうっ……あひっ」
先程気持ち良さげにしていた裏筋と先端を念入りに弄ると、ビクビクと反応を示し先走りが溢れてくる。
「はあぁっ!……ほんとにっ、もう……イ、クっ、……あっ、イク、からぁっ!」
「あぁっ、私もっ」
扱く手を素早く動かし、腰を強く打ち付ける。
「んぁあ~~~~~っ」
「くっ」
殆んど2人同時に果てると、ボスっとナオがベッドに倒れ込んだ。
顔を覗き込むと、すぅすぅと寝息を立てている。
紅茶の効果で昂っていた体が治まり、思い出された疲労によって眠ったのだろう。
ナオは私の運命の番だった。
驚きは余りなく、嬉しさが込み上げてくる。
しかし、ナオは運命の番について知っているのだろか?
それに、人間は番を認識できないと何処かで聞いたことがある。
……まぁ、良い。
ナオを怖がらせないよう、少しずつ私の事を好きになって貰おう。
しかし、今日のナオを思い出して、所構わず襲ってしまいそうになる自分が容易に想像できる。
……今日の事は、残念だがノーカウントだ。
ナオがちゃんと私と繋がりたいと思うまで手を出さない。
私は自分の首を自分で絞めていると分かっていながら、大切なナオに嫌われたくない一心でそんな誓いを立てた。
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